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丸山健二

(読書)
まるやまけんじ

概要

作家。小説家。
1943年、長野県生まれ。
1966年にデビュー作「夏の流れ」で芥川賞を当時最年少(23歳1ヶ月)で受賞する。文壇とは一線を画し、長野県の安曇野に庭作りをしながら小説活動。
どの作品も長く、すぐ廃刊になってしまう。

以下は第130回芥川賞を金原ひとみさん、綿矢りささんが受賞した時のコメント。

67年に23歳で受賞した作家の丸山健二さん(60)は「作家は才能さえあれば、年齢など関係ない。37年間最年少受賞者といわれ続けて、うんざりした。出版社や文壇にアイドル作家として使い捨てされないように、真の文学をめざしてほしい」と話した。
(http://www.asahi.com/culture/update/0115/010.html)

以下はダカーポ2004年12月1日号でのインタビュー。

七転八倒して書くのが作家と思っているフシがある。だが、才能とは横溢してくるものでしょう。無理に無理を重ねて、小さな才能を削るようにして書いているから、そうしたことになる。その結果得た地位を文壇が守ってくれるというわけですよ。

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