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ルイージ

(ゲーム)
るいーじ

任天堂のゲーム、マリオシリーズに登場するキャラクター。
世界のスーパースター、マリオの双子の弟。1983年『マリオブラザーズ』の2プレイヤー用キャラクターとしてデビュー。愛すべき緑のヒゲの人。
名前の由来は「類似」のもじりと宮本茂氏が言ったといわれていたが、これは俗説で、実際にはNintendo of Americaのスタッフが命名したとされる。1985年に発売された『スーパーマリオブラザーズ』まではマリオとの性能差はなかったが、初めてマリオと差別化が図られたのは1986年の『スーパーマリオブラザーズ2』。マリオに比べてジャンプ力が高く、床をスリップしやすいという設定だった。
しかし『スーパーマリオブラザーズ3』では再び只の2Pキャラに転落。続く『スーパーマリオワールド』でも同様。辛酸を舐めることとなる。『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』でベビィルイージがさらわれ役として登場するも、『スーパーマリオ64』に至ってはそもそも出演していない。
そんな様子を漫画家の吉田戦車氏が目を付け、ファミコン通信連載の『はまり道』で兄マリオへのうらみ・つらみ・ねたみ・そねみ・ひがみ・その他各種のコンプレックスにまみれたキャラクターとしてのルイージ像を作り上げ、一部で大人気に。
マリオテニス64』では、ルイージのライバルとしてワルイージが初登場した。
ルイージを評価しようという機運が序々に高まる中で2001年9月、任天堂が発売したゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」で通例のマリオの新作をさしおいて本体と同時発売の『ルイージマンション』によりとうとう念願のソロデビュー。
2001年11月に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズDX』にも出演するが、こちらはディレクターの桜井政博氏が『はまり道』でのルイージに影響を受けて作り上げられた為、マリオを踏んで出てくるわ*1「ルイージロケット」という脱力物の技はあるわで、ルイージ=ダメな人・影の薄い人のイメージは完全に定着した。『スーパーマリオ64DS』でもキノピオに存在感の薄い人と認知されており、透明ルイージに変身する事が出来る。
マリオ&ルイージRPG』でもそのダメキャラぶりはいかんなく発揮されており、プレイすれば誰もが彼の魅力にメロメロになってしまう事請け合いである。
2006年5月に発売された『Newスーパーマリオブラザーズ』では対戦モード、ミニゲームでプレイヤーとして登場する。隠しコマンドによりマリオの代わりに使うことが出来るが、やっぱりマリオと性能は変わらない。
2006年12月2日のWii発売日には、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaにて、関係者に連行される姿が目撃されている。
2007年に発売された『スーパーペーパーマリオ』においては、持ち前のルイージ節を発揮しつつ、パーティキャラ、ボス(ミスターL)、更にはラスボス(スーパーディメーン)まで務め上げるという、(色んな意味で)前代未聞の大活躍を果たした。
2013年、『ルイージマンション2』にて『ルイージマンション』以来およそ12年ぶりに再び主役を張った。

マリオミッシング

正式名称は「Mario is Missing!」
ジャンルはアドベンチャー。「THE SOFTWARE TOOLWARKS」という会社が任天堂から正式なライセンスを受けて制作した子供向けの地理学習ゲームである。1992年にPC Dos版、1993年6月にSuper NES(スーパーファミコン)版、1993年7月NES(ファミコン)版が発売されている。
クッパ城に捕らわれたマリオを助けるため、ルイージとヨッシーが世界中を大冒険するという内容。
ルイージが初の主人公を勝ち取ったゲームであるが、海外のみのゲームである上に制作も発売も任天堂でないため、日本では全く知られていない。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおけるルイージ

シリーズ皆勤賞。いずれのシリーズも隠しキャラとして登場。
バランスの取れたマリオに対し、ルイージは癖の強いキャラクターとなっている。

必殺ワザ/最後の切りふだ

通常必殺 - ファイアボール
手から火の玉を放つ必殺ワザ。マリオのものとは異なり、玉は跳ねることなく真横に飛ぶ。
上必殺 - スーパージャンプパンチ
上方向にジャンプしながら相手を突き上げる必殺ワザ。普通に当てた場合は1発しかヒットしないが、出した瞬間に相手に当てることで「ファイアジャンプパンチ」となり相手を大きく吹き飛ばす。
下必殺 - ルイージサイクロン
体を回転して相手を真上にほうり上げる必殺ワザ。「マリオトルネード」と異なり、1発しかヒットしない代わりに威力が高い。『X』では複数ヒットするようになった。
左右必殺(DX,X) - ルイージロケット
ロケットのように横へ飛び頭突きを仕掛ける必殺ワザ。溜めることで飛行距離がアップする。1/8の確率で暴発し、高い飛行距離で移動できる。ピカチュウの「ロケットずつき」に類似している。
最後の切りふだ(X) - ネガティブゾーン
エスニックな音楽と共にルイージの周りにネガティブゾーンを形成し、ネガティブゾーンの中に入った相手に様々な状態異常を与える。

*1:「レギュラー戦」の「アドベンチャー」でとある特殊操作をすると見れる。

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