本堂の内陣の柱間が三十三あるために三十三間堂と呼ばれる。 正式には蓮華王院という名の天台宗の寺院である。 千一体の観音像が並んでいることで有名。 毎年一月十五日に近い日曜日には、最も重要な法要である「楊枝浄水供(やなぎのお加持)」と、通し矢に因む弓道大会である「大的(おおまと)大会」が行われる。
宮本武蔵が決闘したっていうのは吉川英治の創作らしい。
http://map.yahoo.co.jp/pl?la=0&sc=4&nl=34.59.11.589&el=135.46.31.366&CE.x=260&CE.y=272
暑いに近い暖かさですね。「まだちょっと寒いうちに清水寺を30年ぶりに見ておこうか」などと思いつつ、ここまで来てしまいました。そこそこ忙しいんすよね、色々なことに興味があって。軍資金にも限りあるしね。 今回は、4月13日~5月26日までの「雪舟伝説」を見に京都国立博物館へ。事前のリーフレットに「※『雪舟展』ではありません!」って注がふってあるのかわいい(笑) 確実に雪舟の筆によるものの特定が難しいんでしょうなぁ。展示品にも”伝雪舟筆”がたくさんありましたよ。でも国宝となった雪舟の作品が6点、重要文化財(「四季花鳥図屏風」は重文なんだ)を含めて7点並んでいるので充分最近の「○○展」の要件を満たして…
自分でもなんでかわからないけど三十三間堂に行った。長さ120mのお堂の中に千手観音菩薩が1001体、風神・雷神、二十八部衆の1031体の像がいらっしゃるので、ここの中にいる国宝の像だけでマーラーの「交響曲第8番」が演奏できる。指揮者はやっぱり中央の千手観音坐像だろうか。千手観音像には腕が42本あるから、指揮棒を振りながらいろんなパートに別の指示を出すことができる。それがオーケストラの側にとっていいことなのかよくないのかは腕が42本ある人の指揮で楽器を演奏したことがないのでわからない。この千体千手菩薩像は一体一体全てに名前がついており、名前と顔写真が並んだ卒業アルバムのような冊子が2000円で売…
京都の三十三間堂では直書き御朱印が1種類です。鎌倉時代まで遡れる歴史ある寺院で、本堂は建物も中身も全て国宝であり、境内は見どころだらけです。 御朱印は直書きが1種類 御朱印所 御朱印 オリジナル御朱印帳 三十三間堂の歴史 アクセス 交通 地図 近隣の寺社 堂内の全てが国宝、見どころだらけの境内 拝観受付 本堂(国宝) 庭園 夜泣泉 このブログのイチオシ記事 御朱印は直書きが1種類 御朱印所 三十三間堂の御朱印は本堂内の中央で頂くことができます。こちらでは「大悲殿」と記された御朱印1種類を頂けます。 受付時間 8:30~17:00(4月1日~11月15日) 9:00~16:00(11月16日~3…
今朝は雨が降っていて、外に出るのは億劫だったがどうしても外せない用事があり妻に車で送ってもらった。用事が済んで外に出ると雨も上がり日差しも出ていたので、少し取材に出かけることにした。行先は「三十三間堂」。昨日、たまたま、アニメ「陸奥圓明流外伝 修羅の刻(とき):作者 川原正敏」*1を見ていて、登場人物に「宮本武蔵」が登場するのだが、武蔵と吉岡一門との決闘の件で、『吉岡伝七郎を三十三間堂で返り討ちにした』という表現があった(実際は三十三間堂ではなく洛外で?)。1月の通し矢に行けなかったこともあり、ここで三十三間堂が出てくるならこれも何かのお告げかと自分に言い聞かせたわけだ。 博物館三十三間堂前(…
