神奈川近代文学館「三浦哲郎展」を見て、その場で買った本。展示を見なければ読まなかったであろう。近代文学館の友の会に入ったので、展示は無料。名前くらいは知っていたが、これまでは縁のない作家だった。展示で「ユタと不思議な仲間たち」がこの作家の作品だと知った。このタイトルは聞いたことがある。そうそう、劇団四季だ。 ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫) 作者:哲郎, 三浦 新潮社 Amazon 事故で父親を失った勇太が、これまで住んでいた東京を離れて母の実家のある、東北の湯ノ花村に移住する。周りになじめない勇太。ひょんなことから、古い家に現れる座敷わらしの存在を知る。座敷わらしたちは何世紀も生きている…