神園さやかの2枚目のCDアルバム。
1969(昭和44)年に20歳で鉄道自殺を遂げた立命館大学生の高野悦子(1949年生)の日記。 実父らの手によって、20歳の誕生日から自殺前日までの半年間の日記『二十歳の原点』が1971(昭和46)年に刊行され、ベストセラーに。映画化もされた。 続いて、17歳から19歳までの日記『二十歳の原点序章』、13歳から17歳までの『二十歳の原点ノート』が刊行された。
二十歳の原点 (新潮文庫)
二十歳(はたち)の原点序章 (新潮文庫 た 16-2)
二十歳(はたち)の原点ノート (新潮文庫 た 16-3)
初回投稿日:2020/01/13/220010 友人から新年のご挨拶LINEが届いて、3~4年ぶりに会う約束をしました。場所や待ち合わせ時間などどうしようかとやり取りしていると、「この日成人式じゃない?お店大丈夫かしら」とメッセージが届きます。 ふいに高野悦子さんの『二十歳の原点』を思い出しました。4年前にも読み返していたようです。 日記を公開するということ ブログを書くということ アフィリエイトを続けるということ おわりに 昭和44年6月24日、20歳の高野悦子さんは線路に身を投げて、自らその一生を終えてしまいました。 学生運動が盛んな当時、立命館大学の学生であった彼女は、時代や政治や教育や…
日記本 オーケンののほほん日記 「オーケンののほほん日記」1992-1995 「オーケンののほほん日記 ソリッド」1995-1998 「二十歳の原点」 共通点 暗い面が見える チクタク食卓 私と日記 処分とリセット癖 アプリとブログ 日記本 はてなブログで今、日記についての特集みたいなのを見て、私もそんなに読んではいませんが、日記本って結構好きなジャンルの本なのかもと思いました。 日記本 オーケンののほほん日記 "オーケン”とは筋肉少女帯の大槻ケンヂさんのことです。 今、私と同じくらいのアラサーの人はそんなに知らなさそうですが、この本にどうやって出会ったかというと、母が大槻ケンヂさんの書くエッ…
波 仕事に求めること 今週は残業もあり結構忙しかったようです。なんか仕事量とかそういうのも全然分かりません。 ボーナスはなくてもいいから、責任もあまりなく、適当に仕事したいなと派遣をしています。 今は「何も考えずにただ作業をしていたい」と工場で軽作業をしています。が、 覚えることが結構多い ちょっとした技術がいる 作業の速い遅いが分かりやすい 作業が一つ終わったら指示をもらう 流れがさっぱり分からない なんか自分が思っているよりも複雑で参っています。ノートにメモを取りまくっていかないと覚えれません。軽作業でこんなにメモすることあるの?と思います。 でもまだまだ覚えることはたくさんあるようです。…
「二十歳の原点 / 高野悦子」 高校1年生の夏休み前に読んでほしいと言われた本を、今日までに何度も読み返している。偶然にも同じ誕生日の作者に自分を重ね、現代を重ね、現実なのか過去なのか彷徨うくらい没頭することもある。少しずつ、確かに死に向かっていく文章も最後はスッと心が軽くなる感覚すらある。 この本を初めて読んだ16歳の時の日記に、私は「27歳くらいで死にたい」と書いていた。まだ27歳になっていないけど、今でも27歳で死んでもいいと思っている。孤独にならなければ人は死ねないのかもしれない。その目を通して見えているものなんて、全体の僅か一部ということに気づけずにいる。自分の感覚や経験でしか、想像…
他に誰かが書いていそうなタイトルだ。 今学期はいろいろな理由で授業を切りまくって、結局週6コマだけのオンライン授業を受けて、後の時間はフリーというモラトリアムの極みみたいな生活をしている。だから本がたくさん読める。 「二十歳の原点」は学生運動に身を投じ、二十歳の時に電車に身を投じて最期を迎えてしまった高野悦子さんの日記である。 https://www.amazon.co.jp/二十歳の原点-新潮文庫-高野-悦子/dp/4101183015 この本を読んで後追い自殺をしてしまう人もいるという噂を目にしたこともあり、同い年だし鬱々としている自分は一番読んだらいけないんじゃないかと思って半年くらい読…
