動物学者。やはり動物学者の今泉吉典は父、今泉吉晴は兄。また、息子の今泉勇人も動物の生態研究家という動物一家。
1944年、東京都に生まれる。
東京水産大学卒業後、国立科学博物館で哺乳類の分類・生態を学ぶ。
文部省の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査、環境庁のイリオモテヤマネコの生態調査等に参加。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態調査、富士山の動物相とその由来などを調査する。
上野動物園で動物解説員を勤めた後、(社)富士自然動物協会研究員として、トガリネズミを始めとする小型哺乳類の生態、行動等を研究。また、川崎市環境影響評価審議会委員を務め、川崎市の環境保全問題に関わる。
1994年からは日本ネコ科動物研究所の所長として、世界のネコ科動物の研究にも取り組んでいる。