作家
1959年、宮城県生まれ。宮城県立仙台第一高等学校卒業。
週刊誌記者、電気工等の職業につく傍ら、創作を志す。
1984年「木を接ぐ」で海燕新人賞を、1990年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、1991年『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞、1997年『遠き山に日は落ちて』で木山捷平文学賞、2004年『鉄塔家族』で大仏次郎賞を受賞。私小説作家として知られる。『群像』に連載した長編『ノルゲ』を講談社から2007年刊行。みずからも罹患しているアスベスト禍を告発した『石の肺』(新潮社)もある。
他に『雛の棲家』『一輪』などの著書がある。