マンガ「DEATH NOTE」の登場人物の一人。壮年の男性。
表に立ち、正体を暴かれることを嫌う”L”の代理人であり、”L”からの警察に対する指令を発表したり、”L”に代わって外部での活動を行っている。
当初はコートと目深に帽子を被った、黒塗りのシルエットで登場するこれまた謎の人物だったが、夜神総一郎らが正式に”L”(竜崎)と協力関係を結ぶと、帽子を脱いでその姿を現した。その容姿は、シルエット時と比べると幾分老いている感じを与える。
”L”の身辺の世話を甲斐甲斐しく焼く人物だが、どのような経緯で現在の身分にいるのかは不明であり、何らかの正式な機関からの派遣員なのか、或いは”L”の私設秘書なのかも明らかになっていない。
また、キラ嫌疑を掛けられた人物を監禁した際も、恐らくワタリが場をセッティングしたのだろうけれども(他に本部に居るのが”L”と刑事達だけであるから)、相手から拘束方法が「マニアック」と評価されてしまっており、その経歴に怪しい気配が立ち込めている。