比較文学者。1961年東京生まれ。学習院大学仏文科卒業後、東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。博士論文「異都憧憬 日本人のパリ」でサントリー学芸賞、渋沢・クローデル特別賞受賞。「<パリ写真>の世紀」で重森弘淹写真評論賞、島田謹二学芸賞、日本写真協会賞学芸賞受賞。 筑波大学専任講師、東大総合文化研究科助教授、准教授をへて現在教授。 日本美術史の今橋理子(学習院女子大教授)は妹。
「銀河鉄道の父」という映画(2022)を観た。原作は門井慶喜の同名の直木賞受賞作で、宮澤賢治の生涯を父政次郎の視点から描いたもので、私は政次郎が死ぬまでが書いてあるのかと思っていたから、原作には不満が残ったが、映画は良かった。特に妹のトシを演じた森七菜が、美人でない分リアリティがあってよかった。 ところで宮澤賢治といえば、長いこと私は批判的、ないしバカにしてきた。もちろん、吉田司の『宮澤賢治殺人事件』(1997)と、荒川洋治の『坑夫トッチルは電気を灯けた」(1994)の影響で、前者は『批評空間』で柄谷行人が吉田を呼んでさんざん賢治をバカにしていたから影響も受けたし、あとで『現代文学論争』にも書…
宮台真司さん(社会学者) 望月衣塑子(Arc Times キャスター/ 東京新聞記者) 尾形聡彦(Arc Times 編集長) 2023.11.06. LIVE ***** ArcTimesのホームページはこちら https://arctimes.com 国のために死ぬのはすばらしい? 作者:ダニー・ネフセタイ 高文研 Amazon 【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛(新潮選書) 作者:池内恵 新潮社 Amazon ラムズフェルドの人生訓 作者:ドナルド・ラムズフェルド オデッセイコミュニケーションズ Amazon バイス (字幕版) クリスチャン・ベール Amazon ネオ…
『女性セブン』(小学館,7月27日号)に異変が起こっている。 「瀬戸内寂聴さん(享年99) 衝撃の書 85歳のセックスと不倫」 とあり,その隣の隣には 「50才超えてやってはいけない「絶対後悔するヤバい副業」」 とあるではないか。 「才」で年齢表記をしてきた『女性セブン』がここにきて,「歳」とは,「衝撃」かつ「ヤバい」。たまたま併用したとするには,同誌の歴史と矛盾するし,同じ号で併用するとはそもそもおかしい。同誌編集部内で,「歳」派と「才」派との主導権争いが起こっているのかもしれない。 -関連エントリー--新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」五十三論→https://akamac.hat…
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