読んだ本 大澤真幸『不可能性の時代』岩波新書 (2008) 大澤真幸『新世紀のコミュニズムへ』NHK出版新書 (2021) ヴァージニア・ウルフ『新装版 ある作家の日記』みすず書房 (2020) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『不可能性の時代』と『新世紀のコミュニズムへ』は両方とも100項までたどり着いた。 『不可能性の時代』はとっつきにくく、初めて読んだ日はさっぱり理解できなかったが読みつづけることで部分的に大澤氏の言いたいことが見えてきた。 大澤氏は戦後、日本社会は「理想の時代」から「虚構の時代」へとシフトしていったことを様々な殺人事件…