SWITCH BACK ミステリィ作家・森博嗣の著作。S&Mシリーズ第8作。
電話の通じなくなった嵐の別荘地で起きた密室殺人。2つの隣り合わせの密室で、別々に死んでいた双子のごとき美人姉妹。そこでは死者に捧げるがごとく映画が上映され続けていた。そして、2人の手帳の同じ日付には謎の「PP」という記号が。名画のごとき情景の中で展開される森ミステリィのアクロバット!
芥川賞受賞作を遡って読んでいるひとこと感想の続きです。70年代の分です。 1980年代:続続続・芥川賞ひとこと感想日記(1989-1980) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 1990年代:続続・芥川賞ひとこと感想日記(1999-1990) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2000年代:続・芥川賞ひとこと感想日記(2009-2000) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) 2010年代以降:芥川賞ひとこと感想日記(2022-2010) - 京都ぬるぬるブログ2.0 (hatenadiary.jp) ■ 森禮…
かつて希望は永遠だった。だから無根拠に何でもできる気がしていた。絶望すればそれもまた永遠で、だからそれは地獄なのだった。愛は永遠だった。憎しみは永遠だった。 しかしそんなのはもちろん、永遠ではないのだった。わたしの希望は今や具体の水準まで縮み、わたしの絶望はわたしが寝れば一緒に寝つくほど弱く、愛は「お互いがお互いを思いやってうまいこと暮らしていけるなら、その間は続くかもね、そうじゃないかもわからないけど」という程度の重さしかもたず、憎しみに至ってはときどき夜明けの夢に影を落とす残滓にすぎないのだった。 それはわたしが年をとったからである。 若いときにだって、人生が永遠でないことはわかっていた。…
週明け。7:30起床。風の強い朝。食卓から、なかなか起きてこない五部林を大声で呼ぶ。 11時。N生命のKさん、来宅。先週、年に一度の生命保険の契約確認時(オンライン)に相談し(勧誘され?)て契約することに決めた新しい生命保険契約の手続き。今後10年掛け捨ての、五部林がおそらく巣立つまで(22才)の割り切った保険。でも、毎月の保険料がちゃんと支払っていけるかが心配。 今の自覚では、おそらくぼくはあと10年も生きない(10代のころは「30までに死ぬ」と宣言して、もう50を目の前にしているから説得力はないけれど)し、きっと生きていたとしても廃人のようになっているような気がするので、死ぬか「廃人(何を…
学生時代は家賃2万4千円という破格の安さのアパートに住んでいた。築45年の酷いボロ家だが大学までの立地は良く、2階の自室は日当たりも良い。洗濯機が共同なこと、よくブレーカーが落ちること以外は特段問題なく快適に暮らしていた。 大学1年の頃は自宅生の友達が講義終わりに寄って遊びに来たり、たくさんの飲み会に参加するなどしてあまり暇をしなかった。他にも自動車教習所に通ったり、外国人留学生のチューターをやったりと割と忙しくしていた。2年になるとみんなバイトを始めたり、彼女ができて友達よりそっちを優先することになり、夜自然と集まって何かする、といった習慣がなくなった。つまり暇になってしまった。こうして夜の…
WiFi求めて 薄曇りながら天気は上々、空気は乾いるが直下の陽射しは結構強い。 地図を見て、ここ須崎からそう遠くないところに牧野富太郎が生まれた佐川町があり、桜百選にも入る「牧野公園」があることを知る。7時過ぎに始動、途中とんでもない細いクネクネ道になって往生したが、40分ほどで無事到着。 勾配は緩やかだが、つづれ折りの道が続いている。桜は花びら一枚も残さずものの見事な葉桜だった。あとで聞いたら、3月31日全国で一番早く満開となりその後の雨で散るのが早かったとのこと。でもツツジ、サツキ、ほかいろいろな花が咲いていて目を楽しませてくれた。40分ほど散策し、本日本命の「県立牧野植物園」へ向かう。 …
前話からの話の続きをしよう。 小学3年になった私は葛飾区の飯塚小学校に通っていた。当時の家からその小学校まではほとんどがあぜ道で田んぼが広がっているありさまだった。今ではとても東京とは思えない光景だ。 春、ある日下校していたら後ろからオートバイの爆音がした。振り向くと大きなバイクは停車した。担任の水野先生だった。 水野先生「おぅ、後ろに乗れ、送ってくぞ」私「いいの?先生!」 先生は私を持ち上げると後部座席に乗せた。初めて乗るバイクにわくわくした。 水野先生「しっかり掴まれ」私「うん」 先生の背中に抱きつくと、急発進したバイクに背中のランドセルが引き剥がされそうになった。自転車とは比べものになら…
以前読んだ本、最近読んだ本で特におすすめの本を紹介します。 7冊目は『すべてがFになる』です。 シリーズ化されていて、全10冊(『すべてがFになる』『冷たい密室と博士たち』『笑わない数学者』『詩的私的ジャック』『封印再度』『幻惑の死と使徒』『夏のレプリカ』『今はもうない』『数奇にして模型』『有限と微小のパン』)のすべてを読了しました。 理系内容のミステリー小説ですが、6作目の『幻惑の死と使徒』、7作目の『夏のレプリカ』は別々の事件が同時に起きるという設定になっていて各章を交互に読んでいくというユニークな構成になっています。 トリックや犯人がわかってしまうものも多かったのですが、登場人物が非常に…
