1964年生まれ。文芸批評家、編集者。『シティロード』『ワイアード日本版』の編集、またオンライン・ジャーナル『本とコンピュータ』、オンライン書評誌『書評パンチ!』編集長を経て、純文学からエンタテインメントにいたる現代文学、インターネット文化などの同時代の表現を幅広く論じる文筆活動に入る。口癖は「僕は読んだことないが」
読んだ本 仲俣暁生『失われた「文学」を求めて』つかだま書房 (2020) 山崎良兵『天才読書:世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』日経BP (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 昨日全く集中力がなかったのは、おそらく気温と湿度の上昇による疲労ではないかとおおわれた。 今日も久しぶりに晴れて、書店で涼むことにした。 ・・・ 本屋は少しずつ新陳代謝をしている。 今まで置いてあった本が消えている。そして新刊と入れ替わっている。これが数ヵ月のスパンで繰り返されていく。売れたのか。それとも返品されたのか。売れていることを願…
編集進化論 ─editするのは誰か? (Next Creator Book)発売日: 2010/09/22メディア: 単行本 初版の正誤表 068ページ7行目 生反対→正反対 170ページ本文2行目 文章描かせても→文章書かせても 勝手に正誤表を作る意図について なぜ誤字をまとめるのか(https://ima.hatenablog.jp/entry/20160615/goji)
県立神奈川近代文学館、2024年4月14日(筆者による撮影)2024年4月14日日曜日、Wikipediaブンガクに参加するために横浜に出かけました。午前中の会場は港の見える丘公園にある、県立神奈川近代文学館で、3月30日から6月2日まで「帰ってきた橋本治展」を開催中です。今年は桜が遅かったので、花吹雪の中を会場に向かいました。テーマの作家橋本治は1948年に東京に生まれ、東京大学に入学。東大紛争最中の2年生の時、駒場祭ポスターに書いた「とめてくれるなおっかさん~」で一躍有名になり、当時高校生だった私もニュースでそのポスターを知りました。卒業後橋本はイラストレーターを経て作家として活躍しました…
あたしは映画館に行くのは習慣化されてないのですが、たまたま連れ合いに誘われて、ヴィムヴェンダース監督、役所広司主演の「PERFECT DAYS」1月初旬に観てきました。 巷では絶賛多数、否定派少数のようですが、あたし的には久しぶりにまた観たくなる映画との出会いとなりました。 ヴィムヴェンダース監督はドイツ人で、小津安二郎マニアを自称しています。1984年に小津監督の東京物語の足跡を追うというドキュメンタリーを撮っていて、はからずもあたしは連れ合いと数年前に調布の公民館で映画サークルが主催した上映会に足を運んでいます。当時の記事を掘り返しておきますが、正直いって、その監督とこの監督が同一人物だと…
競馬 スルーセブンシーズ引退 書店 書楽 阿佐ヶ谷店の閉店延長 八戸市 木村書店閉店 交通 上野動物園のモノレール正式に廃止 運行されていた時の様子 競馬 スルーセブンシーズ引退 ああ、骨折してたか有馬記念で。 中山牝馬S勝ち、宝塚記念2着、凱旋門賞4着、有馬記念12着、何もなかったら来年も有ったのかな。 残念だけど今年の活動で箔はついたので良い配合を考慮してもらっていい子出して欲しいね。 tospo-keiba.jp 書店 書楽 阿佐ヶ谷店の閉店延長 延長?どういうこと?って思ったら新しく営業してくれる書店が有ったとのこと。お客様各位書楽閉店日「延長」と今後の営業に関するお知らせです。よろし…
Twitterは辞めたけれど、気になる話題があったら、いまだに外部サイトを経由して検索などはしてしまったりしている。 すこし前になるが、いろいろと気になったのはKADOKAWAによる『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行告知および刊行中止告知に関する話題。 www.kadokawa.co.jp この件に関しては、わたしは津田大介氏とほぼ同じ意見を持っている。 KADOKAWAのゲラ送付の件、担当編集者(あるいは営業担当?)と、中止の判断を行った現場責任者(経営幹部)が実名で詳細な経緯説明をするべき案件でしょう。それが文化に携わる業者としての最低限の責任…
