今回は見事ブンデスリーガ初優勝を果たしたレバークーゼンが「シルバーコレクター」と呼ばれていたシーズンについて、知っている範囲で切り取って書いていきたいと思います。 3回目は「2010-2011シーズン」です。 主な布陣 ①逸材の放出と小皇帝の復帰 2003-2004シーズンの3位以来トップ4に入れなかったレバークーゼンですが、2009-2010シーズンにバイエルン、レアルマドリードで指揮を執りマドリー時代にはチャンピオンズリーグ優勝を果たしていたユップ・ハインケス監督を招聘。その甲斐もあってかチームは前半戦を無敗で乗り切り冬の王者に輝くも、後半で失速し4位に。前半は調子が良いものの後半で失速す…