俳優。
昭和5年1月28日、京都府生まれ。
同志社大学を中退後、ラジオ佐世保のアナウンサーを経て、昭和31年に日活の第3期ニューフェイスとして俳優デビュー。
「ダンプガイ」のニックネームで、昭和30年代〜40年代の日活アクション映画を中心に活躍。昭和50年代以降はTVドラマ「特捜最前線」や、日産セドリックのCMなどでも知られる。
平成24年1月7日、肺炎のため死去。享年81歳。
妻は女優の白川由美、娘は元女優でトライグループ社長の二谷友里恵。
など
監督 山崎徳次郎 脚本 松浦健郎 竹森竜馬 中西隆三 出演 二谷英明 和田浩治 中原早苗 高品格 金子信雄 野呂圭介 笹森礼子 青山恭二 郷鍈治 二本柳寛 www.nikkatsu.com 二谷英明・和田浩治・郷鍈治 久しぶりに六本木アマンドでリングシュー購入。なんと一個530円!となっており、一瞬絶句(笑。ちょうどアマンドのスタンプカードにスタンプが10個溜まっていたので、650円くらいのケーキをひとつもらい(10個溜まるとケーキひとつもらえる)、リングシュー3個にするが、さすがにシュークリームが500円越えってどうかなぁ・・・。ただ久しぶりだったのでとっても美味しかったです。日活作品のロケ…
監督 野口博志 脚本 山崎巌 出演 二谷英明 筑波久子 渡辺美佐子 小高雄二 宍戸錠 菅井一郎 高品格 河上信夫 www.nikkatsu.com 小高雄二と二谷英明 日活第3期ニューフェースのふたり、二谷英明と筑波久子出演♪この頃はもう二人とも主役をはれる俳優だ。二谷英明は小林旭と違い派手さはない。共演の小高雄二、渡辺美佐子も地味な感じの人だ。筑波久子も決して明るくなくてこういった役が多いような気がします。この作品ではなんとハーフ。映画では「あいの子」と言っており、それこそ「不適切にもほどがある」。 白黒なので筑波久子の髪の色はよくわからないが明るく染めている。写真だと金髪?栗色?のようだ。…
★★★☆☆ あらすじ 婚約者を殺した犯人を捜す猟師の男は、無法者が集まる山の中の町にたどり着く。 www.youtube.com タイトルの読みは「散弾銃(ショットガン)の男」。 感想 山の中の無法者が集まる製材会社がある町が舞台だ。荒くれ者たちに銃を持ったヤクザ、それに治安を守る保安官もいて、彼らの集う酒場もある。製材会社の社長が牛耳るそんな町に散弾銃を持った主人公がやって来るプロットは、西部劇の設定をうまく取り入れている。 主人公はこの町に婚約者を殺した犯人がいるとにらみ、新しい保安官に立候補するなどして真相を探ろうとする。そして新参者の彼に反発を覚える男たちとの戦いが始まるのだが、正直な…
散弾銃の男 二谷英明 Amazon ★★★ 散弾銃を持った男・渡良次(二谷英明)が山に入る。当地には製材所があり、そこの流れ者たちが村の治安を悪くしていた。酒場には用心棒・ジープの政(小高雄二)がいて何かと良次に突っかかってくる。色々あった後、村の私設保安官・奥村(高原駿雄)が暴漢に襲われ、良次が保安官代理になった。奥村には妹・節子(芦川いづみ)がいる。 ストーリーが微妙に破綻しているが、それでも西部劇としてはなかなか面白い。ならず者がちゃんとならず者をしている。山林地帯のロケーションも日本らしくて良かった。 やはり西部劇は男らしさを巡る話になりがちで、去勢された我々現代人はその荒々しさにぎょ…
俺は待ってるぜ 石原裕次郎 Amazon ★★★★ 元ボクサーの島木譲次(石原裕次郎)は波止場の近くでレストランを経営していた。彼には喧嘩で人を殺した過去がある。譲次の兄はブラジルにおり、一年後には譲次を呼んでくれる約束だった。約束の日は近い。そんなある日、譲次は埠頭で女を助ける。彼女の名前は早枝子(北原三枝)。キャバレーの歌手だった。早枝子はあることが原因で行き場を失っている。 石原慎太郎脚本。 夜のシーンを多めにした撮影と二人の男女の孤独な雰囲気がすごかった。こういうのをムードアクションと呼ぶらしい。ぐぐってもムードアクションの意味が分からなかったのでBard(Googleの対話型AI)に…
