Damnation Alley
核戦争後の地球は荒廃し切っていた。アリゾナの砂漠にある孤立した金属ドーム内にある空軍基地には、わずかに生き残った人々が生活していた。ある日、彼らはオルバニーからの信号をキャッチする。2台の装甲車ランドマスターに分乗したメンバーは、オルバニー目指して地獄と化した世界を進むのだが。 ロジャー・ゼラズニィのSF小説を映画化。安手で陳腐な内容と唖然とする結末に関する評価は全く芳しくないが、ランドマスターに胸躍った少年達も少なくない。
地獄のハイウェイ (ハヤカワ文庫 SF 64)
男の子にとって、SFってメカですよね? かっこいい乗り物は無条件で憧れます。 だから昔のSF映画って、宣伝でそういうメカを全面に押し出してくるわけですよ。 日本独自のカッコいいイラストや、やっぱり日本オリジナルの内部構造解説とか出したり、カッコよく見えるシーンだけTVで流したり。 まぁ、この話をすると、必ず出てくるのが「メガフォース」(1982)。 「メガフォース」については実際どうだったか、というのは僕のレビューを見ていただくとして、 pagutaro-yokohama55.hatenablog.com そんなメカにつられた一本が、今回レビューする「世界が燃えつきる日」(1977)。 核戦争…
公開当時、新感覚のホラー映画として宣伝された「ファンタズム」(1979) SF/ホラー映画にどっぷりつかっていた当時の僕は、当然劇場に足を運びました。 場所は今も昭和の繁華街・柳ヶ瀬で唯一、昭和の時代から生き残っているロイヤル劇場。(今は名画座) 同時上映はいしいひさいち先生のマンガをアニメ化した「がんばれ!!タブチくん!!」(1979) 凄い組み合わせでしょ?さすが、昭和の地方二本立て。 実は数年前、40年ぶりに見たんですよ。 その時の感想は公開当時と同じく、「分かったような、分からないような映画」でした。 さて三回目はどうでしょうか? (あらすじ) 主人公は、兄の友人の葬式を盗み見した時、…