Hatena Blog Tags

久保田万太郎

(読書)
くぼたまんたろう

くぼた・まんたろう(1889-1963)。

東京浅草に生まれる。慶應義塾大学卒。大学在学中「三田文学」に発表の小説「朝顔」を小宮豊隆に、戯曲「遊技」を島村抱月に認められ、以後小説・戯曲両面で活躍、一貫して東京下町の市井と人情を描きつづけ、また暮雨(のち傘雨)と号して俳人としても格調高い芸境をひらいた。昭和32年『三の酉』で読売文学賞受賞。日本芸術院会員。昭和38年5月没。小説に『末枯』『春泥』『むかしの仲間』『寂しければ』、戯曲に『大寺学校』『釣堀にて』、句集に『道芝』『流寓抄』など。昭和42年、中央公論社より『久保田万太郎全集』全15巻を刊行。

(以上、中公文庫『火事息子』の著者紹介を転記)

  • 『春泥 三の酉』講談社文芸文庫(ISBN:4061983040)
  • 『久保田万太郎句集 こでまり抄』ふらんす堂(ISBN:4894020351)
  • 『大東京繁昌記 下町篇』平凡社ライブラリー(ISBN:4582762735)←(「雷門以北」を執筆、挿絵は小村雪岱)
  • 成瀬桜桃子『久保田万太郎の俳句』ふらんす堂(ISBN:4894021323)
このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