Rosemary's Baby
ガイとローズマリーの若夫婦がマンハッタンのアパートに引っ越して来る。アパートは不吉な噂が絶えなかったが、2人は気に介さなかった。だが住人の1人の飛び降り自殺を機に、ローズマリーは少しずつ不穏な空気を感じ始める。 アイラ・レヴィンのベストセラー小説を原作にした、ロマン・ポランスキー監督の名作オカルト・ホラー映画。
ローズマリーの赤ちゃん (ハヤカワ文庫 NV 6)
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ローズマリーの赤ちゃん」(1968)です。 ローズマリー(ミア・ファロー)は売れない役者の夫ガイ(ジョン・カサベテス)とニューヨークの古いアパートに引っ越してくる。隣人ローマン夫妻は好い人だが少々お節介、ローズマリーは子供が欲しくて少しばかりイライラしていた。 そんな時、ローズマリーは人とも野獣とも思えない獣人に犯される夢を見た。そんな時、妊娠していることが判りローズマリーは喜びの絶頂に浸るのだが、やがてつわりが酷くなって… 有名なアイラ・レヴィンの同名小説をあのロマン・ポランスキー監督が映画化しました。もはや古…
「悪魔崇拝者がおなかの赤ちゃんを狙っている!」 ローズマリーの訴えは、現実か、妄想か? 製作:1968年 製作国:アメリカ 日本公開:1969年 監督:ロマン・ポランスキー 出演:ミア・ファロー、ジョン・カサヴェテス、ルース・ゴードン、 モーリス・エヴァンス、他 レイティング:一般(どの年齢の方でもご覧いただけます) ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆(ほんのチョイ役) 集会の客の猫 名前:不明 色柄:黒 ◆怖い映画 ゾンビであったり、サイコパスであったり、百花繚乱の様相を呈しているホラー映画。たくさんの人が残忍に殺されたり血その他が飛び散ったりする映画はあまり見ていないのですが、そういう力わざ…
20221101(了) ZOOT AT EASE/ZOOT SIMS QUARTET ①朝日のようにさわやかに(Hammerstein/Romberg) ②イン・ザ・ミドル・オブ・ア・キス(Coslow)(テイク4) ③アラバミー・ホーム(Ringle/Ellington)(テイク9) ④ドゥ・ナッシング・ティル・ユー・ヒア・フロム・ミー(Russell/Ellington) ⑤ローズマリーズ・ベイビー(Stokes/Keith)(コメダ) ⑥カクテルズ・フォー・トゥー(A・Johnson) ⑦マイ・ファニー・ヴァレンタイン(R・Rodgers) ⑧ビーチ・イン・ザ・A.M..(H・Jone…
ツタヤで借りて観たホラー映画シリーズです。1968年制作、アメリカのオカルトホラーです。 ローズマリーの赤ちゃん (字幕版) ミア・ファロー Amazon 【あらすじ】NYのアパートに俳優の夫と引っ越してきたローズマリー。黒い噂を耳にしつつも、隣人のカスタベット夫妻にお節介を焼かれる日々を過ごす。ある夜、ローズマリーは人ならぬモノに強姦される夢を見る。そして彼女の妊娠が発覚した。 【ひとこと感想】50年以上前の作品とは思えないのが残酷な、不信感募るサスペンス。 ※全力ネタバレです。 【3つのポイント】①この明るい部屋に、悪魔がいるのか?② 『現代でも通じる』どころじゃない・近所のおばちゃん編③…
死の接吻/アイラ・レヴィン/中田耕治【1000円以上送料無料】価格: 1012 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 本作の主人公は、貧しいが美貌に恵まれた野心家の青年で、財産目当てに大富豪の3人の娘を次々と手玉に取って、のし上がろうとする。第1部「ドロシイ」は末妹。彼女は19才で同じ大学の学生。交際中に彼女の妊娠が発覚してしまう。学生の身でそんなことを厳格な父に知られたら、財産目当ての結婚に支障が出る。結婚を望むドロシイに今回は子供を堕胎して家族に祝福されるよう説得するが聞き入れてもらえない。そのため計略を図り、彼女を自殺と見せかけて殺害する。この部分は倒叙形式で、しかし犯人の名は明かされず物語…
4月に入り畑の準備をしながら昨シーズンからの持ち越しモノの整理をしているけど‥確か先月は冬野菜消費月間だったかと思ったけど、今月はネギの消費ってコト‥ 日曜日は助役サマが昼間いないので昨日収穫しておいたネギを使って‥葱ラーメン。よく火を通さないと消火器官を痛めるので、それなりに‥刻んでいると結構涙をする‥。ま、全ての野菜をネギにしてもいいけど、助役サマはいい顔しないので居ない時に頑張ってみる‥。嫌と言うほど食べられるのも家庭菜園の醍醐味というもの‥。ネギの保存食とか保存調味料とか‥いいモノないかな‥? 昨日収穫したネギが玄関に置いてあるんだけど‥、これまた昨日剪定したローズマリーの枝葉が挿して…
