京都市伏見区の市街地を流れる濠川(かつての伏見城外堀)に架かる橋。丹波守の屋敷があったことから名づけられたとされる。
橋の上の通りは丹波橋通りという。東へ500mほどのところに京阪本線の踏切があり、そのすぐ東で近鉄線の掘割を越える。これらの線路のすぐ南側にあるのが、以下の丹波橋駅である。
京都市伏見区桃山筒井伊賀西町にある京阪電気鉄道の駅と、同区桃山筒井伊賀東町にある近畿日本鉄道の駅。正確には前者は「丹波橋」、後者は「近鉄丹波橋」が正式の駅名だが、どちらも一般には「丹波橋駅」と呼ばれる。
両駅の橋上駅舎は跨線橋で結ばれているが、改札口はそれぞれ別になっている。駅周辺の住民や周辺の学校への通学者のほか、近鉄線・京阪線相互の乗り換え客の利用が多い。
昔は普通しか止まらなかったが、今は特急など全ての種別が停車する。奈良電(現近鉄京都線)との相互乗り入れが中止される際に伏見桃山に代わって優等列車が止まるようになった。ただし特急が止まるようになったのは2000年から。
ホームは2面4線で、1・2番線が出町柳方面、3・4番線が淀屋橋方面となっている。
*1:現在の近鉄丹波橋駅は当時「堀内」という駅名だった。