福井県福井市(足羽郡)にあった朝倉氏5代の城館と山城。日本城郭協会選定による「日本100名城」の一つ。一乗谷館は、現在の福井市街の東南方向の足羽川支流の一乗谷川が流れる谷筋にあった城館で、戦国時代に越前国を支配した戦国大名の朝倉氏が居館としていた。その背後の一乗城山(標高473m)には、一乗谷館の詰の城として一乗谷城とよばれる大規模な連郭式の城郭が築かれていた。
2022年5月福井旅行。2日目。 前回の記事はこちら。 iechiko.hatenablog.com 本日2つ目のお城。一乗谷城へ行くために、丸岡城から一旦福井駅へ戻ってきました。 駅前の恐竜も見過ぎて最初の感動なくなったわ。ごめんやで、フクイサウルス。 (もはや写真を撮ることもしなくなったので、1日目の写真使いまわし) 丸岡城からのバスの接続が割とよくて、(連携してるとかじゃなくて、多分たまたま)あまり駅で時間持て余すことなくバスに乗れました。 一乗谷城へのアクセス 一乗谷城の歴史 朝倉氏館跡 唐門 館跡 朝倉義景公の墓所 復元町並 中級武家屋敷(復元) 上級武家屋敷群(跡地) 町家群 開館…
どうも、平吉です。 1日目の後編になります。 前回の越前大野城から向かったのはこちら、一乗谷城(No37)になります。 戦国大名の朝倉氏の本拠地ですね。 一乗谷城跡は私有地らしく登城はできませんが、谷の部分に遺構がありますので、見学してきました。 一乗谷城は谷の部分が城下町になり、両脇の山を利用した城塞都市になります。 こうして実際見ると規模でかいです。うまく自然の地形を利用しておりますね。 まあ最後はあっけなく落城してしまいますが😅 山にお城(防御施設)があったようです。 普段は谷の屋敷に居住し、戦時は山に籠もるというのは合理的ですね。 復原された町並みです。 メイン通りにしては狭いと感じま…
一乗谷城(一乗谷朝倉氏遺跡、福井県福井市)に行きました。100名城のひとつです。 遺構としては土塁や堀、門(唐門)が残っていますが、どれも大がかりなものではなく簡素な作りです(城跡ではなく館跡なので)。 観光客もそれほど多くなく、とても静かで風流な城跡(館跡)でした。 唐門 土塁の上から 売店で買ったもの:絵はがき
今回の福井・石川の旅で100名城は、一乗谷城こと一乗谷朝倉氏遺跡だけ行って来ました。 丸岡城や七尾城は近くを通ったのですが、時間の都合で城跡には行けず、今回は断念。 北陸方面はよく旅行に出かけるので、また後日訪ねようと思います。 To Instagram一乗谷朝倉氏遺跡は、県道18号線を挟んだ両側にありました。 西側には戦国大名朝倉氏時代の復元された町並みが公開されていました。 武家屋敷や町屋の一部が復元されていて、朝倉氏五代の栄華を少しだけ偲ぶことが出来ました。 To Instagram朝倉氏の本拠、朝倉館跡の唐門。 唐門そのものは朝倉館の遺構ではなく、朝倉氏滅亡後に建てられたものだそうです…
<戦乱の世に感じた正義とは> おはようございます!ちくわです。 読書・読書会・哲学カフェが好きです。 この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。 今日は、この本の続きを書いていきたいと思います。 塞王の楯 (集英社文芸単行本) 作者:今村翔吾 集英社 Amazon 前回の記事はこちら。 chikuwamonaka.hatenablog.com 今日は、「ネタバレ有り」で感想を書いていきたいと思います。 重要な部分を明らかにしてしまうので、本作を読んでみたいという方は、このブログ内容を読まずに、本を読んでください。 ◆感想続き ネタバレ感想を書…
急遽お休みが出来たので、福井に突貫旅行し 北陸新幹線延伸というお祭りに参加&ドラゴンクエストウォーク(DQW)のお土産を回収してきた。
<石垣職人でここまでのドラマが出来るとは> おはようございます!ちくわです。 読書・読書会・哲学カフェが好きです。 この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。 今日は、この本。 塞王の楯 (集英社文芸単行本) 作者:今村翔吾 集英社 Amazon 内容<amazonより> 【第166回直木賞受賞作】 どんな攻めをも、はね返す石垣。どんな守りをも、打ち破る鉄砲。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説! 越前・一乗谷城は織田信長に落とされた。幼き匡介(きょうすけ)はその際に父母と妹を喪い、逃げる途中に石垣職人の源斎(げんさい)に助…
