Richard Linklater 監督、脚本家、プロデューサー
実験性に富んだ作品を多く発表する一方、『スクール・オブ・ロック』や『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』などファミリー層にも照準を定めた作品を発表している。 『恋人までの距離』でベルリン国際映画祭監督賞を受賞、『ビフォア・サンセット』で2004年度のアカデミー賞脚色賞へのノミネートを受けている。
「それで要点は?」 「要点なんかないよ」 原題は「Boyhood」(少年時代) まるでどこかの家庭のドキュメンタリーを見せられているようですが(笑) れっきとしたフィクション 12年もの間、毎年同じスタッフ同じキャストが集まり 脚本にミーティングで出たアイディアや 子どもたちの成長に合わせた変更を加えながら撮影していったそうですが そのようなタイムラグがあったとはとても思えません 主人公を演じた少年は、撮影が始まった当時のことは覚えておらず 12~13歳頃になって演技を意識するようになったそうです 姉を演じたのは監督の実娘で、さすがに途中で 「私の役、死んじゃだめ?」と監督に頼んだそうです(笑…
三部作あってこそと思わされる人生の深み。 「人間関係の深さと愛の奥深さの集大成『ビフォア・ミッドナイト』」 www.youtube.com リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク&ジュリー・デルピー主演の人気ラブロマンスシリーズ第3作。 列車の中で出会ったアメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌが、夜明けまでの時間を過ごした「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」(1995)、同作から9年後の2人を描いた「ビフォア・サンセット」(2004)に続き、前作から9年を経た2人の現在を描く。 双子の娘に恵まれ、パリで一緒に暮らすジェシーとセリーヌ。2人は友人に招かれてバカン…
「ビフォアサンセット」 www.youtube.com リチャード・リンクレイター監督がイーサン・ホーク&ジュリー・デルピー主演で手がけた1995年製作の恋愛映画「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編で、2013年製作の「ビフォア・ミッドナイト」へと続く3部作の第2作。 本作よりホークとデルピーも脚本に参加し、9年ぶりに再会した2人がパリの街で過ごすひとときを、ほぼリアルタイムで描き出す。列車の中で出会い、ウィーンで一夜だけを共に過ごしたアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌ。 9年後、作家となったジェシーは新作のプロモーションのために訪れたパリの書店で、思いがけずセリーヌと再会する…
人の繋がりは時間的優雅さから醸成される。 「会話で綴る時の優雅さ『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』」 www.youtube.com 列車の中で出会ったアメリカ人青年ジェシーとフランス人女性セリーヌ。意気投合した彼らはウィーンで途中下車し、14時間だけという約束で一緒に過ごすことにするが……。 リチャード・リンクレイター監督が贈る、極上のラブ・ストーリー。ウィーンの街を歩きながら2人が交わす、時に他愛なく、時に哲学的な会話の数々が光る。 2004年には、本作より9年後の彼らの姿を描いた続編「ビフォア・サンセット」、13年にはさらに9年後を描いた「ビフォア・ミッドナイト」も…
私は夢がある映画が好き。 息子は「バットランズ」を、 私は「ママは行方不明」を観ることに。 それがシアター3に入ると、なんと誰もいない! 真ん中に私がひとり。 ひとりでも上映してくれるのかな? と心配で落ち着かない💦 始まる頃に若い女性がひとり入ってきた(ふう)。 バーナデット(ケイト・ブランシェット) テーマは「いくつになっても 何度でも人生は リスタート(restart)できる。」という 「希望に満ちた ヒューマンコメディ」。 うん、そうだな!と納得。 でも、待てよ! 私に特技とか才能あった? ないよね💦 ということは自分にはリスタート(restart)という言葉は ない!
