一般には、世界宗教の中でも特に信徒の多いキリスト教、イスラム教(イスラーム)、仏教*1の三つを指してこう呼ぶ。
場合により、仏教をのぞいてユダヤ教を加えている場合もある。ただし、ユダヤ教は信徒数で大きく見劣りする*2し、信徒をユダヤ人に限定する民族宗教でもある*3。これは世界三大宗教と言うよりはセム的一神教の例示であるように見える。
場合により、仏教をのぞいてヒンドゥー教(ヒンズー教)を加えている場合もある。信徒数の多さで言えば、それはそれで有りであろう。もっとも、やっぱりこれまた民族宗教のはずなので、「世界」と名を冠しているランキングに登場させるのには疑問なしとはしない。
なお、これらに何か一つを加えて「世界四大宗教」とすることもある。「何か一つ」には、先述のヒンズーやユダヤの他、儒教/道教などが該当する。