国際政治学者。安全保障論、国際関係史を専攻。
1962年8月24日、大阪府池田市生れ。1985年、京都大学法学部卒。1987年、同大学院法学研究科修士課程修了。
京都大学法学部助教授(1991年)を経て、同教授(2002年)。
この間、1988年〜1990年シカゴ大学歴史学部博士課程在籍、1994年から1995年、文部省在外研究員としてロンドン大学政治経済校(LSE)、オーストラリア国立大学(ANU)に在籍。
国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 (中公新書)
『高坂正堯と戦後日本』(五百旗頭真/中西寛 編)を読了しました。こちらも長く書棚に眠っていました‥。 本書の中では特に、中西寛先生の「権力政治のアンチノミー~高坂正堯の日本外交論」という論評が、さらにその中でも、高坂正堯と三島由紀夫との関連性についての次の記述が印象に残りました。 『‥‥その高坂と三島が同席したと推定される機会が分かる範囲で少なくとも二度あり、 そのいずれもが象徴的な場所であった。 一度目は、左派の学生運動に反発した右派学生が結成した全日本学生国防会議の結成大会 (1968年6月15日)であった。‥‥ ‥‥二度目は、福田恒存の呼びかけで1968年に田中美知太郎が理事長として発足…
今回U-NEXT で観たのは「月の満ち欠け」 制作:2022年 松竹 視聴した日:2023年11月4日 出演:大泉洋、有村架純、目黒蓮、伊藤沙莉 、田中圭、柴咲コウ、菊池日菜子、阿部久令亜、中西 寛一郎、波岡一喜 、安藤玉恵、丘みつ子 ほか ※見放題ではなかったためポイント使用 使用したポイント 399ポイント あらすじ(U-NEXTより引用) 小山内堅は愛する妻・梢と娘・瑠璃を不慮の事故で同時に失った。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。三角は小山内の娘が、かつて自分が狂おしいほどに愛した瑠璃という女性の生まれ変わりだったのではないかと告げる。 にほんブログ村 に…
はじめの一歩(37) (週刊少年マガジンコミックス) 作者:森川ジョージ 講談社 Amazon 11月11日の視聴 ・『令和5年度NHK新人落語大賞』 →今年から生放送なのねん。去年⇩も面白かったな、楽しみー。 【2022年『11月23日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20221213/1670863866】 →春風亭一花「四段目」。女性落語家がウケるのは難しいよな〜。序盤で飽きてしまったのだが、“まくら”の類は入れちゃいけないのかな? →柳家吉緑「置泥」。のっけから羽織脱いだぜ。おもむろに始まった。なかなか引き込まれる。緊張してんのか、心…
1 習氏が権力基盤の浮沈をかけて台湾攻略に出てこようとするのに対し、抑止を確実にするには日米台の覚悟が必要で、日本は日本の国益のためにこそ、 2 トップページ 3 TBSが反日的報道をする理由を知っていますか? 元TBS社員の独り言 「うちの局がこんなになってしまった経緯をお話しましょう」 4 大統領は「盛んにヘリチカの学説を振り回した」とキャンベルは本国へ書き送っている。 5 光愛病院は、日本赤軍支援グループの拠点、巣窟だった。また辻元の内縁の夫、北川が経営する「第三書館」という出版社は 6 It was a top 50 searcher for the past week, 2023/1…
1 習氏が権力基盤の浮沈をかけて台湾攻略に出てこようとするのに対し、抑止を確実にするには日米台の覚悟が必要で、日本は日本の国益のためにこそ、 2 トップページ 3 日付毎(2023年09月02日) 4 日付毎(2023年09月04日) 5 内モンゴルでの放射能漏れ事故…8月下旬にウランを含む石炭の露天掘りが始まり、トラックの運転手が倒れ、放射能感染症で2人死亡 6 私は、小此木政夫がこんな発言をしているというだけで慶応大学を軽蔑するし、中西寛がこんな発言をしているというだけで京都大学を軽蔑する 7 (移民)日本人少女110名を強姦した在日中国人2世に無期懲役【仙台女児連続暴行事件】 - マスコ…
1 習氏が権力基盤の浮沈をかけて台湾攻略に出てこようとするのに対し、抑止を確実にするには日米台の覚悟が必要で、日本は日本の国益のためにこそ、 2 Top 50 searches for the past week, 2023/2/10. 3 元は韓国籍だった、元は北朝鮮籍だった…そして日本人になったという履歴を選挙に出る時に出さない。これがとんでもない間違いだと思う 4 It was a top 50 searcher for the past week, 2023/2/26. 5 Top 10 real-time searches 2023/2/26, 21:54 6 トップページ 7 It…
歴史のことば劇場67 自由世界の「普遍的な結束」 「頭を金髪に染めても、鼻を高くしても(我々アジア人は)決して西洋人になれない」 先日、中国外交のトップが人種差別的な発言をして物議を醸したそうですが、 起源的に日米同盟は1946年6月末、米国国務省政策企画室J・Ⅾ・ペイトンが講和条約に関して室長のG・ケナンへ提出した報告書に、 「安定した日本を米国に友好的な太平洋地域経済圏に統合し、有事には米国の方針に即応し信頼しうる同盟国とする」とあり(五十嵐武士)、 また47・48年頃におけるケナンと吉田茂との「認識の一致」(中西寛)によって旧敵国ではなく、潜在的同盟国への関係の構築が始まります。 50年…
歴史のことば劇場65 自由世界の「精神に明記された」相互主義 G7広島サミットやグローバルサウスとの会合は成功裡に終ったようですが、中国は日本を「西側の少数国と結託して内政干渉を行う」などと批判しました。 いぜん自由世界の国際秩序を受け入れず、軍拡に執着する国もあるようですが、この対立のメカニズムは「国家強度のジレンマ」という概念(中西寛)で説明される場合があります。 一般的に、国家は租税などの間接的な手法によって社会から資源を獲得し、一定のサービスを行うことで統治の正当性を得ます。 しかし新興国では、しばしば支配の正統性が確立されず、国家は直接的な収奪や統制により資源や秩序を獲得せざるを得な…