アメリカの名門証券会社で投資銀行でもあるリーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)が2008年9月15日に連邦倒産法第11章の適用を連邦裁判所に申請すると発表して事実上破綻したことによる世界の金融市場に与えた衝撃のこと。
日本法人であるリーマン・ブラザーズ証券も負債3兆4000億円という戦後2番目の大型破綻となり、国内各金融機関は多額の同社債権・貸付金を保有していたことから、メガバンクを中心に業績の悪化を招いた。
その余波は取引先や投資家*1に及び、消費の低迷もあって大型企業は大幅な赤字を計上。
08年の上場企業倒産数は33社*2と戦後最多となった。
このリーマン・ショックは2010年5月現在ではやや持ち直しつつあるものの
以前厳しい環境の続く業界もあるほか、失業率も極めて悪化している状態にある。
第38話:パートナーが帰ってこない日々、二度目の「一緒に死んでくれ」※現在、当方のネット環境に通信障害が発生しているため、11月30日の公開に間に合いませんでした。