「バーナデット ママは行方不明」2023年9月23日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時25分より鑑賞(スクリーン1/C-7) ~リチャード・リンクレイター監督とケイト・ブランシェットが、ある女性の人生のやり直しを魅力的に描く ケイト・ブランシェットといえば、ユニークな女性指揮者を演じた「TAR ター」が今年公開になったが、これまでにも「エリザベス」「アビエイター」「あるスキャンダルの覚え書き」「オーシャンズ8」「ブルージャスミン」「キャロル」などで様々な女性を演じてきた。その演技力は誰からも一目置かれる存在だ。 そんな彼女が自ら出演を希望したという映画が「バーナデット ママは行…
『ビフォア』シリーズや『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督がケイト・ブランシェットを主演に迎え、マリア・センプルのベストセラー小説『バーナデットをさがせ!』を映画化。 youtu.be 優秀な夫と可愛い娘に恵まれ、何不自由なく暮らしているように見える主婦のバーナデットだったが、彼女は極度の人間嫌いだった。 成績優秀な娘にせがまれて一家で南極旅行に行くことになったが、バーナデットの心には心配ごとばかりが押し寄せる。本当は行きたくないが、中止にしたら娘が悲しむ。次第に息苦しくなっていく彼女。ある事件をきっかけに彼女は忽然と姿を消す。 バーナデットの夫・エルジーを『ジャ…
15 (Sat). April. 2023 新海誠監督最新作、『すずめの戸締り』が先日イギリスでも公開されました。早速見に行ってきた訳なんですが、鑑賞後映画とは全く関係のない所で中々複雑な気持ちにさせられた映画でもありました。 『すずめの戸締り』、イギリスでも漸く公開されました!早速見てきたんですが、PG指定で、理由の一つがsexだったんですね。何も無かったけどな?と思い帰って調べた所、淫らなジョークと性的な仄めかしの為だそうで。それって「人気者なんですね」のトコだろ?ふざけんな、ってなりました(続く) pic.twitter.com/PaUE9lQUj2— Sail (@Sailcineph…
★★★★☆ あらすじ 再婚と離婚をくり返す母親のもとで暮らし、定期的に実の父親とも会いながら成長していく少年の姿を描く。原題は「Boyhood」。166分。 www.youtube.com 感想 6歳の子供が18歳になるまでの12年間が描かれる。これを実際に12年かけて撮影しているのがなんと言ってもすごい。主人公が6歳の時も18歳の若者になった時も同一人物が演じている。当然両親や姉など他の登場人物も、最初から最後のシーンまでの間に12歳分、本当に年を取っている。 思春期になった主演の少年が突然映画に出ることを嫌がって、撮影中止の危機が訪れたりしなかったのだろうか?などと撮影の裏側がいろいろ気に…
引用元:amazon.co.jp 2014年のアメリカ映画 先日ご紹介した英BBCが選ぶ21世紀の映画ベスト100で堂々の第5位に輝いた作品 評判が良すぎるのと子供が主演の作品という理由で、ずっと観るのを後回しにしてきた作品 原題は「Boyhood」 6才の少年メイソン・ジュニアは、姉のサマンサと一緒に母オリヴィア(パトリシア・アークエット)の地元ヒューストンに引っ越しをする 離婚した父親のメイソン・シニア(イーサン・ホーク)は一家を養う責任も負わず、音楽活動にかまけていた 曲作りのためとアラスカに旅立ったかと思ったら、しばらくしてまたテキサスに戻ってきて週末に会いたがっては遊んでくれる だら…
・ライアン・ゴズリング・ ・エミリー・ブラント・ ・ステファニー・スー・ ・ドリュー・ピアース・ ・テリーサ・パーマー・ ・ハンナ・ワディンガム・ ・ローガン・キム・ ・メイジー・ウィリアムズ・ ・ハンナー・マリー・ウィリアムズ・ ・マッケナ・グレイス・ ・ジェームズ・エイキャスター・ ・フィン・ウルフハード・ ・ライアン・ゴズリング・ 代表作:俳優「きみに読む物語」等 ●「Letterboxd」の「Four Favorites with Ryan Gosling, Emily Blunt, Hannah Waddingham, Stephanie Hsu &…
●概要 ●海外勢951名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記:文字数制限のため「日本勢」リンク集独立
Boyhood 私:2014年の映画、Patricia Arquetteが出演している映画「Boyhood」を簡単に紹介してくれる? ChatGPT:2014年の映画「Boyhood(邦題:6才のボクが、大人になるまで。)」は、リチャード・リンクレイター監督による革新的な作品です。この映画は、特筆すべき特徴として、同じキャストを使い、12年間にわたって撮影されました。物語は、子供時代から成人に至るまでの12年間を追うもので、主人公のメイソン(エラー・コルトレーン)の成長と変化をリアルタイムで描いています。 パトリシア・アークエットは、メイソンの母親オリビア役を演じ、彼女の力強く感情豊かな演技は…