すっかり止まってしまっていたけど、久々に進めた。 今回からシナリオ設定の「戦争頻度」を「理知的」に変更している。デフォルトでは「好戦的」になってて、COM大名がガンガン戦争するので(武将の能力もガンガン上がって)難易度が高いんだけど、「理知的」にすれば多少は戦争を控えてくれるかも? もちろん自分はガンガン戦争する。それによって体感的な難易度が下がるのではないか? という目論見。 1566秋・上杉家・本願寺家と疎遠に。本願寺は今更どうでもいいが上杉はキツいな。斎藤家の小谷城・大垣城・郡上八幡城を攻略し滅亡させた。さらに三木家を降伏させた。 冬・六角家との関係が悪化。使者を送り関係改善。上杉家にも…
笏谷石の採掘の歴史は古い、足羽山の「山頂古墳」からは、笏谷石をくり抜いて作られた古墳時代の石棺が見つかっている。言い伝えでは、5世紀後半、「男大迹王(おほどのおおきみ)」(のちの第26代の天皇「継体天皇」=それまでの神話の中の存在ではなく、実在が確実視されている最初の天皇)が「越(高志)の国」の治水事業の際に立ち寄った足羽山の麓で笏谷石を見つけたと言われている。「男大迹王」は、笏谷石を見つける際に三本の矢を弾ち、矢尻で水を噴き出させる程、岩を割ったという伝説が残っている。矢を弾った場所は、足羽山の北西端の「笏谷神社」として今も残り、その伝説の地の近くに笏谷石「七ツ尾口採掘場」跡がある。「七ツ尾…
【5日目 富山県】 朝、小木港のフェリーターミナルには、カラフルなウェアーを着たたくさんのサイクリストが降り立っていました。 フェリーから降りて、お出迎えのワゴン車に大きな荷物(折りたたんだ自転車)を積んでいく人や、駐車場の隅で自転車を組み立てて走り去っていく人で賑わっていました。 今日は土曜日、風もなく晴れていて気持ちがいい天気です。 サイクリングには絶好の日和ですね! 直江津に向かうフェリーも、行きとは違いほとんど揺れもなく快適でした。 直江津港に13時すぎに着いて、富山県砺波市まで走ります。 砺波市はチューリップで有名ですが、美しい田園風景が広がる散居村と、豊富な水量を誇る清流・庄川も魅…
このブログ記事は「今年訪問して良かったお城 Advent Calendar 2023」の参加記事です。 アドベントカレンダーというのは本来は12月1日からクリスマス当日までをカウントダウンする、期間限定の特別なカレンダーのことで、毎日小箱やポケットを開けるとお菓子が入ってる子どもにとって楽しいイベントです。IT業界の人たちの間ではだいぶ前からこのカレンダー部分を借りてきて「日替わりでブログを書く」イベントが続いていて、SNS全盛となったいまでも古き良きインターネットを愛する人たち(少し年齢層高め?)がいろんなテーマでアドベントカレンダー(ブログ)を開催しています。 ぼくもお城好き・歴史好きのみ…
朝倉氏の一乗谷城! お堀はありましたが、かなり素敵な庭園付大きな御屋敷な感じでした。織田信長の大軍に攻め込まれたらどうしようも無かっただろうな。 100円で鯉に餌をあげれます。100円で大量の餌が買えるので楽しかった! 説明が分かりやすい〜! 再現された信長の軍勢に焼かれる前の街並み。 フォトジェニックゾーン 突然の太郎太刀さん写真との遭遇。 実物大らしいのですが、大太刀大きい〜!熱田神宮さん宝物殿に行けば見られるらしいので、いつか行く! トイレは外。 一乗谷に1万人住んでたそうですが、復刻街並み見てるとかなり住みやすそう。偉い身分になるほど御屋敷広くなるみたいです。 下級武士(合戦がある時に…
暑さ寒さも彼岸まで 今年は、この定説はあてはまらない。 今日17日の福井予想最高気温36℃。 セミさまも未だに元気に鳴いてます。 朝倉氏遺跡の一乗谷城への山道で🐝に襲われて、🚁で救急搬送。 🍀刈や🌳の手入れをしても、物凄い汗をかきます。 深夜に外に出ても、涼しくない。 何か変。
