伊賀鉄道の鉄道路線。
伊賀上野駅−伊賀神戸駅間 16.6km。
かつて名張駅まで路線が延びていたが近鉄大阪線と競合するため廃止された。
起点の伊賀上野駅でJR関西本線に、終点の伊賀神戸駅で近畿日本鉄道(近鉄)大阪線に接続する。
軌間はJR在来線と同じ1067mmの狭軌(近鉄大阪線は1435mmの標準軌)であったため、近鉄時代から大阪線との直通列車はなかった。
2007年(平成19年)10月1日、伊賀鉄道を第二種鉄道事業者とする運営に移行した。これ以降、施設は引き続き近鉄が保有し、伊賀鉄道は近鉄に施設の使用料を払って列車を運行している。なお、赤字分は近鉄と伊賀市が穴埋めしている。
現在の経営体制は2016年度を期限としており、2017年4月からは公有民営方式に移行し、伊賀市が施設を保有し、伊賀鉄道は伊賀市から施設を無償で借り入れて列車を運行する体制とする計画としている。なお、移行に際しては近鉄が施設と車両を伊賀市に無償で譲渡する予定。