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リボルバー

(映画)
りぼるばー

リボルバー

(アート)
りぼるばー

男性向けファッションブランド。
所謂、裏原宿系にカテゴライズされている。


* リストリスト::ファッションブランド

リボルバー

(マンガ)
りぼるばー

リスト::漫画作品タイトル

ZERRY藤尾の著作。成年向けコミック。
ISBN:4877345558

リボルバー

(一般)
りぼるばー

revolver
リヴォルヴァー。
revolveは「旋回する」、「周回する」の意味で、回転式弾倉(輪胴式弾巣・シリンダー)を持つ拳銃を指す。

基本構造

弾薬の装填時、シリンダーを開放しないソリッド式、シリンダーが横方向に振り出されて開放されるスイングアウト式、銃が中間で折れ曲がりシリンダーが上下左右のいずれかに開放される中折れ式(ブレイクオープン式)がある。
現在はアメリカを中心として改良の進んだスイングアウト式が主流で、ブレイクオープン式はアンティークレプリカに、ソリッド式は強力な弾薬を使用する趣味性の強い製品などの一部に使われる程度である。

メカニズム面では、発射時の撃鉄の操作を常に手動で行うシングルアクション(SA)と、引き金により撃鉄の引き起こしが可能なダブルアクション(DA)がある。
殆どの製品が人間の操作のみによって動作するため、発射時の反動を利用するオートマチック式ピストルなどよりも信頼性が高いと評される事が多い。

部品が回転動作を行う部分が多い事から外観も曲線を多用する事が多く流麗なデザインの製品が多い。
その反面、製造に手間隙がかかる傾向があったが、近年はコンピュータ制御による製造機械の導入が進歩して製造時間とコストダウンに貢献している。

装弾数

一般的には性能と携帯性のバランスから装弾数が6発のものが多いが、小型化を重視したモデル、例えばS&W社のM36チーフスペシャルや日本の警察が使っているニューナンブM60などは5発、より小口径のものでは12発などと欲張って実用性の低いモデルもある。

カートリッジ

使用する弾薬のカートリッジ形状は基本的にリムドタイプ*1であるが、専用オプションでセミリムドカート*2に対応したり、リムドカート*3を使用可能である。

また、構造によっては設計サイズと全長が少々違うカートを使っても口径さえ合っていれば発射出来る場合があり、強装弾*4・リロード弾*5を使っても動作不良を起こし難いなどの利点もある。
これも、信頼性の高さと評される一面である。

長所

操作においては、DAの場合ただ引き金を引くだけで発射が可能であり、不発が発生した場合も同様に引き金を引く事で次弾が発射される。
そのため予備知識が無くとも容易に取り扱える。

短所

全弾発射後の再装填に時間がかかる。
前述の基本構造の違いは、それを解消するための改良の結果とも言える。
初期にはシリンダーそのものを交換する運用方法などが試されたが、現在はスイングアウト式にリロードクリップ(スピードローダー)の組み合わせが最善とされている。

装弾数を増やすとシリンダーの直径が大きくなり、横幅が増して携帯性が悪化する。
市場で淘汰された結果から最善は6発、多くとも8発が限界と判断された様だ。

人間の操作のみで動作を行うため、自動式と比較すると連射性に劣る。
連射性を向上させるための工夫*6が少なからず試されたが、現在は実用上連射性は必要無しと結論されている様だ。

また、その結論に立ち向かい、自己鍛錬により向上を図る者も少ないながら存在する。

安全性

現在通常に流通している製品の多くには、オートマチック式ハンドガンに多くみられる様な独立した手動安全装置は殆ど採用されず、構造上自動的に機能する安全装置(トランスファーバーシステム、ハンマーリバウンドロックシステムなど)が主流である。
それらは、構造上引き金を引ききらない限りは撃鉄等の激発機構がカートリッジに接触することはなく、ほぼ完全な暴発防止となっている。

自動安全装置が採用される以前は、撃鉄が倒れている状態でも何かの衝撃で暴発する可能性があり、あえてシリンダー内の一箇所だけにカートリッジを装填せず、安全対策とする事もあった。
その他、ハーフコックポジションと呼称される、シリンダーの回転・ハンマーの前進・トリガーの後退等をブロックする状態、シリンダーの回転中間位置にハンマーを倒しておく状態など、様々な安全対策が考案されている。
(もちろん、独立した手動安全装置を備えたモデルも存在する)
また、日本国の警察の様に、引き金の後部に専用のゴム部品をかませることで引き金を引けなくして、安全装置とする場合もある。

近年では、鍵状の専用のツールを用いて完全に機能を固定させるシステムが組み込まれる事が多い。
これは、鍵の管理者以外による発砲を防ぎ、銃の操作方法を知らない人や危険性を認識していない幼児による事故を防止したり、盗難後に容易に悪用される事を防止するなどの目的で採用されたもので、根本的にはアメリカ国内でのメーカー責任を問う訴訟に対する措置と言われる。

*1:カートリッジ最後部外周に出っ張りのある形状

*2:カートリッジ最後部外周の出っ張りの前に溝がある形状

*3:カートリッジ最後部外周に溝のみがある形状

*4:通常より装薬の多い弾

*5:一度使用したカートを再生した弾

*6:オートマチック式リボルバーなど

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