数理物理学者。 ブラックホールには必ず特異点があるという「特異点定理」をホーキングと共に証明した業績が有名。他には時空のモデルである「ツイスター理論」や、準結晶のモデルである「ペンローズタイリング」などを考案している。 最近では量子力学の観測問題や人間の意識の問題に関してかなり独特な理論を提唱している。
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< 太陽系が存在している天の川銀河の中心のブラックホール「いて座Aスター」の撮影に成功 > へええ、ブラックホールってそういう存在だったんですねえ。っていう改めての認識。 ブラックホールの存在が理論だけじゃなくって、実際に撮影されて確認された最初は2019年のことで、もの凄い話題になって盛り上がりましたけど、実際のその写真、っていうのかデータ解析結果を見た記憶も、まだ新しいところですが、ふううんってしか感じませんでした。映像からは凄さが理解できません。 天文学業界は騒然としていましたですよね。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});…
皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則 作者:ロジャー ペンローズ 発売日: 1994/12/20 メディア: 単行本 『『皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則』ロジャー・ペンローズ著 林一訳を読んだ。 「コンピュータとAI」をテーマにした大著だが、ムズイんで「言語化」にしぼって感想を。 「アダマールが創造的思考の研究を通じて提起した主な論点の1つは、言語化は思考には不可欠だという、いまでもしばしばなされている主張をきっぱり否定したことである」(「アダマールがアインシュタインから受け取った手紙の一節」) 「書かれたり話されたりする言語や言葉が私の思考の仕組みのなかでなんらかの役割を演…
This is the Japanese translation of this site. グランヴィル・セウェル2023/12/15 8:17 今月初め、私は2020年のノーベル物理学賞受賞者ロジャー・ペンローズとクリスチャンの哲学者ウィリアム・レーン・クレイグとの友好的な討論から、ファインチューニングについての部分を含む映像について議論しました。この映像は私にとって興味深いものでした。なぜなら、ペンローズが、ほぼ常にデザインの唯一の代替案として提案される多元宇宙/人間原理の説明を好んでいないからです。
ペンローズ・タイリングが量子誤り訂正に応用できるっていう研究がニュースになってたが、コメントを視る限り理解できている人は少ないっぽい(´_ゝ`) ニュース記事として、こういう専門的な話を分かりやすく伝えるのって難しいよね。そもそも読者がどこまで分かっているかっていう前提を定めるのも難しい。 量子コンピュータのことは分かってるのか?符号理論は?ペンローズが誰か知ってるの?…などなど。 興味を持つ人はある程度は分かっているんだろうけど、それでもシャノンの符号理論をちゃんと学んだ人は少ないはず。 ちくまの文庫で『通信の数学的理論』というのが出てるが、確率統計と重積分が分かってないと読みこなすのはキツ…
This is the Japanese translation of this site. グランヴィル・セウェル2023/12/5 6:28 昨年の夏、インテリジェントデザインについての授業の準備をしていた私は、2020年にノーベル物理学賞を受賞したロジャー・ペンローズとクリスチャンの哲学者ウィリアム・レーン・クレイグの友好的な討論の中で、ファインチューニングに関する部分を含む映像を見つけました。司会はジャスティン・ブライアリーです。
ええええ!! マジかよ~「これでいいのか!?」 生き残ったやつが正義ってやつかぁ…
テレパシーは存在しうるのか? 先日のブログでは、『SCIS 科学犯罪捜査班Ⅳ』の本編にあまり関係しない話題について、長々と書いてしまいました。。よって、こちらのブログが本題になります。なりますが、どうも長くなりそうなので、さらに2回に分けようと思います。まずは、テレパシーについて、私の経験をお話しようと思います。もう25年くらいは前になりますが、、デパートの中にある喫茶店の店員をやっていたことがありました。そこはお子様向けの喫茶店だったので、常連のお客様は皆、子供たちとそのお母さまたちでした。子供服のフロアーにある店のせいか、従業員どうしも仲が良く、お客様との会話も、毎日楽しく和気あいあいとし…
晴れ。16度。 7時に起きる。 朝餉は、三種プレート(カニカマを添えた冷奴・刻んだ大葉を混ぜた卵焼き大根おろし添え・マヨネーズをかけたブロッコリー)、里芋の煮っ転がし、味噌汁(シメジ・大根の葉・ネギ・油揚げ・豆腐・ネギ)、梅干しを添えた玄米ご飯、白湯。食後にコーヒー。 古書が届く。ロジャー・ペンローズ著、林一訳『心の影 2(原題:Shadows of the Mind)』(みすず書房)。 古書店主はなにかを勘違いしたのだろう。でなけば、状態がよほど悪いのだろう。それならそれで、あきらめがつく。意を決して注文した本は帯こそ付いてなかったが、きれいだった。こんなことがたまに起きる。 3つのカーシェ…