著 者:高野悦子ボケっと年金生活を送っていた時に、書店でこの本を目にした。50年近く前に出版された本が、文庫版になり、版を重ねてまだ書店で売られていることに驚いた。この本を読んだ頃は私は学生だったので、彼女の学生生活の様子などはある程度想像できたが、マスコミで大騒ぎするような感動は持たなかった。同じころ書店で見かけた長沢延子「友よ私が死んだからとて」のほうが、著者の突っ張り具合が、私が学内で見かける突っ張った女子大生たちと似ていたので本の内容をよく覚えていた。しかし、「二十歳の原点」が現在も書店で売られているとは想像もつかなかったし、発売当時はあまり話題にならなかった長沢延子の詩集が今年刊行さ…
そこまでご長寿家系じゃないけど、学生時代からずっと「100歳まで生きたい」と思い続けてきた同居人。一方、同居人より7歳年上の隣人は、結構なご長寿家系みたいだけど、同居人より前に死ぬ気満々で、90までもたないと自分で思ってるらしい。ちなみに、私はアビシニアンだから、雑種の猫よりたぶん短命。あと5年生きることができるかどうか… 同居人が長生きしたいのは、ただ単に、未来の世界を見てみたいかららしい。そして、それをはっきり思ったのは、同居人が20歳の頃に読んだ『二十歳の原点』っていう本の影響。この本の著者である高野悦子氏は、20歳で自殺してしまったんだけど、亡くなる少し前までつけていた日記が、死後に書…
『せつない話』という本を読んだ。私の好きな作家、山田詠美が集めた「せつない」短編たちを光文社が1993年に出版したものだ。国内外の作家が書いた14の短編たち。私はそれを先々週の金曜日に天神橋筋商店街で買ってついこないだ読みおわった。吉行淳之介の「手品師」という話で始まり最後はボールドウィンの「サニーのブルース」という話で終わる。どれもせつなかった。もちろん、一口に「せつない」と言っても様々で、失恋もあれば孤独もあり、家族の死もあった。複雑で言葉にできない感情の揺れもあれば、私には全く理解できない話もあった。 山田詠美を知ったのは高校3年の時だ。秋が深まりセンター試験が近づいてくると、現代文の授…
先日、手持ちの本を処分することを決意しました。 clara-stoopman.hatenablog.jp そして処分する前に再読して読書感想文を遺しておこうというのが年内の目標です。が、なかなか進みません。今まで「書くことを意識した読み方」をいかにしてこなかったのかを痛感しています。 お気に入りの本は多数あるのですが、紹介するとなるとあれもこれもになってしまい収拾がつきません。なので、今回は「人生を変えた3冊の本」というテーマで紹介をしてみます。 わたしの人生を変えた本 20代編 二十歳の原点 (新潮文庫)作者:高野 悦子メディア: 文庫 二十歳の時に、タイトルに惹かれて購入しました。偶然にも…
・眠い。昨日は現在の仕事に対する不満と将来の収入の不安、彼女に振られたことによる孤独への不安、とある査定で結果が芳しくなかったことによるショックによって全く寝付けなかった。暑さも相まって3時半くらいまで頭がさえていたように思う。結局仕事も体調不良を言い訳にして早めにあがってしまった。今日はアンメットの2話がやっているが、それも見る気が起きないくらいには眠い。というか昨日もアンチヒーロー2話を落ち込んでいたため見る気が起きなかった。まあいいかな。しばらくはドラマだの映画だのアニメだの、役者が芝居を吹き込んでいるコンテンツが見られないかもしれない。漫画か活字しか見れないかもしれない。 ・昨日は新宿…
高校卒業後、1974年3月から、75年3月までの1年間、府中市北山町と大田区西馬込に住んだ。 上京して、府中のはずれ北山町にある大学寮に入る。ここから1時間くらい歩いて国立駅まで行き、電車に乗って飯田橋駅で降りる。 入学した法政大学に少しだけ通った。学生が沢山いた。大教室や食堂はいつも人だらけだった。 親元から離れたかったが、東京は親戚もいて影響下にあった。 物理的な距離もだが、自分が関わる人たちを新たに作り出していくことで、自分の立ち位置が更新されていく。それにはまだまだ年月がかかる。 とりあえずこの年のことを書き記そう。 群馬の実家から遠いこと、自分の学力からなんとか可能と思った志望校に再…
