李氏は、胡錦濤(フージンタオ)前国家主席の政治基盤だった「共産主義青年団」(共青団)の押しも押されもしないエースだった。抜群の記憶力や堪能な英語力で知られ、後継者レースでは、胡氏の意中の人とみられていた。 しかし秀才肌の李氏は、党内での世渡りは不得手だったようだ。党幹部によると、次世代指導者候補に名を連ねた際、ライバルの習氏が当時の党指導者や長老へのあいさつ回りに余念がなかったのに対し、李氏は「腰が重かった」。これが、江沢民(ジアンズォーミン)元国家主席ら長老らの不興を買い、習氏との評価が逆転したという。 「世渡り下手」の党エリート、「習近平氏一強」に翻弄され冷遇の最後…李克強氏死去(読売新聞…
中国国営新華社通信は27日、中国の李克強(りこくきょう)前首相が同日未明に突発性の心臓病で死去したと伝えた。68歳。李氏は昨年10月の共産党大会まで習近平国家主席に次ぐ党序列2位を務め、3月に10年間務めた首相を退任して引退。胡錦濤前国家主席らを輩出した党の青年組織「中国共産主義青年団(共青団)」の出身者で、経済学博士号を持つ理論家として知られた。 中国・李克強前首相の突然の訃報に国内衝撃 8月には観光客に笑顔も (msn.com) 中国研究、日中関係、日中友好など 様々な研究が必要です。