Ray Brown (1926−2002) ジャズ ベーシスト 今なお世界中のベーシストからリスペクトを受け続ける大プレーヤー。音量、音程、テクニック、そしてソロからインタープレーと、あらゆる面で限りなく完璧に近い技量を備えた。 その長い活動の中でリーダー、伴奏者として無数の共演者と無数の録音を残しているが、最も名高いのはオスカー・ピーターソン、エド・シグペンからなる「ザ・トリオ」でのプレーであろう。 わずかの間、エラ・フィッツジェラルドとは夫婦関係であった。
勝手な私的三大名人を紹介!無知と偏見と独断で! ドラム、と来たらベースがなくちゃ。地味なパートなので一人当たり二曲! まずは謎のベーシスト By MyselfWilbur Wareジャズ¥204provided courtesy of iTunes 1969年録音 ブルー・ジェイクリフ・ジョーダン, ジョン・ジェンキンス & ボビー・ティモンズジャズprovided courtesy of iTunes 1957年録音 ドラムス Danny Richmond 続いてオーソドックスに スイングしなけりゃ意味ないねセロニアス・モンクジャズ¥255provided courtesy of iTune…
今日は、オスカー・ピーターソンとミルトジャクソンのアルバム。「Reunion Blues」。 二人の競演は素晴らしくゴージャスで音符の数が多いです。キラキラしていて、おじさんたちからどうしてそんなに乙女な音が出てくるのか。あの巨体のあの太い指は高音のかわいい音を生み出して、コロコロと跳ね回る。でも、可愛いだけじゃないですね。かなりタフ!終わりを知らない。その中で方向性を決めているのはレイ・ブラウンのBassなんだろうな。「さあ、そろそろ締めるよ」って。楽しくて仕方ないんでしょうね。 キラキラもしっとりもいいけれど、初心者の私にはブルースがとってもかっこよくかんんじます。 やっぱりジャズは癖のあ…
ファンのリクエストから選ばれたという人気曲の演奏。なんで邦題を原題に合わせないのだろうな。 オスカーピーターソンがテクニックをひけらかして、それだけで終わらないように手綱をつかんで引っ張っていくレイ・レイブラウンがまた最高だ。 1. Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)2. The Days Of Wine And Roses3. My One And Only Love4. People5. Have You Met Miss Jones?6. You Look Good To Me7. The Girl From Ipanema8. D & E9.…
曇り、のち雨。16度。7時に起きる。朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・大根・大豆煮・チーズ・カニカマ・バジル)、味噌汁(小松菜・ジャガイモ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、卵サンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。妻はクワイアの練習で代々木へ。夜遅くに戻る。ジャズの録音でBlue Noteとルディ・ヴァン・ゲルダーは一里塚を築いた。それは間違いない。だが好みでいえば、ぼくはVerveが肌に合う。Verveの50年後半から60年前半に録音されたオスカー・ピーターソン・トリオしかないと思っている。この時のThe Trioは鉄壁である。選曲もいいし、企画も粒揃い…
前回のホリデイ・インで噴出したイースターパレードの謎 ボヤっと聞いてきた中には、すでに収録されていたりする? このヴァージョンは「いつもの」 bingcrosmycd.hatenablog.com ここにも入っていたはず・・・ こちらは、10インチアルバムを「イメージ」として使用 そのため収録は、ジャケットに記載8曲のうち2曲のみ でも、全20曲の大盤振る舞い 6枚組の1枚目を テーマソングの ① 「いつの日か君に」でスタートする 心憎い選曲は、安心の青木啓印 ラストにバックでギターが鳴っている1945年 この曲の3回目のスタジオ録音 耳を澄ますとチリチリノイズ ② I surrender d…
どうもShinShaです。今回はジャズスタンダードの記事です。もうすぐバレンタイン・ディですね。今回のスタンダードは「マイ ファニー バレンタイン」。 「マイ・ファニー・バレンタイン」は1937年にミュージカルのために作られました。曲のタイトルの“バレンタイン”は歌の主人公である女性が熱を上げている男性の名前です。この曲は1950年代からずっと、ジャズファンやミュージシャンに愛されてきたスタンダードです。 「マイ・ファニー・バレンタイン」の名演には、マイルス・デイヴィスやスタン・ゲッツの演奏があります。ボーカル曲としてはシナトラや永遠の名曲チェット・ベイカーの1954年録音が特に有名です。今回…
To all the parents who take their kids to concerts that they don't necessarily like and then wait for the kids to get autograghs, lessons and whatever else. 我が子を音楽会に連れて行っても、肝心の子供たちが大して喜んでくれず、出演者のサインだの、演奏のコツだのをねだっているのを、会が終わった後待っている、そんな親御さんたちに。 When you set out to make a dramatic statement ― make it. …
https://www.youtube.com/watch?v=LzSXwuEFrHw 本スクリプトの動画はこちらからどうぞ Edgar Meyer answers the internet: Double bass ABC Classic 2019/04/27 エドガー・メイヤー「ダブル・ベース」ネット質問箱 ABCクラシック 2019年4月27日 Hello, I am double bassist and composer Edgar Meyer and I'm being told that I'mgoing to answer some questions about the dou…
