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京阪電鉄

(地理)
けいはんでんてつ

京阪電気鉄道株式会社

京都大阪を結ぶ大手私鉄。乗客の間では「京阪電車」と呼ぶことが多い。おけいはんとして親しまれている。

東証1部・大証1部(優先)上場
証券コード:9045

路線

鴨東線は建設中は鴨川電鉄という別事業体だった*1ため別線扱いとなって料金体系も大きく異なるが、ダイヤの運用上は完全に京阪本線の一部となる。

特徴

昔から京阪の特急には1編成に1両テレビカーが連結されており、日除けはカーテン、さらに最近では二階建て車両(ダブルデッカー)が連結されるなど、特急料金不要の特急列車においては日本一の豪華な列車だと言われている。特急車両には3000系・8000系の2種類があるが、サービス上の差異は特にない。画像は8000系特急。また通勤ラッシュに対応するために作られた日本初の多扉車5000系(5扉)など、他にもユニークな車両は多い。
今では当たり前になった空気バネの台車も京阪が初。戦前から複々線が存在していた。
京都−大阪間を結ぶライバル、JR(旧国鉄)および阪急電鉄に対し、唯一淀川左岸を走る京阪は古い街並みを縫う京街道に沿って敷かれた軌道をその路線としたために、ごく一部の区間をを除いて直線区間がほとんどない。そのため「京阪七曲り」「京阪電鉄カーブ式会社」などと揶揄されるほどに線形的なハンデを抱え、ライバル他社との熾烈な客取り合戦においてスピード競争の面で圧倒的に不利な立場にあった。ちなみに大阪-京都間の所要時間を比較すると、JR東海道本線大阪⇔京都を新快速27分・快速34分・普通51分、阪急河原町⇔梅田特急44分、京阪三条⇔淀屋橋特急51分となる。
このような状況下で、他社との勝負に生き残るために、京阪は車両の性能追求とサービスの充実を主眼に置いた。上述の特急車両をはじめ、どこかしら特徴のある風変わりな車両が多数存在するのはこの様な背景による。
しかし最近は、特急の枚方・樟葉停車の大幅拡大などに象徴されるように、京都対大阪の都市間輸送から地域密着輸送へと主眼点が転化してきた感がある。
また、東福寺JR奈良線に接続することから、京都市内観光の渋滞回避手段として京都駅などの主要駅でJRー京阪の乗り継ぎを勧めるなど、JR西日本と緩やかな連携を取る動きがある。2011年6月には京阪各駅でもICOCAICOCA定期券(京阪線内完結及び、京阪ーJR連絡)の発売を開始した。

スルッとKANSAI

関西圏の共通乗車カードシステム「スルッとKANSAI」に加盟している。(ただし石山坂本線は未対応)
京阪電鉄の発行するスルッとKANSAI対応カードは「スルッとKANSAI Kカード」という。特急車内では車内限定のKカードが販売されている。

関連キーワード

*1:竣工と同時に鴨川電鉄は京阪電鉄に吸収合併された

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