The Talented Mr. Ripley
1950年代。青年トム・リプリーは、アメリカ人富豪グリーンリーフ氏から放蕩息子ディッキーを連れ戻して欲しいと依頼され、ヨーロッパに渡る。大学時代の友人と偽ってディッキーに近付くものの、次第にリプリーはディッキーの奔放な魅力に引き寄せられていく。だがディッキーの本心を知ったリプリーはディッキーを殺害し、彼に成り代わろうとする。
パトリシア・ハイスミスの原作を映画化した名作『太陽がいっぱい』のリメイク。陰のリプリーを演じたマット・デイモンと対照的に、眩しいばかりの魅力をジュード・ロウが振りまき、本作でアカデミー賞助演男優賞候補となった。