2023年終わるみたいです 見事に三日坊主になったブログですが1年の振り返りくらいはしておこう そんな感じで今年を彩ったマイベストアルバム(発売が2023年じゃないものも全然ある) ■Temples - Exotico EXOTICO アーティスト:TEMPLES ATO (UK) / ULTRA-VYBE Amazon 今年の夏はテンプルズでした。ショーン・レノンがプロデューサーなのも驚きだったけど、西海岸みたいな明るくてカラッとした手触りでかなり聴きやすかった。ジャケットの通りエスニックでなんとなく桃源郷っぽい雰囲気が全体を通して流れていてよかったし、リフものの曲もクール ■Petros …
師走ですね。そしてメリークリスマス! 僕はレイ・ブラウントリオのChristmassongのアルバムを聴いています。グレッグかっこいいー! 一年が経つごとに一年立つのが早くなってるように感じます。 今年は去年よりもライブ活動が増え、9月くらいからありがたいことに月6回程ライブをさせていただけました。 来年も心身が元気に過ごせて頑張れたらいいなと思っております。 学校の先生でもあって素晴らしいサックスプレイヤーの佐藤洋祐さんの言葉を借りて、来年の抱負は 「にゃんばる」気張らず出来ることをしっかりとやっていけたら良いな。 本年もお世話になった皆様方ならびに新しく出会った皆様方本当にありがとうござい…
10月に「アンプ DENON PMA-1700NE 購入 試聴ノート」(下記リンク参照)という記事を書きました。しかし、記事が長いので、ここに「まとめ」を書きます。結論:「このアンプ素晴らしいです。」この一言。このアンプ、翌日もまた聴きたくなります。ついついこのアンプに、手が伸びてしまうのです。どうしてでしょう。今、夜10時ですが、ボリュームつまみは9時に合わせて、ジャズを聴いてます。田舎ですから、夜も音楽聴けます。ボリューム9時ならまったく問題なしです。今聴いているのは、くつろいで聴けて、なおかつ楽しく聴けるジャズ。いつものピーターソンの「ロンドン・ハウス」のライヴ・アルバム。ジャズ・クラブ…
痛快でご機嫌なブルースが満載。スタン・ゲッツも好演。 ナッシン・バット・ザ・ブルース アーティスト:ハーブ・エリス ユニバーサル ミュージック クラシック Amazon ナッシング・バット・ザ・ブルース / ハーブ・エリス タイトル通りブルースに真っ向勝負した作品で、ハーブ・エリスの最高傑作に上げるジャズファンも多い名作。 リズム隊にベースのレイ・ブラウンとドラムのスタン・リーヴィ。 当時、二人共オスカー・ピーターソン・トリオに在籍していたこともあって、息のあったコンビネーションで、躍動感あふれる演奏を聞かせる。 ハーブ・エリスの演奏も当然ながら痛快極まりなく、熱く濃いフレーズを連発。 加えて…
www.nhk.jp 【目次】 世紀のジャズメン Elmo Hope「Hot Sauce」 Charlie Mariano「Darn That Dream」 Barney Kessel, Ray Brown, Shelly Manne「Satin Doll」 Serge Chaloff「A Handful Of Stars」 世紀のジャズメン 今回の特集は12月に入り、1年の締めくくりということで、今年生誕100年(1923年生まれ)のミュージシャンの特集でした。有名どころは、ミルト・ジャクソン、ウェス・モンゴメリー、レッド・ガーランドが生誕100年ですが、今回はあまりこの番組で取り上げられて…
ハンク・ジョーンズ、レイ・ブラウンを迎えた1970年代のトリオ作 ア・サイン・オブ・タイムス アーティスト:タル・ファーロウ ユニバーサル Amazon ア・サイン・オブ・ザ・タイムス / タル・ファーロウ タル・ファーロウは1954年に初リーダー作をリリース、一躍注目を集めたジャズ・ギターの名手。 1958年にいったん引退するものの、10年後の68年に復帰。 70年代後半からは50年代同様、毎年のように次々と佳作をリリースした。 本作はそんな彼の70年代を代表する作品。 ピアノにハンク・ジョーンズ、ベースにレイ・ブラウンという腕利きを迎えたトリオが悪かろうはずもなく、良い意味で肩の力が抜けた…
更に追記 2023.12.20 このアンプいいです。実にわたしの好みに馴染んできました。使用時間の増大にともなって、どんどん音がよく馴染んできてます。どんどんいい音で鳴ってきています。それが実感です。 当初、ジャズは雰囲気的に合わないなあと感じたのですが、今ではやみつきになりました。それも、フラットに、直「ソースダイレクトモード」で聴いています。これが一番いいです。最初からこのモードでジャズも聴けばよかったのです。クラシック音楽でも、ジャズでも。もう、これ一本で行けます。実によく鳴っています。 すぐにまたこのアンプで聴きたくなるので、たまりません。今、ソニー・ロリンズの「ワーク・タイム」を聴い…
No.3327【浮月堂 JAZZ名盤紹介】牧歌的な素晴らしいジャズ「ジミー・ジュフリー3」 今よりもジャズに夢中だった20代の頃、欲しいCDを色々なレコード屋で探していたのだが見つからない。すでにタワーレコードは札幌と渋谷にあったのだが、大阪にはまだなかった。 探していたジミー・ジュフリーの名盤「ジミー・ジュフリー3」は専門学校の研修旅行で行ったロサンゼルスのタワーレコードで見つけて購入した。初めて見たタワーレコードには驚いたものだ。クラリネット奏者であり、テナーサックスもバリトンサックスも演奏するジュフリーのこの名盤は牧歌的でなかなかいい。激しさのないジャズもいいものだ。ジュフリーのテナーサ…
www.nhk.jp 【目次】 シリーズJAZZジャイアンツ 52. ベン・ウェブスター Ben Webster Quintet「Soulville」 Ben Webster & Joe Zawinul「Soulmates」 Ben Webster Quartet「Old Folks」 シリーズJAZZジャイアンツ 52. ベン・ウェブスター 今月のジャズジャイアンツは9月20日が没後50年だったテナーサックスの大巨人:ベン・ウェブスターの特集でした。 ベン・ウェブスターは、レスター・ヤングとコールマン・ホーキンスとともに、クラシックジャズ界の3大テナーとして知られる大巨人です。本名は、ベンジ…