無断転載禁止 美容や健康維持のために利用される再生医療が、国立がん研究センターを含む研究グループによって行われた調査で注目を集めています。この調査では、再生医療における副作用報告の不足が指摘され、患者への影響が懸念されています。 国立がん研究センター研究支援センターの一家綱邦部長を含む研究グループは、「ステム・セル・リポーツ」誌でその結果を発表しました。再生医療は美容目的などで自由診療で行われており、その際には国の承認を得ずに行われることが一般的です。しかしこの自由診療において、副作用などの報告が正しく行われていない可能性が浮上しています。 2020年度において、再生医療が行われた約90の審査…