★★★☆☆ あらすじ 賭博ビジネスで力をつけ、世界を牛耳ろうとする小さな国家に命を狙われ、刺客を次々と送り込まれるギャンブラー。 www.youtube.com 小林旭主演の黒い賭博師シリーズの第8作目で最終作。 感想 凄腕のギャンブラーである主人公に襲い掛かるのは、賭博ビジネスで稼いで世界での存在感を示そうと野望を抱く小国家だ。手始めとしてまず日本に秘密のカジノを作り、この国の富を吸い上げようとする。全く映画とは関係ないが、これって今大阪がやろうとしている外資によるカジノへの警鐘?と思ってしまった。 カジノ幻想 (ベスト新書) 作者:鳥畑 与一 ベストセラーズ Amazon 主人公は、小国家…
大暴れ天下御免の名トリオ!悪人どもにぶちかます情け無用の殴り込み!!...暗黒街に君臨する三大麻薬密売組織の間を腕と度胸で巧みに渡り歩き、そのルートを掴むや、三方に通報し、三つ巴の大乱戦を捲き起こさせて一網打尽にするというスリルとサスペンスに富んだ娯楽作。 (Prime Videoより引用) ずらり俺たちゃ用心棒 二谷英明 Amazon 監督:松尾昭典 出演:二谷英明/和田浩治/川地民夫
映画「日本沈没」(1973)を劇場でみて以来、半世紀ぶりに再見した(ブルーレイで)。この映画は、導入部から引き込まれる。 2億年、1億五千万年前、三千万年前などの地球の状態から、海底火山などの影響で、元々は大陸とつながっていた日本列島の現在の姿までが映し出されていく。 言わずとしれた小松左京の大ベストセラーの映画化で、東宝特撮陣による渾身の大作。大地震によって地盤が液状化する演出などは実際に科学者に取材して撮影されたという。地震・噴火・土砂崩れといった自然災害の恐ろしさがリアルに表現されている。 「日本が海底に沈む?」といった新聞の見出しも劇中で登場するなどセンセーショナルな内容だった。当時、…
2011年のゴールデンウイークは大分、熊本方面に行きました。5月2日の夜に南港からフェリーに乗って翌朝別府港に着きました。そこから最初の目的地の竹田市の佐藤義美記念館に行きました。佐藤義美さんは昭和の童謡詩人、童話作家で代表作は「犬のおまわりさん」と「グッドバイ」です。妻が絵を習っていた奥野北雄先生は若い頃に東京で佐藤義美さんと出会い様々なことを吸収されお世話になった人生の恩人だそうです。 奥野先生の略歴ですが戦後海軍除隊後は舞鶴中学に復学されました。朝鮮戦争の頃に佐世保におられて米兵の似顔絵書きで絵の勉強をする資金を貯められました。その頃、母校の中学の後輩だった二谷英明さんを佐世保に呼び寄せ…
新文芸坐の《日本映画 匠の技Vol.4 白黒映画の美学 日本映画黄金時代に到達した、光と影の極みを堪能する11日間》という企画で映画『俺は待ってるぜ』(1957年)を鑑賞。蔵原惟繕の監督デビュー作。脚本は石原慎太郎。撮影は高村倉太郎。裕次郎が歌う同名主題歌もヒットした。俺は待ってるぜ [DVD]石原裕次郎Amazonケンカで人を殺した過去を持つ元ボクサーの主人公・島木(石原裕次郎)は、1年前にブラジルに渡った兄が迎えにくるのを待っていた。しかし兄は渡航前にいかさま賭博に引っかかり、港を縄張りにしてる暴力団に殺されていた。島木は復讐のために暴力団の事務所に乗り込み、ボス(二谷英二)と対決する。ベ…
