レバーの刺身のこと。焼肉店で提供される人気メニューのひとつだったが、2012年7月1日から飲食店での提供が禁止される。
牛・豚・鶏などの肝臓を使用するが、一般的には牛の肝臓をさす。魚類の刺身と同じように、醤油・塩・ゴマ油・生姜・ニンニク・ネギなどの調味料をつけて食べる。
2012年5月の「焼肉酒家えびす集団食中毒事件」を機に、厚生労働省が生食用牛肉に関する飲食店の衛生基準を改正。その過程で、事件で問題となったユッケと共に「生食」である生レバーの提供が問題視され、飲食店への提供の自粛要請となった。
その後、厚生労働省により正式に、2012年7月1日から牛の生レバーの飲食店での提供が禁止となった。殺菌方法が確立されれば、解除も検討するとしている。
厚生労働省のサイトでは、なぜ生レバーを禁止としたのかや、予防策として検討した方法などをQ&Aとして公開している。