コロナ感染拡大による、経営環境悪化に伴い、企業の不良債権を買い取るファンドの動きが、目につきます。 現在準備中のファンドの調達目標額は、1,010億ドル(約10兆円)に達します。 不良債権投資に強みを持つ、米ストラテジック・バリュー・パートナーズは、10年に一度の好機として、16憶5,000万ドルの、新ファンドの資金集めが、完了したと発表しました。 2020年に、不良債権投資専門のファンドは、150億ドル(1兆5,600億円)資金調達しました。 不良債権以外にも、経営難の企業への融資や出資を行うファンドも、170億ドル(1兆7,700億円)集めました。 2種類140本のファンドが、設立準備中で…