東京都府中市片町二丁目に存在する、京王電鉄とJR東日本「分倍河原」駅
共同使用駅で、駅舎の管理は京王電鉄が行っている。JRの駅員は配置されていないため、「みどりの窓口」はない。
構内は3層になっており、上層は京王線のりば(相対式ホーム2面2線)・中層は改札・下層は南武線のりば(相対式ホーム2面2線)となっている。
現在は両線の間にのりかえ改札がある。
出入口は北口と南口の2ヶ所のほか、南武線2番線から駅西側に出られる臨時出口があり、東芝府中事業所やNEC府中事業所への通勤者に利用されている。
この臨時出口は平日7:45〜8:15に開く定期券利用客専用のもので、JR府中本町駅の係員が出向して業務を行う。
京王線の駅は1925年(大正14年)に玉南電鉄「屋敷分駅」として開業、南武線の駅は1928年(昭和4年)に南武鉄道「屋敷分駅」として開業した。
その後1929年(昭和5年)に駅舎を統合し、現駅名となる。
駅名は「分倍」という表記を採用しているが、かつて構内にあった立食いそば「高幡そば」の店名は「分梅店」だった。
■ 京王線