池袋というところにうなぎの寝床のような西武百貨店があります。その南の端にリブロという大きな書店があります。西武百貨店は亡くなられた堤清二(辻井喬)さんという人が社長・会長を務めてた時期があったのですが、堤さん・辻井さんが池袋西武内の書籍売り場で安部公房の「燃え尽きる地図」を購入しようとしたけど見つからず、店員に訊いたら地理関係のところにあったという経験から、外部から人材を招いて書籍売り場作り直し、その作り直した書籍売り場が独立したのがリブロです。もともとは西武百貨店・西友傘下でしたがいまは書籍取次会社の傘下です。広い売り場で、大学生の頃には人文系で探したい本があった場合、八重洲ブックセンター、…