『砂のように眠る』 関川 夏央著 関川夏央氏が好きである。岡武さんのブログで知って、図書館の閉架から出してもらった。副題に「むかし『戦後』という時代があった」とある。戦後・・・1950年代後半から70年代始めまでの時代風景の概観である。 小説と評論の抱き合わせで、構成としてはめずらしい。小説は著者自身を投影したような、ややペシミスティックな人物の一人称がたりで、評論の対象となるのは次のものだ。 『山びこ学校』・石坂洋次郎作品・『にあんちゃん』・小田実『何でも見てやろう』高野悦子『二十歳の原点』田中角栄『私の履歴書』 小説も評論対象作品もまずは懐かしかった。 小説では、関川氏とは四歳違いだから、…
お母さんは、立派なお嬢さんになりいい所へお嫁にいくという、母の考えをおまえにはもう押しつけない。それでは押えつけ、しばられたものと、うけとるだろうから。悦子は、悦子の好きなようにやりなさい」 うれしかった。そして、この喜びを真先に伝えたかった。(誰に?)独りでしか喜びを味わえないのは寂しいから。 二十歳の原点(新潮文庫)作者:高野 悦子新潮社Amazon 独りでしか喜びを味わえないのは寂しいから。
2024年02月18日号(通巻787号) 表紙:山口進さん(1948-2022) 2月18日(日)19:30 NHK総合 ダーウィンが来た! 『つながり合って生きている!写真家・山口進さんのメッセージ』 https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/ brutus.jp
〇日 一つの仕事を終えると闇の世界【Rabbit Hole】から抜け出し、現実世界に戻ってくるような気持ちになる。どんなにささいな仕事にだって、物語があって新たな発見がある。仕事の最中はうんざりすることの連続だが、物語から抜け出すと少しさびしい。勝手なものだ。 〇日 わが家の「小さな生活計画」の一環として、2000CCのSUVを売却し、軽自動に乗り換えてから8年になる。以前は、タイヤ交換や車検のたびに10万円を超えるコストがかかっていたが、いまはタイヤ交換が4万円前後、車検は以前のほぼ半額で済む。SUVの燃費はリッター14キロ(平均)ほどで、ディーラーからは自社内最高レベルとお褒めをいただいた…
1月11日(木) 仕事のことを日記に書けなくなっている。ありのままを書けば大半が愚痴になってしまいそうだし、内容を意図的にぼかしているとはいえ、万が一身バレしたら怖いし。今朝は一段と寒くてだるかった。 班の業務が立て込みそうな来週に休暇を2日も入れてしまい、正直すごく申し訳ないと思っている。しかし10月ごろから決まっていた予定だし、何よりプライベートが最優先なので仕方ないと開き直っている自分もいる。両方とも同じくらいの気持ち。休暇取得を快く了承くれる環境であることはありがたい。 夜、ポケモン追加コンテンツの番外編が配信された。ネタバレが怖いのでその日のうちにストーリーを進める。コミカルな表現で…
富山や能登のことを気にしつつ、本を読み、お節料理をさらいながらお酒をのみ、初詣とかは行かないように決めているのでいきません。 二十歳の原点(新潮文庫)作者:高野 悦子新潮社Amazon 年末年始に何何をする、と決めてはいない筈ですが、だいたい繰り返している読書『二十歳の原点』を読みました。思想的になるということは、いま私の周りを見て、けっこう、多くのひとに嫌われる行為であるということ、しかし手放せない行為であることなどを思い出しました。「ちゃんと」という単語に秘められる意味不明な洞々とした世界に先行き、私は私に、〝ちゃんとしたい〟。