------講義録始め------- 一方、科学的発見は、先人の研究の成果の上に立って、より遠くまで展望できたと言えます。例えば、アインシュタインは、ニュートンの言葉「私がデカルトより多く見えたのは、巨人たちの肩に乗ったからである」を引用しています。これは、学問と同様に、多くの技術はほんのわずかな新しい発明に基づいているという考えに関連します。すなわち、オリジナリティは先人のオリジナリティと階層的に関連しています。また、多重発見とは、両者に違いがある場合でも、語義的な重なり合いがあり、それを一つの一致する考えに変形できるということです。これは、発見や発明が社会環境と相関関係を持っていると言えま…
ノーベル賞、女性受賞者はわずか63人 日本人女性はまだゼロ - 産経ニュース 女性云々に触れるとは産経とは思えない記事です。 公式ウェブサイトによると、千人近くになる受賞者のうち、女性は今年受賞が決まった人も含め63人で、わずか6%程度に過ぎない。日本人の受賞者に女性はまだいない。 史上初の女性受賞者は、放射線の研究で1903年に物理学賞を受けたキュリー夫人だ。1911年に化学賞も受け、女性唯一の2度の受賞者となっている。 近年では ◆夫人呼ばわりは女性差別 →同様の理由から「キング夫人」「コート夫人」も最近では「ビリー・ジーン・キング*1」「マーガレット・スミス・コート*2」と呼ばれる。 ◆…
読書の秋におすすめの一般教養、サブカルと雑学の本 本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、2023年も読書の秋が訪れました。今年も例年通り、「実用書」「思想・哲学、考え方の本」「一般教養、サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治・経済の本」「読書の効果と読書術の本」「エッセイ、ノンフィクション」「小説」の7つのジャンルから、おすすめの本を紹介させていただきますね。第3回は、「秋は深いことを知りたくなる?」をテーマに3冊の「一般教養、サブカルと雑学の本」を選ばせていただきました。 読書の秋におすすめの一般教養、サブカルと雑学の本 秋は深いことを知りたくなる? 深いことを知りたくなる?一般…
お題「なんだか眠れない・・・でも寝酒はしたくない。スッと寝付ける方法ないでしょうか?」 どうしても眠れない。よくある話です。わたしは「羊が1匹、羊が2匹……」とやって、往年のドリフターズコントの、『3匹目以降に志村けんの人形が出てくる』が未だに脳裏に浮かんで寝付けません。 そんな時におすすめする方法。 『難しい本を読む』 これです。
3-1-3-1)能動性注意と集中力 目標達成に欠かせない注意力の制御には、1)「気を散らすものを無視する力」(選択と集中)と、2)「衝動を抑える力」(抑制)の2つで成り立ちます。これら2つの能力はそれぞれ独立しているものの、青斑核(ノルアドレナリン神経)の活動が、前頭葉(特に前頭前野)にある2つの異なる領域を目標にしてその神経活動を調節する形で、どちらの能力も制御しています。 1)「集中力」(選択と集中)を高める「青斑核―前頭前野背内側部」の回路と、2)「衝動を抑制」する「青斑核―前頭眼窩腹外側部」の回路で構成された、2つの分離可能な「青斑核―大脳新皮質」回路が協調的に働き、注意力による行動の…
3)「意識」と「その三つの理論」 3-1)「意識」の強度(強さレベル) 意識は、まだ統一された定義が提示されていないが、浅い階層順に述べていくと、 脳の働きが活性化し、感覚に入る1)「刺激を感じ取ることが可能な状態」(覚醒状態)、自動的な意識(車でいえばアイドリング状態の意識)状態です。 更に脳の活性度が高まると、私が脳において刺激を2)「認識(認知)」(受動性意識)することが可能な意識状態です。 更にもっと活性度が高まると、刺激に対して3)「明確な反応」(能動性意識)(注意)を示すことも可能な意識状態です。 この違いを表す言葉として、「見える=see」と「見る=look」との違いがあります。…
「引き寄せの法則」は量子脳理論!?量子脳理論と意識の関係について 意識とは何? デカルトの二元論とスピノザの一元論 量子脳理論の提唱 量子効果と意識 ルイージ・リッチャルディとヒロオミ・ウメザワ スチュアート・ハメロフとロジャー・ペンローズ まとめ 「引き寄せの法則」は量子脳理論!?量子脳理論と意識の関係について 今回の記事では、量子脳理論と意識の関係について、科学的な視点から探求してみたいと思います。 この理論は、人間の意識が脳内で起こる量子効果によって引き起こされる可能性を示唆しています。 さらに、この理論は意識が脳だけでなく、心や腸などの他の場所に存在する可能性も提唱しているのです。 意…
私たちの宇宙はブラックホール内に丸ごと落ちた宇宙だった!驚愕の「シュワルツシルト宇宙論」 Could Earth be inside a black hole? この連載シリーズ「ドメイン」の第2扉デザイン画です。 この宇宙が、より大きな「親宇宙」にある超巨大ブラックホールの中にすっぽり収まっているという壮大な「シュワルツシルト宇宙論」。科学系NewsのLive Scienceが解説しています。 追加記事部分 同時にこの理論は宇宙の相当部分を占めているわからなかった未知の構造「ダークマター」が実はわたしたちの宇宙に堕ちた子宇宙だという❗️ Could Earth be inside a bla…