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録画していた『友を送る歌』(1966年・日活/監督:西河克己)を観る。力強い男の友情と、それを見守る清らかな乙女の交流を描いた青春歌謡アクション。 船乗りになることを夢見る良夫(舟木一夫)は、同じ夢を持つ親友の玄一(山内賢)を、2年後に会う約束をして故郷の北海道で見送ります。2年後に良夫は玄一のいる横浜にやってきますが、玄一は行方不明。バッグを盗まれ、困っているところを食堂の娘・みどり(和泉雅子)に助けられます。1年前までみどりと玄一は親しい仲でしたが、現在は音信普通。ハシケの船長・田山(二谷英明)と知りあい、良夫はハシケで働き始めます。休日にみどりと中華街に出かけ、偶然、玄一と再会。玄一は外…
1日寒かったですね~。 三寒四温をくり返しながら春が訪れるのはわかってはいても、急に寒い日が続くと体の調子もおかしくなります(;´Д`) 今日は午前中から家族で出かけてました。 出かけた10時くらいの車載温度計が3℃。 私の住むところでは真冬でも3℃ってなかなかの寒さです。 もう3月後半だというのにね。 さて、早めのランチを澄ませて。 ふと車載温度計を見ると、こんどは2℃でした! 下がってる…。 その時、ふいに私の口から出たフレーズがありましてね。 「にど、にど~」 運転してた連れ合い「なにそれ?」 は? 知らないの? 同じ時代を生きてきたはずだよね? これだよこれ! youtu.be わかる…
「呆れて 物も・言えない」 (「あきれて ものも・いえない」) 「皆さん」は 「呆れて 物も・言えない」 と、いう 「慣 用・句」を 「使った・事」は 「有・り」ませんか? 「呆れて 物も・言えない」の 「意・味」は 「下・記」だ、そうです。 ・「余り の・ひどさ」に 「呆気 に・取られ」て 「何も 言え・ない」 「様・子」や 「声 も・出ない」 「様・子」 と、いう 「意・味」の 「慣 用・句」だ そうです。 「呆れて 物も・言えない」の 「由・来」は 「下・記」だ、そうです。 ・「余 り・にも」 「呆 れ・果てる」と 「ポカン」と 「口 を・開い」た 「状態 の・まま」 「一言 も・言葉」…
監督 井上梅次 脚本 井上梅次 出演 石原裕次郎 浅丘ルリ子 月丘夢路 長門裕之 三國連太郎 二本柳寛 澤村国太郎 西村晃 柳沢真一 安部徹 小林重四郎 穂高渓介(新人) www.nikkatsu.com 今朝の日経日曜版に作詞家、山上路夫(1936-2021)が紹介されていました。なんと私が子供時代~若かりし頃までのヒット曲の作詞をて多く手がけていて「世界は二人のために」「夜明けのスキャット」「瀬戸の花嫁」「ひなげしの花」などの作詞家であるのです! 私が好きだったガロの「学生街の喫茶店」もこの方の作詞だったのね。 ♪君とよくこの店に♪から始まるこの歌は私が中学に入った年にヒットして、学校のあ…
監督 山崎徳次郎 脚本 小川英 中野顕彰 出演 二谷英明 香月美奈子 川地民夫 松原智恵子 白木マリ 郷瑛治 加藤武 高城淳一 松下達夫 小沢栄太郎 佐々木孝丸 清水将夫 藤竜也 www.nikkatsu.com 日活より 兄貴分を殺害した罪で服役中の芝山(川地民夫)は面会に来た男に危うく命を奪われそうになる。芝山の出所は2週間前だったが弟分から命が狙われているときき、わざと喧嘩騒ぎをおこして懲罰となっていた。 日東タイムズの事件記者、片桐(二谷英明)はなにかあると感じ、芝山の命の保証と引き換えに出所を促し事件を追うこととなったが、誰も芝山の出所を知らないはずがそこで高春組の小島(郷瑛治)が待…