京都アニメーション放火殺人事件の裁判で、今日、京都地方裁判所は被告に死刑判決を言い渡しました。裁判は長期間に渡ることが多いですが、ご遺族のためにも早く結審することが望まれるところです。 京都アニメーションの作品で最近視聴したのは「ツルネー風舞高校弓道部ー(2019)」である。もちろん「弓道」*1をモチーフにした作品である。昔の剣道の経験のせいか、武道には興味がある。剣道も弓道も、なんというかピンと張りつめた雰囲気が共感できるし心地よい。剣道は汗をかくと防具が汗臭くなって大変だったけれど、弓道は立ち居振る舞いが優雅でとてもキレイだと思った。そんなこともあり、今年は「通し矢」*2を見に行こうと思っ…
Panasonic GX7 三十三間堂
今回は、 京都の歴史と文化を感じられる名所、 三十三間堂についてご紹介します。 三十三間堂は、 国宝の本堂に1000体もの仏像が 安置されている天台宗の寺院で、 毎年1月には弓道の伝統競技「通し矢」が行われます。 三十三間堂の見どころや 拝観料、混雑状況、御朱印、 駐車場やアクセス方法などを詳しくお伝えします。 また、三十三間堂周辺の おすすめの宿泊施設や観光地もご紹介します。 三十三間堂の魅力を 存分に楽しむための 旅行のプランニングにお役立てください。 三十三間堂の通し矢とは 三十三間堂の見どころ 三十三間堂の場所 三十三間堂の地図 三十三間堂の千体の仏像と阿修羅像を解説 千体の仏像 阿修…
1月18日は観音さまを祀る寺の 初縁日の日です。 「初観音」(はつかんのん)とは 観音講(かんのんこう) 浅草観音の亡者送り 京都・三十三間堂の「楊枝のお加持」 「初観音」(はつかんのん)とは 毎月18日は「観世音菩薩」の縁日です。 新年最初の縁日ということでこの日を 「初観音」(はつかんのん)と言い、 各所の観音に多くの参拝客が参詣し、 観音様を本尊とする寺では、 様々な行事が行なわれます。 観音講(かんのんこう) 大衆から「観音様」と親しみを込めて呼ばれる この菩薩様は、広大無辺な慈悲の心をお持ちで、 その名を唱えるだけで救われると言われています。 そのため、古くより「観音講」(かんのんこ…
はい、思いっきり体調を崩してしまいました(^^;) きのうのブログ記事をかいた直後あたりから全身がガタガタぶるぶる(ー-;))))))) 微熱に少し咳も出る。 典型的な風邪の症状ですねw。予定では伏見稲荷に行こうと思ってたんだけどなぁ(^^;) ただでさえ体調万全でも石段がキツいし、まあ、きょう行けなかったらあとがないわけでもなし。 藤森や御香宮のお稲荷さんがあわてるなと言ってると思ってここは自重しよう、と。で、ほとんど一日中、寝て2、3時間ほどで起きて、クスリ飲んでまた寝て、みたいな感じ(^^;) 夕方くらいに寝て起きたらどっと汗が出てて、その時は少し体調が改善したんだけど、その後またガクガ…
平安時代末期の旧暦1164年12月17日、京都に三十三間堂が完成しました。 (三十三間堂紹介) 三十三間堂の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)。 元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂・法住寺殿(ほうじゅうじでん)の一角に建てられた仏殿です。 三十三間堂は、旧暦の1164年12月17日(ユリウス暦1165年1月30日)に完成。 当時は境内に五重塔もある寺院でした。しかし1249年に焼失しています。 現在のお堂は、1266年の鎌倉時代に再建されました。 南北約120mの本堂内陣の柱間が33あることから三十三間堂と呼ばれます。 こちらが蓮華王院・三十三間堂の正面入り口です。 蓮華…
