佐々木 譲 (ささき じょう) 著述業・作家 生年月/1950年(昭和25年)3月 出生地/北海道・札幌 所属/日本ペンクラブ、日本推理作家協会、日本冒険作家クラブ 東京農業大学客員教授 専門・関心領域/幕末史、第二次大戦史、近代産業技術史、ジャーナリズム全般他 [佐々木譲 資料館より転記しました]
鉄騎兵、跳んだ (徳間文庫) ベルリン飛行指令 (新潮文庫) エトロフ発緊急電 (新潮文庫) 勇士は還らず 振り返れば地平線 (集英社文庫) 昭南島に蘭ありや
本記事では佐々木譲さんの小説『廃墟に乞う』を紹介します。 廃墟に乞う ・オージー好みの村 あらすじ ネタバレありの感想 ・廃墟に乞う あらすじ ネタバレありの感想 ・兄の想い あらすじ ネタバレありの感想 ・消えた娘 あらすじ ネタバレありの感想 ・博労沢の殺人 あらすじ ネタバレありの感想 ・復帰する朝 あらすじ ネタバレありの感想 登場人物 総評 廃墟に乞う 著者:佐々木譲 出版社:文藝春秋社 ページ数:366ページ 読了日:2023年11月29日 佐々木譲さんの『廃墟に乞う』。 直木賞受賞作。 ・オージー好みの村 あらすじ 任務がもとで心身を耗弱し休職した北海道警察の刑事・仙道孝司。 仙…
「ある警官が殺され、事件の黒幕として広域捜査隊のエース刑事パク・ガンユン(チョ・ジヌン)の名が浮上する。出処不明の支援金を受けて違法捜査を繰り返し、裏社会にも精通してきた彼の内偵調査を命じられたのは、新人刑事のチェ・ミンジェ(チェ・ウシク)だった。ガンユンと共に新種の麻薬を捜査しつつ、彼の身辺を調べるミンジェ。しかし捜査費の足りなさからガンユンが取った行動をきっかけにして、ミンジェは警察内部の秘密組織と彼らによる不正、そして警官だった父の殉職をめぐる真相を知る」シネマトゥデイ 面白かったです。 誰が悪者なのか、最後までわかりません。 おススメの1本なのでした。 それでは・・・。 2022年 韓…
本記事では佐々木譲さんの小説『警官の紋章』を紹介します。 北海道警察シリーズの三作目である。 警官の紋章 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 警官の紋章 著者:佐々木譲 出版社:角川春樹事務所 ページ数:435ページ 読了日:2023年8月8日 佐々木譲さんの『警官の紋章』。 北海道警察シリーズの第三弾。 あらすじ 小島百合はストーカー対策室の応援として、 婦女暴行犯を撃ち犯人逮捕の手柄をあげる。 その功績が認められて、 サミット態勢のため警備部警護課に出向して、 サミット担当特命大臣の上野麻里子のSPを務めることになる。 佐伯宏一は愛知県警の服部から佐伯が担当した 二…
面白かった。 単行本380ページ。長編だが、長さはあまり感じない。 作者である佐々木譲の名は、本作ではじめて知った。しかし、奥付には1979年に『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞、とある。このタイトルには見覚えがあった。このころ僕は、高田馬場にあるスクールで、文章作成の講座をとっていて、担当の先生が、同じ賞を受賞していた。たぶん、その関係で覚えていたのだと思うが、読んだことはなかった。また、以前本欄で紹介した『作家の値うち』(小川版)でも、警察小説の高評価に対して、佐々木の歴史小説に対する評価は今一つだった。 本作は、歴史小説にSFの要素を絡ませたもの。日中戦争、太平洋戦争で、日本は中国、米…
本記事では佐々木譲さんの小説『警察庁から来た男』を紹介します。 北海道警察シリーズの二作目である。 警察庁から来た男 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 警察庁から来た男 著者:佐々木譲 出版社:角川春樹事務所 ページ数:346ページ 読了日:2023年7月27日 佐々木譲さんの『警察庁から来た男』。 北海道警察シリーズの第二弾。 あらすじ 北海道警察本部に警察庁から特別監察が入る、 監察官は警察庁のキャリアの藤川春也警視正。 人身売買されたタイ人少女が交番に助けを求めたにも関わらず 暴力団に引き渡された事件と風俗店の転落死が事故として処理されている件などから 暴力団と…
