東浩紀の著書。2001年11月、講談社現代新書。正式な書名は『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』。略称は「動ポモ」。
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)
注目の批評家による画期的論考!! 物語からデータベースへ
オタクたちの消費行動の変化が社会に与える大きな影響とは?
気鋭の批評家が鋭く論じる画期的な現代日本文化論!
出版社の紹介文より
オタクや萌え、そしてそれらに密接に結びつく90年代後半以降普及してきた「ギャルゲー」と呼ばれるオタク向けゲームやWebサイトなどのデジタルコンテンツの構造について、「データベース」をキーワードに解読する。ここで東が示した「萌え要素」という概念は、萌えを語る際に最も引用される。萌えに関する解答の1つの到達点。『戦闘美少女の精神分析』への回答でもあるので、読み比べてみることをすすめる。もちろん、オタクを語る上での最重要参考資料。
2008年2月に「GÉNÉRATION OTAKU -Les enfants de postmorernité"(オタク世代―ポストモダン性の子供たち)というタイトルでアシェット社からフランス語訳が出版された。