本日放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』ざっくりコラムです。 今回の物語の冒頭で語られた、小野組の切り捨て。 第一国立銀行を設立するに当たって、三井と共にその立役者となった小野組。その小野組の破綻と引き換えに、渋沢栄一の第一国立銀行は道ずれ倒産をどうにか防ぎました。 この時、小野組の代役として渋沢に協力したのが「古河市兵衛」でした。 彼はこの騒動の後、小野組から独立します。後に鉱山開発を成功させ富を成し作り上げたのが「古河財閥」です。 実は古河市兵衛の子孫が作り上げた邸宅が、現在「旧古河庭園」として東京都北区に残されています。 この「古河庭園」から、渋沢栄一の住んだ「飛鳥山」まではゆっくり歩い…