卓球が比較的強いらしいわ、それと、アイスホッケーねー。ん〜... 水泳とバスケでは、今はもうないのかと言われてもね。そんな感じで、卓球のアプリで、どこまで進めたか、いつにか投稿します。遊べるだけでも、良かった。
明日昼食は”福岡かしわうどん”です!! かしわとは、福岡弁で”鶏肉”のことを言います🐤 今回は私の地元北九州市の大人気うどん屋 資さんうどんのかしわうどんを目指して作ってみました🌸 *福岡かしわうどん *山菜と厚揚げの煮物 *フルーツ杏仁 出汁は焼きあごを使っています😊 鶏肉は甘辛く煮ているので、お出汁とよく合います✨ 昔、駅のホームにうどん屋さんがあって、 おじいちゃんと長崎旅行に行った時に、そこで食べたかしわうどんが美味しくて🤤 今はもうないのですが、駅に行くと必ず思い出す大好きな料理です🌸 《介護給食ミールズでは美味しくて盛り付け簡単なクックチル(冷蔵)でのお食事を提供しております》
岡山の旧吹屋小学校の写真をお借りした。この記事の木造校舎は今はもうない。 映画に出てくるみたいな学校 <上> 2002 9/14 某紙掲載 校庭にはイチョウの大木 ひと足先に○○村へ来ていた主人は、東京に残っている私たちに 「小学校はね、映画に出てくるみたいな学校なんだよ」と言ってきた。 『ボキャ貧』と言われかねない表現だったが、十分に想像力を満足させて ○○村へ行ってもいいかなという気持ちにさせた言葉ではあった。 そのとき一年生になったばかりのY子が通うことになった**小学校は、 役場前の「メーンロード」へ出る最初のT字路にある。 道路沿いに幅七、八㍍の小さな川が流れ、 「学校橋」と名付けら…
昨日のブログで、なぜか好きな花のことを書いた。 花々が春本番 - 綴ルンです 「こういうことがあって好きになった」という理由が見当たらずに好きなものは、他にもある。 古い、または古そうな建物がそうだ。 江戸期以前の木造建築はもちろんだが、 それ以降、昭和中期くらいまでのコンクリート製の建物も、物にもよるが見入ってしまうことが多い。 旧街道沿いなどは昔の建物がまだ残ってるので、 通りながらキョロキョロし通しだ。 目は忙しいし首は痛くなるし地元の人に不審がられるし、でも止められない。 25〜30年ほど前になるだろうか、国道1号線すなわち東海道を、神奈川から東京駅まで通った時は、 「今でも街の移り変…
">2025年の春に軽食喫茶を開業する!!!それまでの日々を記録していこうと思います。 ">4月1日新年度を迎えた職場での職員紹介の時、来年の今日はこの職場にいないのだな。と思ったら、最後くらいはちゃんとニコニコしようと、笑顔は頑張った。親睦会で作った料理にシナモンパウダーを入れすぎて失敗をしてしまった。シナモンを入れすぎると、シンプルにおいしくないことが分かった。というポジティブ変換で凹んだ気持ちを落ち着かせる。親睦会には参加せず、帰宅途中でマックに行き、家族と夕飯。私は、「ダブルハンバーガー」+娘っこのシーズニングなしのハンバーガーから抜き取った「玉ねぎとピクルス」おいしい、満足。昼にもダ…
大好きな『シャーロック・ホームズの冒険』を読み返したくなり、本棚を探したのだが、なかった。部屋中を探してもなかった。それはずっと昔に古本屋で買って何度も繰り返して読んだ大好きな本である。だから失くすなんて考えられない。それならどこにやったのか、いろいろ考えた結果、おそらくずっと以前に、自分の意志で捨ててしまったのだ、という結論に至った。 少し前に、僕はひどい絶望的な気分に陥って、いろんなものを手当たり次第に廃棄したことがある。そのときに『シャーロック・ホームズの冒険』も捨ててしまったのだ。覚えてないけど多分そうなのだろう。そうとしか考えられない。何しろあの本は古くてボロボロだったし、僕は古いも…
表題の件ですが、 プロフィールの「このブログについて」の所に、グーグルフォームを設置してみました。 まんま、問い合わせ用フォームです。 そのままメールアドレス記載するの、ドウヨ?って抵抗があったので。 大昔に、独自ドメインでブログやホムペを作成していた時は、 HTMLやらなにやら色々編集してブログにメールフォームを設置していましたが、 そこまでする気力は今はもうないので(笑)。 昔のブログといえば、実家引っ越し後に部屋の荷物整理していたら、 ブログ印刷が流行っていたころに作った、若かりし頃の黒歴史冊子が出てまいりました。 即刻封印してしまいましたが(笑)。 下手に捨てられないワ。
こんにちは、ユーマです。今回は取り入れやすいミニマリズムです。ミニマリストという言葉を聞いて思い浮かべることはなんですか。部屋には机も椅子もなく、引き渡されてすぐの部屋ってイメージでした。 しかし、ミニマリズムについて調べていくと、同じ服を何着か購入していて同じ服しか着なかったり、キャッシュレスをしていたり、健康に気を遣っていたりと色々なミニマリストの方がいました。 高校生の頃の僕は先人ミニマリストさんたちが試行錯誤されているのをみて、僕もやってみたい!と思いました。僕が試行錯誤して、自分に合ったもの、合わなかったものを書いていきます。 合ったもの ・キャッシュレス(元からやっていた)・小さい…