本記事では佐々木譲さんの小説『笑う警官』を紹介します。 北海道警察シリーズの一作目である。 笑う警官 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 笑う警官 著者:佐々木譲 出版社:角川春樹事務所(ハルキ文庫) ページ数:448ページ 読了日:2023年7月1日 佐々木譲さんの『笑う警官』。 北海道警察を舞台に描かれるシリーズ第一弾。 単行本発売時のタイトルは『うたう警官』であったが、 文庫化にあたり『笑う警官』と改題。 「このミステリーがすごい!2005年版」10位。 2009年に映画化、2013年に『北海道警察2 笑う警官』としてテレビドラマ化された。 あらすじ 札幌市内のア…
本記事では佐々木譲さんの小説『暴雪圏』を紹介します。 川久保篤巡査部長シリーズの第二弾です。 暴雪圏 あらすじ 登場人物 ネタバレなしの感想 ネタバレありの感想 暴雪圏 著者:佐々木譲 出版社:新潮社 ページ数:513ページ 読了日:2023年4月2日 佐々木譲さんの『暴雪圏』。 『制服捜査』の続編にあたる作品で 北海道警察釧路方面広尾署・志茂別駐在所に勤務する川久保篤巡査部長の 活躍を描くシリーズの第二弾であり今作は長編になっている。 川久保篤巡査が志茂別駐在所に来てから二年目の冬の話である。 あらすじ 三月の彼岸ごろに襲来する嵐は彼岸荒れと呼ばれる。 川久保は駐在所への通報から一部が白骨化…
本記事では佐々木譲さんの小説『制服捜査』を紹介します。 制服捜査 ・逸脱 あらすじ 登場人物 ネタバレありの感想 ・遺恨 あらすじ 登場人物 ネタバレありの感想 ・割れガラス あらすじ 登場人物 ネタバレありの感想 ・感知器 あらすじ 登場人物 ネタバレありの感想 ・仮装祭り あらすじ 登場人物 ネタバレありの感想 総評 制服捜査 著者:佐々木譲 出版社:新潮社 ページ数:444ページ 読了日:2023年3月31日 佐々木譲さんの『制服捜査』。 駐在警官・川久保篤シリーズ。 北海道十勝平野の志茂別町駐在所に単身赴任してきた川久保篤が主人公の連作短編集。 『このミステリーが凄い!2007年版』国…
佐々木譲の『廃墟に乞う』を読んだ。2009年に文藝春秋より刊行され、2010年第142回直木賞を受賞した、連作短編小説で、「オージー好みの村」、「廃墟に乞う」、「兄の想い」、「消えた娘」、「博労沢の殺人」、「復帰する朝」の6編が収録されている。以下はAmazonより: 仙道孝司は北海道警・捜査一課の敏腕刑事だったが、任務がもとで罹ったPTSDのため、休職を命じられている。ようやく回復してきた頃、かつて札幌で起きた殺人事件と同じ手口で、千葉でデリヘル嬢が殺された。これは13年前のあいつの犯行か? その矢先に犯人から接触された仙道は、旧炭鉱町へ向かう(表題作)。リゾート村、札幌の倉庫、競走馬生産牧…
7月12日(火) 佐々木譲 道警シリーズ 最新作を読みました。 booklive.jp さっぽろ雪まつり開幕前日に北海道警察本部大通署管内で起こった、自動車窃盗事件、少女の家出、そして発砲事件。無関係に見える事件が、一年で一番賑わう札幌でひとつに収束し激化していく。虐待、不正、外国人労働者──佐伯たち刑事らの執念は届くか?警察小説の金字塔&大ベストセラー道警シリーズ、圧巻のタイムリミット・サスペンス!(解説・西上心太) ++++++++++++お勧め度 ★★★☆☆佐々木譲著 道警シリーズ最新作複数の事件、小さな事件が繋がっていく。一作目と二作目しか読んでいませんが、そこで事件に立ち向かった刑事…
虎の城(上(乱世(らんせ)疾風編)) 長編歴史小説 (祥伝社文庫) [ 火坂雅志 ]価格: 1026 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 浅井長政に仕えていた藤堂与吉高虎は、姉川の戦いに15歳で初陣を飾ると共に武功を立てて名を高めるが、勢いで同僚を切り捨てたために浅井家から遁走してしまう。浅井家が滅亡したあとは旧臣の阿閉貞征、次いで同じく旧臣の磯野員昌に80石で仕えた。磯野家は信長の意向で甥の津田信澄が代わりに家督を継ぐが、信澄は短気で将の器に足りず、高虎は母衣衆に抜擢されるも加恩がないため、また出奔してしまう。 汲々としている中、「算盤侍」と周囲から揶揄されている羽柴秀長から声がかかり、高虎を…
