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世界観

(一般)
せかいかん


(1)世界*1についての見方・見解。
(2)〔哲〕〔(ドイツ) Weltanschauung〕世界についての統一的で全体的な理解。客観的な対象把握(世界像)にとどまらず、人の主体的な意義づけ・関係づけによって成り立つ。
(3)文化人類学で、ある民族がもっている世界についての見方のこと。時間や空間の分類法、神話・儀礼などの中に見いだすことができる。


だが、最近では「この作品の世界観が良い」といったように、作品内の舞台設定といった意味合いで使われることが多い。
なお歌舞伎や人形浄瑠璃などで「世界」とは、作劇上の枠組みとして採用する先行作品の設定を指す。リンク先の記述によれば、十八世紀半ばには定着していた用法である。なお、二つ以上の「世界」を組み合わせることを「綯い交ぜ」という。
http://www.furugosho.com/profile/sekai.htm

竪筋横筋之事
大筋を立るに、世界も仕ふるしたるゆへ、あり来りの世界にては、狂言に働きなし。筋を組て立る故、竪筋・横筋と云。たとへば、太閤記の竪筋へ、石川五右衛門を横筋に入る。また柏手・公成・桜子・桂子・毛谷村六助など、皆横筋なり。竪筋は世界、横筋は趣向に成。竪は序なり、大切まで筋を合せども働なし。横は中程より持出しても働きと成て狂言を新ら敷見せる、大事の眼目なり。 (『戯財録』)

参考:はてなアンケート
「世界観」という言葉は「世界についての見方・考え方」という意味(これを”意味A”とする)であり、「この作品の世界観」といった意味・用法(これを”意味B”とする)は本来誤用です。このことについて、どう思いますか? 自分の考えに一番近いと思われる選択肢を選んでください。
http://www.hatena.ne.jp/1079010355

*1:ちなみに世とは東西南北,界とは現在,過去,未来

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