ロンドン五輪出場決定 五輪最終予選を首位で折り返した日本は、翌12年2月に後半最初のシリア戦に臨んだ。シリアが政情不安のため、急遽中東の代替地で試合が開始。だがピッチの状態は悪く、細かいパス回しが持ち味の日本は苦戦する。18分、日本のクリアしたはずのボールが、ミスとイレギュラーでオウンゴール。先制を許す。 それでも前半のうちに永井謙佑のゴールで追いつくが、後半も押し込まれる展開は続く。このまま引き分けに持ち込みたいところだったが、試合終了直前に決勝点を入れられてしまう。その結果シリアに総得点で抜かれ、日本はグループ2位へと転落する。 気合いを入れ直した日本は、次のマレーシア戦で奮闘。力をつけて…