おすすめの弓道漫画を9個選出しました。 同じ題材でも過去の名作から最新作まで、恋愛・ヒューマンドラマ・などさまざま、お気に入りの作品を見つけていただけると嬉しいです。では「弓道」お題材としたおすすめ漫画をまとめてご紹介していきます、最後までご覧ください。 マイナー作品でも面白いおすすめ弓道漫画 カイチュー! 一礼して、キス 天を射る 青武高校あおぞら弓道部 マトイナデシコ 花に染む ひらひらひゅ~ん 弓導士 的中!青春100% あとがき▼ マイナー作品でも面白いおすすめ弓道漫画 カイチュー! 作品情報 ジャンル 格闘技・武道 作者 林 佑樹 掲載誌 ヤングジャンプ 巻数 全12巻 あらすじ✅ …
金泉寺仁王門 四国八十八ヶ所の第3番札所は、亀光山きこうざん釈迦院しゃかいん金泉寺こんせんじです。1番札所からも4km程しか離れておらず、阿讃山脈の南麓の平坦なところに札所が固まっています。金泉寺は弘法大師が手ずから掘られた井戸の伝説が残っているお寺です。 金泉寺の巡礼情報 金泉寺の縁起 金泉寺の見所 仁王門 八角観音堂 大師堂 本堂 多宝塔 弁慶の力石 黄金の井戸(地蔵堂) 閻魔堂 極楽寺のご詠歌 金泉寺へのアクセス 公共交通機関 お車 金泉寺データ 境内案内図 南坊の巡礼記「金泉寺」(2020.7.23) 宿情報 金泉寺の巡礼情報 金泉寺は、四国八十八ヶ所の第3番札所となっています。1番か…
この日は、四条通・大宮通・九条通・国道143号線を通って京都市街地の南中心部を一周するバス路線(市バス207番)に乗って、2つの目的地を巡ることにした。先日と同じ西洞院バス停から、このバスに乗った。朝早いせいか、さほど混んでいない。20分ほどで、東寺東門バス停につく。 東寺も、広大な敷地を持つ寺院。花の見ごろを迎えて、イベントが目白押しだ。境内には、ソメイヨシノ・ピンクの濃い八重桜・しだれ桜らが研を競って咲き乱れている。 ここでは外国人観光客は少なく、空いている。手に数珠を持って、各伽藍を巡っている人も少なくない。 庭園内に、珍しくボタンが咲いている一区画があった。 回遊式の池には、桜のはなび…
4泊5日の福井・金沢旅行、1日目。 9時20分に羽田空港発のJAL185で約1時間、10時20分に小松空港に到着。 空港には、恐竜博士、こまQピアノ、安宅の関 弁慶像があった。 外に出ると、黄砂が酷い。 元祖ソースカツ丼、ヨーロッパ軒 豊島分店で、トリオ丼(カツ1枚、エビフライ1枚、メンチカツ1枚)を食べる。 http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/ 越前つるきそば本店も候補になったが、木曜日が定休日だった。 https://www.echizen-tsurukisoba.com/ 福井駅西口広場は恐竜広場となっている。 福井は恐竜王国とも呼ばれ、日本で発見さ…
こんばんわ、ものです 今回は合計で5,6か月になるのかな、、色々行ってきたところのまとめ、日記を記していこうと思います 結構個人用に色々書きます。。 名古屋、沖縄、彦根、京都、奈良、徳島、岡山、長野、栃木、仙台に行きました 過去には秋田、大阪、も行ったことがあります その土地のホテル、グルメ、県民性、観光地など好き勝手に書きます ホテルは1万円前後のところに泊まっています まずは沖縄から 沖縄には1週間以上滞在しました 美ら海水族館に行くために、近場のアラマハイナ コンドホテルに宿泊、部屋や周辺は大満足ですが朝食は普通です、近くの海鮮系の飲食店でのチキン南蛮がおすすめ、海鮮系の店ですが、チキン…
関白秀吉 大阪城の屋根が晩秋の薄日に照らされ黄金色に輝いていた。入り組んだ城内を数正は複数の兵士に囲まれながら五重の天守へ導かれた。天守外壁は白の漆喰、腰板は黒い漆が塗られている。しかし、真っ先に目を奪われるのは、何といっても金色の装飾を設えた大きな破風である。他にも軒丸瓦や軒平瓦など、いたるところに金箔が施されていた。五階には外から囲む回廊が威圧的に下々を見下ろしている。絢爛豪華ではあるが、それは秀吉の「卑しい出」を徹底的に覆い隠すような金色でもあった。 数正は大広間に通された。初めて目にしたわけではないが、今日の数正はことさら威圧感を感じた。両脇には羽柴秀長を始め、浅野長政、片桐且元、石田…
