1992年3月から98年10月まで生産された富士重工の軽自動車。
名前の由来は英語の「VIVID=鮮やかな」ではあるが、軽の排気量・660ccにもかけてある(ローマ数字で6・6・0を表記すると、VI・VI・0)。丸みを帯びた外観にし、規格変更と併せてホイールベースを拡大。軽自動車でありながら、四輪独立サスペンション、4気筒エンジン、オートマチック車には無段階変速装置「E-CVT」採用という、スバルならではの機能を搭載。 ラリー等のモータースポーツでも活躍した。
93年5月、スバル40周年を記念して「T-トップ」のモデルが、3000台限定で生産。一部電動可動のTルーフを装備したオープンモデルで、かつ4名乗車可能だったが、重量は増加した。ボディーカラーは赤と緑のみ。 翌94年にはT-トップにスーパーチャージャーを搭載した「GX-T」が1000台限定で発売。色は銀のみで、ボンネットに吸気口がある。
95年には、フロントグリル、丸ランプを搭載したレトロ調のモデル「ビストロ」を発売。メーカー側の予想を裏切るほどの大ヒット商品となり、他のメーカーがこぞって同種の軽を製造するほどのブームを巻き起こす。98年の軽自動車規格変更に伴い、主力の座をプレオに譲ったため生産終了となった。
…また、2007年に放送されたTVアニメ「らき☆すた」では、成実ゆいの愛車として登場*1した。
*1:特に第6話「夏の定番」前半パートでのRX-7とのバトルシーンが最大の見もの