11月下旬の日記(2023年11月16日から11月30日分) 12月1日日付が変わって、寝る前にはてなダイアリーとnoteの日記を更新した。起きてからちょっと読書してからリモートワークを開始。でも、夕方から映画に行こうと思っていたので15時半には早上がりさせてもらった。仕事も溜まっていなかったので問題なかった。歩いて渋谷まで行くと師走に入った金曜日の街は賑わっていて、人手が多いのもあってなんだか暖かく感じられた。シネクイントでリドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス主演『ナポレオン』を鑑賞。公開初日ということもあって、お客さんは平日の夕方にしては入っていたように思う。 「グラディエーター…
12/14 (木)19:30 - 21:30 藤谷治×田中和生×仲俣暁生×倉本さおり フィクショネス文学の教室 in 本屋B&B 〜2023年末番外編〜 https://bb231214a.peatix.com 小説は君のためにある ──よくわかる文学案内 (ちくまプリマー新書) 作者:藤谷治 筑摩書房 Amazon あの戦場を越えて ―日本現代文学論 作者:田中 和生 講談社 Amazon 失われた「文学」を求めて【文芸時評編】 作者:仲俣 暁生 つかだま書房 Amazon 文学ムック たべるのがおそい vol.2 作者:金原 瑞人,石川 美南,宮内 悠介,円城 塔,やくしまる えつこ,西崎…
仕事を早めに切り上げて、KT氏と飲みに。久しぶりに会って、融資の顛末と今後の展望などの相談。信頼できるので何を話しても基本的には問題なく、知らんことも教えてくれるし素直なリアクションもありがたい。個人的には、自分のやりたいことがまだ人にうまく説明できるレベルまで落とし込めていないことが気になる。 またしても仕事を早めに切り上げてKSMN氏主催の「都市浮遊」へ。そこそこの入りかなと思っていたら、あれよあれよでどんどん人が増えて盛り上がりもすごいことに。久しぶりに彼のDJが見れて良かった。△KTR氏のDJのうまさすごい。客にも演者にも文脈を分かりやすく高いクオリティで見せて、みんなにここでしかない…
こんにちは、ハクです。 毎週日曜日、河北新報2版に「書籍紹介」があります。 試しまして、こちらよりご紹介させて戴きます。 書籍数はあまりにも多いので「評」する紹介文がある本だけと致しました。 どうぞ、ぽちっと「折りたたみメニュー」で、ご覧くださいませ。 例)折りたたみメニューはこちらです ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ★★★★[ 紹介文はこちら ]★★ 大当たり!( ´,_ゝ`)プッ 宜しくお願い致します。 ◇ 【著者とひととき】 ①『深澤直人のアトリエ』…幸せ感じた瞬間を記憶 深澤 直人さん ★★★★[ 紹介文はこちら ]★★ 「人は普段、自分がいつ幸せを感じたか、あまり考えない。だから僕は…
5月28日(日)14:30〜【文化系トークラジオLife】大交流会「新宿BBQ!」デジキューBBQガーデン 新宿京王百貨店http://ptix.at/quIxrS 速水健朗、常見陽平、山本ぽてと、斎藤哲也、永田夏来、海猫沢めろん、スケザネ、塚越健司(and more?) ・日時:5月28日(日)14:30〜(17:30終了)・集合:14:20(広い集合場所がないので10分ほど前から集合してください)・会場住所:新宿区西新宿 1-1-4 屋上 スカイガーデン・会費:4000円・定員:40名・持ち物:飲み物、焼いてみたい食材・雨天、強風の場合は中止。その場合は当日Peatixメッセージにて連絡し…
5/13 (土)19:00 - 21:00 関口竜平 松井祐輔 落合博「本屋」はZ世代の選択肢になりうるか? ~持続可能な独立書店経営と「ユートピアとしての本屋」Readin’ Writin’ BOOK STORE https://readinwritin230513.peatix.com ユートピアとしての本屋:暗闇のなかの確かな場所 作者:関口 竜平 大月書店 Amazon 新聞記者、本屋になる (光文社新書) 作者:落合 博 光文社 Amazon ウィッチンケア第10号(Witchenkare vol.10) 作者:我妻俊樹,朝井麻由美,インベカヲリ★,宇野津暢子,小川たまか,荻原魚雷,…