今回はこちらの本を読みました。 うたう警官 著 佐々木譲 うたう警官 作者:佐々木 譲 角川春樹事務所 Amazon 2004年刊行の警官シリーズです。 警察官の話やミステリー小説が好きなので、佐々木譲さんの警官シリーズ1作目から読んでみました。 ここから感想です。ネタバレ含みますのでご注意ください。 あらすじは、汚職事件関係者である警察官津久井が汚職実態を議会百条委員会で証言しようとしているところ、当人が殺人容疑で内部指名手配に。 主人公佐伯は津久井は殺人していないと信じ、極秘に協力者を集め殺人事件を捜査する。 相棒として信用している津久井を助けようと、サポートしながら極秘に事件を捜査する佐…
●概要●ミュージシャン等20名●絵本作家2名 ●漫画家110名 ●他漫画家:情報不足・① ・② ・③ ・④ ・⑤ ●ゲームクリエイター14名 ●小説家104名 ・他小説家: ・① ・② ●哲学者1名●ファッションデザイナー2名 ●写真家2名●映画サイト運営者1名 ●概要 現在244名分のリストを掲載。 このコーナーは「映画人のオールタイムベスト(個別)」に掲載した以外の漫画家、アニメーター、ゲーム開発、シンガー、作曲家、小説家、その他クリエイターが影響を受けた・好きな映画のリストをまとめた掲載先のリンク集です。
帝国の弔砲 (文春文庫) 作者:佐々木 譲 文藝春秋 Amazon あらすじ 佐々木譲による小説『帝国の弔砲』は、日露戦争で日本が敗戦した世界を舞台に、ロシアで育った日系移民2世の登志矢が数奇な運命に翻弄されていく姿を描いた改変歴史冒険小説です。 登志矢は、ロシア沿海州に開拓農民として入植した小條夫妻の次男で、帝室鉄道少年工科学校で学び、鉄道技能士となりました。世界大戦のさなか、帝国軍に徴兵され前線へと向かいますが、激戦を生き延び復員します。しかし、帝国には革命の嵐が吹き荒れ、登志矢もやがて飲み込まれていきます。 登志矢は、悲嘆、憤怒、そして憎悪が、運命に翻弄された男を突き動かします。 (CH…
『アマゾン文明の研究/実松克義』『雪に撃つ/佐々木譲』『孤独の絆/藤田宜永』と『世界6月号』『前衛6月号』を書きます。 『アマゾン文明の研究/実松克義』 世界一の大河、アマゾン流域に古代文明があったという本です。先行研究の分析と現地調査に基づいて書かれてありました。まだまだ謎が多く、すっきりと終わりませんが、とても面白い本でした。注)も含めて340頁の大部です。 文明もそうですが、アマゾン川自体もとてもすごい川だと思いました。日本の川とは根本的に違います。 最遠の源流はペル-・アンデスで6800kmの長さで、流域面積は約700万㎢(米国より広い)です。 河口にあるマラジョ島は4万㎢と九州より大…
『川柳で安倍政権を捌く/八角宗林』『やさしく強い経済学/大門実紀史』『川柳新子座/時実新子』『五十四の瞳/鄭・義信(チョン・ウィシン)』『アマゾン文明の研究/実松克義』『雪に撃つ/佐々木譲』『孤独の絆/藤田宜永』7冊と『世界6月号』『前衛6月号』です。よく読んでいます。ですから2回に分けて書きます。 『川柳で安倍政権を捌く/八角宗林』 八角さんは千葉県匝瑳(そうさ)市の九条の会代表を務めておられます。彼の(恐らく)自費出版の川柳の本です。あたりまえですが時事川柳的にです。 川柳の本は、ちょっとでもいい川柳が書けないかなと思うから読みます。私の好きな川柳を書いておきます。 ・追従で国を損なう安保…
こんばんは! 朝は天気良かったのに…今にも降りそうな天気(´・ω・`)ショボーン 夕焼けは見えませんので… 出掛ける時は晴れてたからウキウキ気分で街歩きに行って来ました。 ガスト…会計が自動会計にeee~ga~~~nn_| ̄|○…出来るかしら(*_*; でもでも…そんな事は忘れてモーニングを楽しみましたyo~~!! スマホを見ながら…kya~~ミックスジュースにフレッシュを入れてしまった(゚д゚)! (´・ω・`)ショボーンそれでも…飲みました~~!!美味しい…←ヘンタ~~イ(。-`ω-)本当は抹茶ココアに入れるはずでしたが…←ヤッパリアホ~~ヤナ!! 次行こう!!…その前に会計です…uu…
毎週日曜日は、この一週間(2/19~2/25)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上のもの) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 3/3 号 2 冊楽天の日々 古井由吉 草思社文庫 1,650にがにが日記 岸政彦、齋藤直子 新潮社 2,200 ② ◆女性自身「今週の本」: 3/5 号 4 冊二人キリ 村山由佳 集英社 2,310 ②言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選 ジェフリー・フォード …
