今年の一皿は、ぐるなび総研が、日本の豊かな食文化を共通の記憶として残していくためにその年の世相を反映した料理を選定、発表するもの。
毎年12月に発表され、第1回目は2014年。
の順に行われる。
ぐるなびのユニークユーザーが検索したワード等、ぐるなびのビッグデータから抽出したキーワードをもとに、ぐるなび会員のアンケート調査、メディア関係者の審査を経て、株式会社ぐるなび総研が決定する。
そもそも、炭酸水と宝塚市の関係に光が当たったのは2017年のこと。食に関する調査研究をする「ぐるなび総研」が発表した「今年の一皿」で、準大賞に「強炭酸ドリンク」が選ばれた。授賞式には「ウィルキンソン タンサン」発祥の地の代表として、小早川さんが招かれた。 ウィルキンソン創業者の英国人ジョン・クリフォード・ウィルキンソンは1889(明治22)年ごろ、宝塚で狩猟中に炭酸泉を発見したとされる。温泉場の近くに炭酸水の瓶詰め工場を設け、翌90年から販売を始めた。輸出に積極的で、宝塚に高級ホテル「タンサンホテル」を開業、海外の取引先をもてなしたという。 「宝塚の水の素晴らしさを国内外に広め、約130年前に…