今朝の『妄想仏像見学会二百一回目』は【滋賀・石道寺/十一面観音立像(平安)】です。像高約173cm。 『妄想仏像見学会二百二回目』は【和歌山・熊野速玉大社/熊野速玉大神坐像(藤原)】です。 『妄想仏像見学会二百三回目』は【京都・東寺/金剛宝菩薩(839年)】です。93cm。 『妄想仏像見学会二百四回目』は【奈良・興福寺/十大弟子立像(734年)】です。釈迦の10人の愛弟子の姿を像としたもの。残念ながら国宝指定は舎利弗、目?連、須菩提、富楼那、迦旃延、羅?羅の6体のみ。他の4体は破損が激しく寺外に流出している。 『妄想仏像見学会二百五回目』は【奈良・法隆寺/観音菩薩立像(百済観音)(飛鳥後期)】…
なぜ今さら、というタイミングだが、大学生だった頃のエピソードを思い返しながら書く。書かないと忘れるし、書くことで思い出すこともある。 基本暗くて地味な貧乏学生であったが、時々輝かしい思い出もある。楽しい学生生活だった。 ○ 大学1年の頃は個別指導の塾でアルバイトをしていた。その塾が3月頭に潰れてしまい、大学2年に上がる春休みがまるっと暇になった。そこで旅に出てやろうと思い立ち、新潟発京都行きの夜行バスに乗り込んだ。 朝6時前、京都駅前に到着。ひどく寒かったことを覚えている。京都は盆地で、夏は暑く冬は死ぬほど寒い、という事実を知らない馬鹿な学生だった自分は、薄手の上着しか持っていなかった。ガタガ…
手元のガイドブックにある京都の神社仏閣を全部歩いてしまったが、季節によって異なる風情があり、今年のように紅葉が不作の年もあったりで、汲んでも汲んでも尽きせぬ上洛の思いは止まないのである。今回は富山・立山・糸魚川・高岡・金沢・福井を徘徊した帰途、湖西線を辿って錦秋の古都を歩いたのでご報告したい。 暮色濃い京都駅頭に降り立ち、向かったのは堀川三条のビジネスホテル「セレクトン京都堀川三条」である。定宿の薙刀ホテル(仮名)の二倍の値段で驚いたが、最近の宿代は高騰しているのだ。APAホテルが宿代を「時価」にしたのが最初かもしれないが、どこもかしこもビジネスホテルの宿泊費は一万円を超える時代になってしまっ…
今日は目黒川まで桜を見に行ってきた。 本当なら午前中に池尻大橋から目黒まで下って、午後から目黒シネマで『ダンサーインザダーク』を見るつもりだったけれど、休日にそこまで快活に動ける人間ではないことを失念していたので、ふつうに昼前に起きた。 よく考えたら昨晩お酒を飲みながら『ダンケルク』を見終えたときには4時半とかだったのでそりゃあ無理だ。起き続けたほうがよかったまであった。 布団から這い出たら予想以上に暖かかったうえに雲もここ数日に比べれば薄めだった。これは桜も満開に違いない、とまずは近所を流れる神田川沿いの桜並木までのそのそ行った。 しっかり満開だった。むしろ散り始めてすらいた。子供たちははし…
「村上隆 もののけ 京都」展で洛中洛外図の次に見ておきたかった国宝オマージュ作品は風神図と雷神図であった。 俵屋宗達の描く風神雷神図は屏風絵で、三十三間堂にある彫刻の風神・雷神を参考に描かれたとされる。力強さとユニークな表情が特徴の作品である。 kokuhou.hatenablog.com kokuhou.hatenablog.com 村上隆の描く風神・雷神はというとユニークさ(ゆるさ)をとことん追求したものとなっている。やるきのない表情と比例するように凹凸のない体つき。風や雷を起こす動作に力強さはみじんも感じない。風神雷神を描くにあたって線を極力減らしていることが力の抜けようにつながっている…