1978年。キャンディーズが解散した年。サザンオールスターズがデビューした年。どうしても入学したい大学があり、同輩より2年間余分に泣きながら勉強して、なんとか合格した年。街には、「微笑み返し」と「勝手にシンドバッド」が流れていた。今でも、この2曲を聴くと、二十歳の原点、希望と不安が入り交じった時代を思い出す。ソロとしては、紅白初出場伊藤 蘭。曲目は、「キャンディーズ50周年 紅白SPメドレー」。多分、キャンディーズの最後を飾った「微笑み返し」を唄うだろう。俺は、そのメロディーを聴きながら、泣く。大泣きする。号泣する。辛かった2023年とおさらばするために。
これまでの本との出会いについて思い出していた。 担任教師から教えてもらったり、友人から教えてもらったり、読んでいる本の中で参考文献として取り上げらていたり、新聞の書評もしくは新刊紹介だったり、TV、ラジオだったり、最近だとネットに書評が出ていたりしたものを手に取っていたようだ。 それから図書館の書棚の本のタイトルに惹かれて手にしていた。 タイトルとして多いのは、何だろう。 小熊英二さんの「民主と愛国」、かなり分厚い本だが、読もうと思ったのは、何だったんだろう。 それ以前から名前だけは知っていたけれど、丸山眞男さんの著書を読んでみたいと思って、図書館の本を手にしてみたけれど、その時は、読もうとい…
起きてひきわり納豆ご飯を食べた。オートミールに飽きた。知ってたけど。 何やかんやあって外に出て図書館に行った。本を返して本をかりた。二十歳の原点、前から読んでみたいと思ってて読んだけど、どう感想を言えばいいのか分からない本。日記は面白かったけど、日記を書いた人が自殺しないと世に出てないわけで。あとがきはお父さんが書いたわけで。六曜社は行ったことあるけど、また行ってみたいな、と思った。出てきたから。 無印良品で肌着を買った。スーパーでおにぎりを買ってday careに行った。どこかでお昼ご飯を食べて家に帰ってしまおうかとも考えたけど行ったわ。 お昼ご飯食べてプログラムに参加して帰った。いすに座れ…
結月です。 どういうわけだか、今でも2年に一度は高野悦子の『二十歳の原点』を手に取る。 昨晩はエアロバイクを漕ぎながら、いつもはMacBook ProやiPhoneをのせているところに『二十歳の原点序章』を置いてページをめくる。 序章は高野悦子が立命館大学に入る直前、そして二十歳になるまでの大学生活。 思えば、高校生のときに『二十歳の原点』を読んで酔ってしまい、影響されて日記を毎日つけていた。それがいつしかこうしてブログになっている。 『二十歳の原点』は危ない本で絶望的な美しさによって死にたくなるのである。 もしわたしに仕事がなくて、毎日やることがなくて、ただぼうっと過ごせることが許されるなら…
何か話さなきゃいけないわ わかっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐる回るだけ アリス『帰らざる日々』 作詞・作曲:谷村新司 より アリスがいた 帰らざる日々 忘れない てれんぱれん 谷村新司さんと言えばアリスです。ソロ活動をされるようになってからも、『いい日旅立ち』や『昴』などの名曲を残されましたが、私にとって印象深いのはアリスの頃の『帰らざる日々』(1976年)、『遠くで汽笛を聞きながら』(1976年)などです。これでもかというくらい暗い曲ではありますが、当時(70年代)、暗い曲は珍しくはなかったのだと思います。 大阪万博(1970年)、日米安全保障条約延長(1970年)、よど号ハイ…
芝居 「アカシアの雨が降る時」 公式サイトはここhttps://www.thirdstage.com/acacia/ 最後のカーテンコールは涙で見ることができないくらいでした。そして今回の芝居の内容における家族の「絆」に向けてへの変化は、私は、鴻上さんと同世代を生きているなあとヤケに納得をしてしまいました。はい、つまるところ、現状私も同じ問題を抱えております。だからすごく私への応援歌に感じられたし、もう一歩進んで言うと、そんな中でも、まだまだ続けたい、頑張っていよう、という意味合いでの応援歌にも感じられました。今回はラストはあらかじめわかっていたけど(というよりも、HP見てストーリーを追うとラ…