どうも。 もうヒートテック極暖を着ているまったく元気の出ないbeabeaです。 お昼休みに経理のマネージャーが「人生生きてこの先なんの楽しみもない」と言っていたけど、そんなこと言わないでよ〜〜〜って感じ。 さて、私の最近の楽しかったことといえば、ローズマリーの赤ちゃんという映画をスクリーンで観たことです。あんなに内容知り尽くしているのに、ローズマリーがかわいそうになってジーンときたりして、我ながら呆れました。 ローズマリーの赤ちゃんコレクション 私はこの映画を中学の頃に深夜映画の再放送で何度も観て当時ビデオ(!)に録画してさらに繰り返して観てたので、吹き替えの声が骨の髄まで染み込んでいるんです…
★★★★☆ あらすじ ピークを過ぎてドラマの主演ではなく敵役をするようになった俳優は、イタリア映画の主演オファーを受けるかどうかで悩んでいた。 著書自身が監督した映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のノベライズ作品。 感想 映画のノベライズ本だが、映画とは違う展開があったり、映画にはなかったシーンがあったりする。またメインとして描かれていたシャロン・テート事件に関するエピソードは脇に追いやられ、人気のピークを過ぎて転機を迎えた主人公の俳優人生がメインで描かれる物語となっている。 主人公がレオナルド・ディカプリオ、そのスタントマンで相棒の男がブラッド・ピットと、それぞれが映画で演…
< 20世紀最高のバンド「ビートルズ」と「インド」の関係 オリエンタルブームの最初でしょか > 2024年3月後半の、とあるウィークデイ。学校は春休みの時期です。殺風景なオフィス街の歩道を、制服姿、ロングヘアの女子高生が1人、歩いて来るのに行き会いました。 午後の早い時間。薄曇りの曇天で暑くも寒くもなく、風もなかったし、人通りもありませんでした。 女子高生くんは背中に背負った黄色いリュックから両肩に回した左右のベルトに、胸の前アタリで左右の親指を引っかけて、音楽を聴きながら軽く首を振って調子を取りながら歩いて来ます。 楽しげです。え~な~。 やがて車の通行音に交じりながらも聞こえてきたのは「オ…
映画「オーメン ザ・ファースト」を観た。 「リーサル・ウェポン」「スーパーマン」のリチャード・ドナーがメガホンを取り、世界的ヒットを記録した1976年公開の名作ホラー「オーメン」の前日譚。”悪魔の子ダミアン”というホラー映画界に残るキャラクターを生み出した作品だが、本作ではそのダミアン誕生までのエピソードが描かれている。出演はテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のネル・タイガー・フリー、「蜘蛛女のキス」「バクラウ 地図から消された村」のソニア・ブラガ、「ウィッチ」「グリーン・ナイト」のラルフ・アイネソン、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「生きる LIVING」のビル・ナイなど。監督は本作が…
「▶Vtuberの奨め💞162🧡 Chris Channel / 獅子王クリス 【ななしいんく】のVTuberを紹介するぜ」 YouTube動画「【初配信】歴史的瞬間を刮目せよ…!#シュガリリ初配信【獅子王クリス / シュガリリ】」を以下に要約しました。 「▶Vtuberの奨め💞162🧡 Chris Channel / 獅子王クリス 【ななしいんく】のVTuberを紹介するぜ」 こんにちは、皆さん!今日は、Vtuberユニット「シュガーリリック」のメンバー、獅子王クリスさんの初配信についてお話しします。彼女の魅力とその配信のハイライトを紹介していきましょう。 獅子王クリスさんは、その名の通り、…
思ったよりパワーがあるオーメン (河出文庫)作者:デヴィッド・セルツァー河出書房新社Amazon サスペリア風な舞台装置にローズマリーの赤ちゃん風なストーリーが展開する。70年代風なフィルムエフェクトもついて、でも演出はちゃんと現代風。 正直、余り期待はしてなかったが、ここ数年で見た洋画ホラー映画では最高傑作に入る… そもそも、オーメンシリーズは続編重ねてもそこまで駄作化してなかったからな… 2でいきなり駄作になった「エクソシスト」とはやはり底力が違う。話としては、セオリー通りの教会からの棒杭ズドンで神父が死ぬところから始まる。主人公マーガレットはアメリカの孤児院で暮らしていたが、枢機卿に出会…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)です。 1969年8月9日チャールズ・マンソンによって惨殺されたシャロン・テート事件を描いた作品で、当初私は、リチャード・ブルックス監督作品「冷血」の様な作品をタランティーノ監督がてっきり製作するものだと思っていました。 その昔、ベトナムの映画館でこの作品を見て吃驚しました。事実と違う終わり方をした 暴走映画だったからです。まあ、こういう映画もあって良いでしょう。所詮、映画だから。映画は、いつものタランティーノ全開映画でとても面白く拝見しましたが。 今回、…