おはようございます! 他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない。 #ジョージ・ワシントン 2月19日 今日は、『天地の日』 ポーランドの天文学者で地動説を提唱したコペルニクスの誕生日 本日のお誕生日 藤岡弘、さん、財津和夫さん、村上龍さん、薬丸裕英さん、かとうれいこさん、森且行さん、山本高広さん、中島美嘉さんなどなど もんち的には、元祖仮面ライダーの藤岡弘、さんのお誕生日 本日お誕生日の方々、おめでとうございます ㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️ 藤岡弘、 1946年2月19日、警察官で全国的にも知られた柔道家、家伝の流派の古武道である「藤岡流」を継承する武道家でもあった父と、茶道や華…
裕次郎と三船の独立プロダクション 68年の『黒部の太陽』は、石原裕次郎と三船敏郎の2大スターが夢の初共演を果たし、関西電力が世紀の大事業として行った、黒部峡谷の黒部第四ダム建設工事を壮大なスケールと迫力で描いた超大作映画である。製作は石原プロモーションと三船プロダクション。配給を担当したのは日活、監督は熊井啓が務めた。 「俳優は男子一生の仕事ではない」と公言していた石原裕次郎は、映画製作に自分のあり方を求め、62年に石原プロモーションを設立する。またこの独立の背景には、北原美枝との結婚を会社挙げて猛反対された事への反発もあったという。 一方、三船敏郎が自分のプロダクションを設立したのも62年。…
1月28日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)そのうちに実となる花のうれしけれ 雅舟 【花】 エンドウ(マメ科) 【花言葉】 未来の喜び【短歌】 追伸のうれしさに似てエンドウの新しい花今朝も咲きたり 一つの花が終わると次の花が咲き、又次々と咲くエンドウ。今朝も新たな花が開きました。まるで、手紙の最後に、楽しい追伸があったときのようなうれしさがありました。【季語】豌豆 【俳句】暁は花えんどうより見えはじむ 宇多喜代子 ゑんどうの凛々たるを朝な摘む 山口 青邨 豌豆の中に日焼けし父の顔 広瀬 直人 【三行詩】蜜柑をもらったから豌豆をあげる 相手にないものをあげてうれしい 隣…
小説というものには作者の生まれ育った地域の影響が少なからず出ているように思います。そこで北海道に住んだことのある作家を一覧にしてみました。受賞歴や映像化、漫画家された馴染みのある作品を中心に紹介したいと思います。(50音順) ア行 朝倉 かすみ(あさくら かすみ) 主な受賞歴 東 直己(あづま なおみ) 主な受賞歴 映画化作品 安部公房 (あべ こうぼう) 主な受賞歴 映画化作品 荒巻 義雄(あらまき よしお) 主な受賞歴 漫画化作品 有島武郎(ありしま たけお) 映画化作品 おすすめ作品 池澤 夏樹(いけざわ なつき) 主な受賞歴 石塚 喜久三(いしづか きくぞう) 主な受賞歴 石原 慎太郎…
監督:蔵原惟繕 石原慎太郎のオリジナル脚本。当然主演は裕次郎。若干話が野暮ったいし、物足りなさも感じるのだが、ムードというかフィルムノワール的な味はある。消えた兄探しをするバーからバーへとスピーディな流れはよい。ラスボス二谷英明との対決もなかなか。北原三枝ってあまり綺麗とも思わないし、どうも好きではなかったが今作は綺麗に見えた。ちょいおまけ。
監督 舛田利雄 脚本 山崎巌 出演 フランク永井 二谷英明 岡田真澄 白木マリ 丘野美子 待田京介 エミー・瀬尾 冬木京三 深江章喜 www.nikkatsu.com なんていうか、この作品、フランク永井の人がよすぎる!w それにしても、1985年に不倫相手から”あなたの子供だ!”と脅されてお金を払ったがさらに7000万円を要求され、将来をはかなんで自殺未遂。発見が早く命は助かったがそれが原因で歌うこともできなくなったフランク永井。その後のDNA鑑定で自身の子供ではないことがわかったが、時すでに遅し。この映画当時、超売れっ子だったフランク永井だが、こんなことになるなんて誰が想像できただろう。 …