1952年生まれ。SF、ファンタジー作家。80年代から90年代半ばまで、精力的に活躍したが、今はなかば、忘れられかかっている。
武蔵大学卒業。
1985年、ハヤカワ・SF・コンテストで「竜の降りる夜」が参考作となり、デビュー。
短編集『山の上の交響楽』(1988年度星雲賞日本短編部門受賞)はボルヘス、カルビーノや、南米マジック・リアリズムの影響を受けた奇妙な味の作風。
また、〈タルカス伝〉5部作は、「想像力の限界に挑んだ」ラブレー的な異世界ファンタジー。
発表当時、大森望から「オールタイム・ベスト級の傑作」と絶賛されたが、発表された時期が「SF冬の時代」であったためか、いまだに読者の正当な評価を受けていない。
最近は執筆をしていないよう。