2024/2/24土曜日 5時半に起床。 まずは豆麹を出麹。 今年最後の豆麹作りが終わったので発酵機の掃除。 そのまま天日干しに。 次に洗濯。 久しぶりに晴れた。 気持ち良く洗濯物干し。 最後に、今年最後の醤油の仕込み。 水と塩をよーく混ぜたところに先程出来たばかりの豆麹を入れ、更に混ぜ混ぜ。 ついでに他の醤油の瓶も櫂入れ。 これは2/15に仕込んだもの。 そして昨年3月に仕込んだ醤油。 これまでに仕込んだ醤油。 しめて8瓶。 全て櫂入れした。 やることやったら読書。 昨日から佐々木譲著「幕臣達と技術立国ー江川英龍・中島三郎助・榎本武揚が追った夢」を読んでいる。 江川英龍に関してはもう何冊も読…
偽装同盟作者:佐々木 譲集英社Amazon 日露戦争に「負けた」日本。 ロシアの属国と化した地で、男は、警察官の矜持を貫けるのか。 日露戦争終結から12年たった大正6年。敗戦国の日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。3月、警視庁の新堂は連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまう。 新たに女性殺害事件の捜査に投入された新堂だったが、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられ……。 「もうひとつの大正」を描く、入魂の改変歴史警察小説、第二弾。 日露戦争で負けてロシアに占領されている日本での警察小説。前作に続いて面白い。
帝国の弔砲 (文春文庫)作者:佐々木 譲文藝春秋Amazon ロシアで育った日系人の数奇な運命を描く、圧倒的歴史改変冒険小説! 舞台は日露戦争で日本が敗戦した世界。日系移民2世の登志矢は、革命の嵐に巻き込まれ数奇な運命に翻弄されていく。 大津事件の謝罪のために沿海州へ日本人移民を送り込んだ世界が舞台になっている。現地で生まれた主人公が、第一次大戦のロシア軍として従軍し、その後の内戦を経てスリーパーとなって日本に潜入する。最後が駆け足で少し消化不足だが面白かった。
scene at 2400-0700 仮眠より目覚め。3時間の眠りでした。が、途中で右肘付近の神経痛で意識が戻る・・・。 本日より分割睡眠の日の酒量を半分に減じることとす。この同居人に合わせたヘンテコな生活も長期戦におよぼうとしている。身体へのダメッジは蓄積しているはずだ。少しでも負担を軽くして、なるべく早期に生活を元に戻す方法を考えなくてはならない。 scene at 0700-1200 分割睡眠の合計は7.5時間。トータルでは勝っている!!寝ているんだけどね。まだ室温は高めをキープしており、ストレスを感じない朝だった。午後ぐらいから外気温を反映してくるかねぇ。小雨の下を出勤す。 通勤電車内…
scene at 2400-0700 晩酌。キリン一番搾り350ml桜缶x1、古酒泡盛を水割りでx1、イチローズモルトを水割りでx1。セロリとベーコンの炒めもの、わかめと蛸の酢の物、ブリの刺身、カマンベール。古酒泡盛は、さすがの吟醸香でぷんぷんですね。梨とかバナナの香りと形容されるアレです。 scene at 0700-1200 0702に叩き起こされ。同居人が実家と電話する日だな。その同居人は徹夜明けだということを実家のご両親は知らないだろう。わたしといえば、堪らずに私室に逃げ込んで二度寝。1010再起動で、充実の睡眠。 起き抜け提督業務は、納豆 with 自家製味玉を緑茶でやっつけつつ。バ…
毎週日曜日は、この一週間(2/12~2/18)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上のもの) ◆サンデー毎日(今週号はお休み) ◆女性自身 (今週号はお休み) ◆女性セブン「セブンズライブラリー」: 2/29・3/7 号 1 冊森雪之丞自選詩集 感情の配線 森雪之丞 開発社 2,750 ◆週刊現代 (今週号はお休み)◆週刊ポスト(今週号はお休み) ◆週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 2…