原題は「Atonement」(贖罪) 原作はイアン・マキューアンの同名小説(2001)で 年老いた女流作家の、少女期に犯した罪の追憶 評価の高い作品ですが (映画評論家はどうしてイギリスの上流社会を描いた作品が好きなのでしょう) 特筆すべきは当時13歳だったシアーシャ・ローナンの圧倒的な存在感 思春期の浅はかさと、残虐さを見事に演じ切っています おかげで妙な後味の悪さが残る作品 1935年、イングランド 裕福なタリス家の末娘ブライオニー(シアーシャ・ローナン)は 劇作家になることを夢見ている13歳 その夏、15歳になる従妹のローラ(ジュノー・テンプル)と弟の双子がやってきて 兄のリーヨンが帰っ…