3月はシドニー・ルメット月間を実施中。『セルピコ』から始めて、約半月で12本鑑賞。何故今ルメット?と言われそうだけど、その辺はルメット月間が終わったら改めて記載するとして、これまでの感想を簡単に書き記しておきたい。『セルピコ』は3/7の記事をご参照ください。 『デストラップ/死の罠』(1982年) スランプ中のベテラン劇作家(マイケル・ケイン)が、教え子(クリストファー・リーヴ)の新作戯曲を我が物にしようと企むサスペンス・コメディ。物語が二転三転して実に面白い。ミステリーを愛する2人の劇作家が作劇の流儀で対立する話でもある。原作は『ローズマリーの赤ちゃん』のアイラ・レヴィン。 スランプ中の劇作…
シンプル・イズ・ベストホラー! 同年代の「エクソシスト」や「オーメン」などとともに1960年代のアメリカのオカルトブームの火付け役になった作品。 オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
古き良きアメリカ×悪魔崇拝 ずっと気になっていたホラー映画、ローズマリーの赤ちゃんを鑑賞。 まず最初に言うとすれば 1968年の作品でこの年代のアメリカのファッションが大好物! いちいち女性陣のファッションが気になっちゃう! ボブヘアもショートカットも可愛い〜 ちなみにこの作品のテーマは悪魔崇拝だけどこの後の 1980年代に実際にサタニックの事件が流行ったらしい(予言?!) あらすじ…. ある悪い噂のあるアパートに引っ越してきた夫婦に襲いかかる謎の事象。 その周囲にはいつも同じアパートの親切な老夫婦がいた。 ここからはネタバレ有り 私最初からこの手の旦那さん苦手だな〜 自信過剰っていうか、女性…
『サージェント・ペパーズ』、「ハレ・クリシュナ」 ポールがLSDを絶賛、ジョージは拒否宣言 マハリシ登場 エプスタイン死去 反体制派のマハリシ批判、ヨーコの存在 ミア・ファロー 前回の続き。 インドとビートルズ: シタール、ドラッグ&メディテーション 作者:アジョイ・ボース 青土社 Amazon 『サージェント・ペパーズ』、「ハレ・クリシュナ」 ビートルズを再始動させることができるのは、ポールしかいなかった。(略) アフリカのサファリ旅行からロンドンに戻る機内で、彼は次のアルバムの斬新なアイディアを思いつく (略) 「ビートルズでいることに、僕らはうんざりしていた。(略) 突然、飛行機の中で思…
河辺的錯誤 これも二月に見た映画です。 朱一龍主演と聞いていたのですが、この主人公の刑事が彼に見えなくて困惑するところから始まりました。 朱一龍というと古龍ドラマで見たのが多分最初、最近では「鎮魂」の沈巍ですっかり顔なじみです。他のドラマや映画でも見てるんですが、これ、ぱっと見じゃわからなかった。え?って感じです。「鎮魂」関連で趙雲瀾役の白宇とインタビューか何かに出ていて、さんざん白宇が「龍哥~毛人~」とからかっていたのを思い出しましたが、あの猿人メイクより、今回のメイクの方が出来がいいというのか、なんというのか💦 とにかく、私の見た中で一番色黒な朱一龍w ストーリはタイトルの通り、川辺で老女…
全5項目●代表作 ●「Closet Picks」 ●「aframe.oscars」 ●「Letterboxd」 ●「deadline」 「ブルーベルベット」より 全5項目 ●代表作 俳優「ホールドオーバーズ(The Holdovers)」、 「幻影師アイゼンハイム」、 「シンデレラマン」、 「交渉人」、 「ストレイト・アウタ・コンプトン」、 「12年の奴隷(それでも夜は明ける)」、 TVドラマ俳優「ビリオンズ」2016年~、 「ジョン・アダムズ(John Adams)」等 俳優、声優、プロデューサー、TVドラマ監督 等で活躍するポール・ジアマッティが影響を受けた・好きな映画。 ●「The Cr…
映画「ボーはおそれている」を観た。 2018年の長編監督デビュー作「ヘレディタリー 継承」から、突出した怖さと面白さで映画ファンを騒然させ、続く「ミッドサマー」でも”奇祭ホラー”のクオリティを更新した、鬼才アリ・アスター監督の最新作が日本公開となった。主演は「ジョーカー」で第92回アカデミー主演男優賞を受賞し、近作でもリドリー・スコット監督「ナポレオン」でタイトルロールを嬉々として演じていた、名優ホアキン・フェニックス。共演は「プロデューサーズ」「マイ・プレシャス・リスト」のネイサン・レイン、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「ブリッジ・オブ・スパイ」のエイミー・ライアン、…
こんにちは。フィリップ・グズマンの「ドント・スリープ」(2017)を観ました。姉妹の顔が似ているなと思ったら何と一人二役でジョセリン・ドナヒューという方が演じていたようです。鬼婆症候群という日本で言う金縛りの話ですがアメリカっぽいなと思うのは物語が眠ると現れる幽霊をどうやって倒すかという話になっていくことです。多分日本だと幽霊の生い立ちとかに迫っていて精神的に成仏させる方向に行くと思うのですがこの映画は眠って現れた時に強制的に起こして物理的に解決しようとします。幽霊の現れ方や這いずり方は清水崇の「呪怨」(2003)の影響を感じました。先日観た「サウンド・オブ・サイレンス」(2024)もそうです…