(古東スラヴ語:Рюрикъ、英:Rurik)
862年にラドガ(現在のロシア連邦・スタラヤ・ラドガの辺り)を支配し、ノヴゴロドを建設したとされる、ルーシの最初の首長である。リューリクの後裔は、キエフ・ルーシから16世紀のロシア・ツァーリ国に至るまで、公、大公、ツァーリなど支配者として君臨した。後世に同名の君主があるため、リューリク1世とも呼ばれる。リューリク(Riurik)は、現在の英語の名前のロデリク(Roderick)と関係している。古ノルド語のRørik(有名な支配者の意)が由来である。