Lea Massari
イタリアの映画女優。 1933年6月30日、ローマ生まれ。
主な出演作: 情事(1960) 狂った情事(1960) ロード島の要塞(1961) さすらいの狼(1964) すぎ去りし日の…(1970) 好奇心(1971) 高校教師(1972) 狼は天使の匂い(1972) ジャン・ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街(1975) エボリ(1979)
情事 [DVD]
高校教師 [DVD]
狼は天使の匂い [DVD]
原題は「Les Choses de La Vie」(人生の選択) 働き盛りの中年男が、長年つれ添った妻と若い愛人の間を フラフラする話なのですが ロミー・シュナイダーは自身の主演作のなかで 本作が「もっとも好きな映画」と言っていたそうです オールバックにまとめた栗毛色の髪、クレージュのワンピース グリーンの瞳、日焼けした肌 ロミーの完璧な横顔に惚れない男は世界中にひとりもいない (ロミーがオークション会場で振り返るシーンの美しいことよ) ミシェル・ピコリに共感する殿方がほとんどだと思いますが 妻役を演じたレア・マッサリがいい女すぎた ラスト、彼女のとった行動に感動します 交通事故現場、ピエール…
情事(1960)(字幕版) ガブリエル・フェルゼッティ Amazon ★★★ 外交官の娘アンナ(レア・マッサリ)が恋人サンドロ(ガブリエル・フェルゼッティ)と友人クラウディア(モニカ・ヴィッティ)と共にヨット旅行に出る。アンナとサンドロの仲は今や微妙なものになっていた。無人島に上陸した一行だったが、そこでアンナが消えてしまう。捜索するサンドロとクラウディア。アンナはいつまで経っても見つからない。やがてサンドロとクラウディアは惹かれていき……。 失踪人探しで話を進めていくが当然ミステリではなく、残された男女の機微を描いている。アンナがどうやって消えたのかはまったくの謎だ。何もない無人島だからおそ…
原題は「LE SOUFFLE AU COEUR」(心のつぶやき) 「ラスト・タンゴ・イン・パリ」もでしたが、ヌーヴェルヴァーグとは 性のタブーへの表現の挑戦でもあったことがわかります 近親相姦ものとして有名な作品ですが そんなことは知らないで見たかった(笑) それだけの内容ではなかったからです (少年同士の)少年愛 ペデラスト(男色家)でペドフィリア (幼児愛好者) オナニー、初体験、不倫、家族愛 ありとあらゆるラブがてんこ盛り(笑) 変態を自覚する私でも、近親相姦(と暴力系と、スカトロジー)は ありえないと思っていましたが(他はあるのか 笑) 物語の中で母子の愛を非難することは決してありませ…
西部の無頼人 (字幕版) クレイグ・ヒル Amazon ★★★ 南北戦争末期。流れ者のクレイトン(クレイグ・ヒル)は妹と旅をしていたが、町に立ち寄った際、妹が宿屋で強姦されたうえに殺害されてしまう。遺留品によると殺ったのはジャック・ブラット(ホセ・マヌエル・マルタン)だった。クレイトンは彼を追って武器商人マレック(アンドレア・ボシック)の敷地へ。そこにはアロマ(レア・マッサリ)という女が囲われていて……。 マカロニ・ウェスタン。南北戦争というアメリカの建国神話を背景にしているのが新鮮だった。今だったら文化盗用とか言われそう。しかし、門外漢にとっては他国の神話を語ることの背徳感がたまらない。 西…
映画「エボリ」は、1979年に公開されたイタリア映画である。監督はフランチェスコ・ロージ、出演はジャン・マリア・ヴォロンテ、イレーネ・パパス、レア・マッサリなど。 この映画は、イタリアの作家カルロ・レーヴィが、ファシズム政権下で政治犯として流刑された体験を綴った自伝的小説「キリストはエボリに止りぬ」を原作としている。 映画は、1935年、イタリアの南部にあるルカニア地方の貧しい村に、政治犯として流刑されたユダヤ人医師カルロ・レーヴィ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)が、村人たちと交流していく様子を描いている。 レーヴィは、当初は村人たちに冷たくあしらわれるが、次第に彼らの信頼を得ていく。彼は、村人…
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は393本目。タイトルはミケランジェロ・アントニオーニ監督による、1962年日本公開作品「情事」。特典映像としては、特に無し。「太陽はひとりぼっち」「夜」など本作を含む「愛の不毛」三部作で有名な、イタリア映画界の巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督による愛の不条理劇。1960年度のカンヌ映画祭では「審査員特別賞」ほか3部門を受賞し、同年度ロンドン映画祭でも「グランプリ」を受賞している。またフランスパリでは5か月間のロードショー記録を樹立するなど、非常に挑戦的な内容にも関わらず、世界中で評価されている作品だ。エオリエ諸島に…
アンナの出会い(字幕版) オーロール・クレマン Amazon ★★★★ 映画監督アンナ(オーロール・クレマン)は最新作のプロモーションのためにヨーロッパ各地を回っていた。ドイツの地方都市では小学校教師のシュナイダー(ヘルムート・グルーム)とベッドを共にする。駅のホームで元カレの母親イーダ(マガリ・ノエル)と遭遇し、子を持つことの尊さを説かれる。ブリュッセルで母親(レア・マッサリ)と再会した後は、パリで恋人ダニエル(ジャン=ピエール・カッセル)と会う。 今まで観たシャンタル・アケルマンの映画は固定カメラによる長回しが特徴だった。それに対して本作はカメラが動いている。人物を追っている。ただし、固定…