【今日は何の日】 *牛とろの日 →「牛(9)とろ(16)」の語呂合わせ 北海道上川郡清水町の食肉加工・販売会社である十勝スロウフードが、日本記念日協会に2018年4月申請し認定登録を受けた 十勝地方では同社の「牛とろフレーク」を乗せた牛とろ丼が知られている *ハイビジョンの日 →通商産業省が制定。ハイビジョンの画面の縦横の比率が9:16であることから この日とは別に、11月25日が郵政省(現在の総務省)とNHKが制定した「ハイビジョンの日」となっている *マッチの日 →1948(昭和23)年、配給制だったマッチの自由販売が認められた 日本のマッチは、フランスに留学していた清水誠が1875(明治…
9月と10月に3回、一乗谷城を見学する登山会が開催されます。各回定員7名で一乗谷城案内ガイドによる解説付きです。 日時:2023年9月3日(日)、9月17日(日)、10月8日(日)各回10:00~15:00(9:45受付開始)※雨天中止(中止の場合は8:40までに電話で連絡) 集合場所:一乗谷朝倉氏遺跡博物館・分館 行程:博物館分館前に集合(バスで移動)⇒三万谷ルートから登山⇒昼食・山城案内⇒三万谷ルートから下山⇒(バスで移動)博物館分館前で解散 参加費:無料 定員:各回7名※要事前申込(先着順)※小中学生は、保護者の同伴が必要 申込方法:予約サイトからのみ受付 問い合わせ:一乗谷朝倉氏遺跡活…
moetです。 日本城郭協会という団体が、2006年に日本の100名城を選定してます。 なんと、その100城をめぐるスタンプラリーができます。 ↓公式のスタンプ帳もあるんです。 収集癖がある私、そりゃあ集め始めますよね。 ドラクエウォークでのイベントでもコラボされてて、なかなか知名度もあります。 日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき [ 公益財団法人 日本城郭協会 ]価格:628円(税込、送料無料) (2023/7/19時点) 楽天で購入 こちら↓が100名城。北は北海道から南は沖縄まで。 100名城を知る前に訪れているところも結構あるな。 なかには、城跡というより、城壁や櫓、お堀の一部…
朝倉氏5代100年の栄華の跡である、特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡に関する資料館で、昭和56年(1981)8月20日の開館。建物自体は、令和4年(2022)10年1日に新しい本館が開館して旧本館は分館となり、展示内容も一新された。 一乗谷が城下町として見えるのは、かつては「朝倉始末記」にある文明3年(1471)とされていたが、長禄3年(1459)かその翌年の寛正元年(1460)に、朝倉英林孝景と対立する甲斐氏方の堀江勢が一乗谷を攻撃して孝景の祖父教景が撃退したと史料にあり、この頃にはすでに一乗谷を本拠としていた可能性がある。また、一説には、南北朝時代にはすでに本拠としていたともいう。もし、南北朝時代…
戦国期に小京都と評された戦国大名越前朝倉氏の城下町の遺跡。 朝倉氏は、一般には文明3年(1471)に、敏景とも呼ばれる英林孝景が一乗谷に城を築いたというが、それ以前にも攻防があったという記述が史料にあり、どうやら孝景以前から本拠としていたようだ。一説には、南北朝時代辺りから本拠にしていたという説もあるという。 斯波氏の配下だった朝倉氏を、戦国大名として脱皮させたのは、この一乗谷創始説もある英林孝景であった。英林孝景は、ちょうど応仁の乱の時期の当主で、一乗谷は、京から避難してきた文化人によって大いに栄え、小京都と呼ばれたという。 その後、氏景、貞景、曾祖父と同名の宗淳孝景、義景と、およそ100年…
訪れた福井県のお城をすべて作成しました。 全部で23城。 その内、玄蕃尾城は滋賀県との県境に跨っている城ですね。 福井で立ち寄ったお城 ここに栞を挟んで、区切りとしましょう。 こうやって地図にプロットしてみると、割とバランス良く訪れていますね。 若狭のお城に、行き残しが多いような気はしますけども。 あと、一乗谷がどんどん整備されていってるので、もう1度訪れたいですね。 一乗谷城も含め、半日かけてゆっくりと見て回りたい。 しかし、兵庫県以外では、滋賀県が城の訪問数ではダントツと思っていましたが、僅か1城差とは。 意外と福井県好きの模様。 さて、次は福井県のお城以外のスポットへと進みますか。