現代を更にダークにした「暗黒の世界(ワールド・オブ・ダークネス)」と呼ばれる世界を舞台に、人間、ヴァンパイア(吸血鬼)、ワーウルフ(狼人間)、メイジ(魔法使い)などを演じるモダンホラー・ストーリーテリング・ゲーム(いわゆるTRPG)のシリーズ。WoD(World of Darkness)と略される。
展開の終了した「旧WoD」と現在展開中の「WoD2.0」がある。WoD2.0は「nWoD」(new World of Darkness)、「新WoD」などとも表記される。
制作:ホワイトウルフ・ゲームスタジオ(White Wolf Game Studio)
旧WoDは翻訳・発行がアトリエサード、発売が書苑新社。
WoD2.0は翻訳が徳岡正肇(アトリエサード)、発売が新紀元社。「ロール&ロール」誌(新紀元社)でサポート中。
旧WoDはそれぞれのシリーズ毎にルールブックがあり、例えば狼人間を演じたければ『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』とそのサプリメントに目を向ければよかった。
WoD2.0では、どのシリーズで遊ぶ場合にも、汎用的なルールを収めた『ワールド・オブ・ダークネス』(コアルールブック)が必要となる。これのみを使って、人間キャラクターを演じるセッションも可能であり、また、例えば吸血鬼を演じたい場合には『ヴァンパイア:ザ・レクイエム』を別に揃える必要がある。
など。