韓国人・文鮮明が1954年にソウルで創設した新宗教。
日本では、1964年に宗教法人として認可された。
「統一教会」の通称または「統一協会」の略称が用いられる。
韓国では「統一教」の名で知られるが、正式名称は1997年から「世界平和統一家庭連合」に変更された。
「霊感商法」を行なっていることにより、多数の信者が逮捕されている。
被害者および元信者らによって多くの訴訟が提訴されており、教団自体に信者の不法行為に対する「使用者責任」があるとする判決が多数出ている。
http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/index.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/
多数の関連団体・企業が存在し、霊感商法などに利用されていると裁判でも指摘されている。
http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/dantai_list.htm
http://www1k.mesh.ne.jp/reikan/kigyo_list.htm
米国務省が2010年11月に発表した「信仰の自由に関する2010年国際報告書」には、「統一教会の報告によると、家族および専門のディプログラマーから、同教会から脱会するよう圧力をかけられた信者が数人いた」「統一教会は、本年の報告期間中に5人の会員が拉致されたと報告した。こうした報告を独自に確認することはできなかった。統一教会が報告を誇張あるいは捏造(ねつぞう)したと非難する非政府組織(NGO)もあった」と記されている。
このように、統一教会は「強制改宗を目的として、統一教会信者が拉致監禁されている」と主張しているが、「『統一教会信者の拉致監禁』が事実である」と報じるメディアは(統一教会系の世界日報など、一部を除いて)ほとんどなく、霊感商法とは対照的に、誰一人逮捕されてもいない。米国務省も「確認することはできなかった」としており、「統一教会信者の拉致監禁」が事実であると認めてはいない。