本日は、昭和99年2月29日。閏年の閏日ですが、「安和の変」のあった安和2年(西暦969年)は、5月が二度あったことが『蜻蛉日記』読むとわかります。閏月です。旧暦も奥が深そうです。 1)芳しくない評判 『蜻蛉日記』は、作者の「道綱母」さん(NHK大河ドラマ『光る君へ』で財前直見さんが演じた)のことを含め、たいへん興味深い「日記作品」だと、読書感想文派の机上空論城城主は、まだ、中巻の15段辺りをうろうろしながらそういう読書感想を抱いていおります。 道綱母さんは、一般的には、粘着質とか、嫉妬深いとか、怒りっぽいとか、一人っ子道綱への精神的な圧迫もしくは依存過多とか、評判は芳しくありません。 でも、…