全3項目 ●関連記事 ●「aframe.oscars.org」の「James Ponsoldt: 5 Films (and One Short) That Influenced My Directing」より12本 ●「indiewire.com」の「The Best Films of the ’90s: Edgar Wright, Lulu Wang, Bill Hader, John Boyega, and More Share Their Picks」より10本 「オールド・ジョイ」より 全3項目 ●関連記事 TVドラマ脚本「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックス」、 「シュリンキン…
1995年公開の映画『ビフォア・サンライズ』。リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー主演。未見であれば今すぐブログを閉じて、動画配信で観てほしい。お金のないジェシーがウィーンのBARで赤ワインを譲ってほしいと頼む。 粋なバーテンダーはジェシーに一本の赤ワインを渡す。その夜、公園でふたりは結ばれる。だから赤ワインを使ってジェシーとセリーヌに捧ぐビフォア・サンライズのパスタを作りろう。 赤ワインと玉ねぎのパスタ 赤ワインと玉ねぎのパスタの材料 赤ワインと玉ねぎのパスタのレシピ 赤ワインと長ネギのショートパスタ 赤ワインと長ネギのショートパスタの材料 赤ワインと長ネギの…
(画像は公式Twitterから転載) モスクワから、世界の果てのような北部の街・ムルマンスクへと向かう寝台列車で、一組の男女が相席となる。 男から見れば、女は、かわいいけど不愛想。イヤホンで音楽を聴いたり、窓の外に向かってビデオカメラを回したりするばかりで、世間話もできない気取ったやつ。いつも仏頂面で、イライラしていて、いったい何が楽しくて生きているのかまったく想像もつかない。 女から見れば、男は、自分が住んでいる文化的な世界とはおよそかけ離れた、低俗で野蛮な人間。暇さえあれば酒を飲み、ぐいぐい絡んでくる。興味本位の質問が、とにかくだるい。距離の詰め方がウザい。いったい何のために生きているのか…
「ティル」 傑作だった。本来、黒人映画は苦手なのですが、この作品は1955年当時のアメリカの異様な緊張感と黒人差別の現実の重苦しいほどの圧迫感に投げ込まれてしまいました。しかも、映像作品としても非常に優れていて、明るいオープニングの中にも張り詰めた何者かを感じさせながら、じわじわと観客を当時のアメリカに引きづり込んでいきます。メイミーを演じたダニエル・デッドワイラーの圧倒的な演技力に涙が止まらないし、テーマに沿って色彩にもこだわった絵作りも一級品の仕上がりになっています。考えさせられるメッセージも押し付けがましくなく伝えてくるし、それでいて娯楽性も兼ね備えている作りが上手い。エメット・ティル殺…
◎新作ロードショー ローリング・ガール 《2月2日(金)から 東京 シネマート新宿ほかで公開》 韓国料理・キンパの店を任された女性が、様々な客との出会いを通して成長する。(2023年 韓国 監督/クァク・ミンスン) フジヤマコットントン 《2月10日(土)から 東京 ポレポレ東中野ほかで公開》 山梨県の障害福祉サービス事業所「みらいファーム」の日常を記録。農作物や花を育てたり、綿花を栽培し、糸にして織物にする日々。(2023年 日本 監督/青柳拓) Floating Holidays 《2月16日(金)から 東京 キネカ大森ほかで公開》 産業医から適応障害と診断され、療養生活を送る女性。弟との…
ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド、アンディ・ロビンソン、レニ・サントーニ(チコ)、ハリー・ガーディノ(ブレスラー警部補)、ルース・コバート(スクールバス運転手)、ジョン・ミッチャム(フランク)、ジョン・ヴァーノン(市長)ほか出演の『ダーティハリー』。1971年作品。日本公開72年。PG12。 www.youtube.com www.youtube.com サンフランシスコで無差別狙撃事件が発生。犯人は警察に対し、10万ドルを支払わなければ、次の犠牲者を狙うと通告してきた。殺人課の刑事ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)は必死の捜査の果てにサソリと名乗る犯人(アンディ・ロビ…
チネでミツバチと私。予告編だけで主演のこの子の眼差しに心を射抜かれてしまい、もっといろんな表情が見たくなって劇場へと足を運びました。説明的な台詞や演出は皆無、主人公とその周囲の目線でもって束の間の夏のバカンスを見つめているような感覚に陥る臨場感、ミツバチの羽音や森を流れる川のせせらぎ、緊張をはらむ場面の手ブレなどでその時々の心情を丁寧に描き出していると感じました。 主人公は8歳にして既に子どもと呼ぶのが憚られるというか、性別への違和感でがんじがらめになってしまって身動きが取れなくなっている様子を思慮深く寡黙に演じていて、まだティーンとも呼べない幼さなら相応の屈託なさも見せて欲しかったしその振れ…
何回書いても体裁の定まらない記事。 2023年は208回映画館で映画を見た。新作旧作混じっているのと複数回見たものがあるので、新作は多分195本くらい。 ベスト レッド・ロケット(ショーン・ベイカー) 哀れなるものたち(ヨルゴス・ランティモス) ノック 終末の訪問者(M・ナイト・シャマラン) アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(ジェームズ・グレイ) イニシェリン島の精霊(マーティン・マクドナー) ザ・フラッシュ(アンディ・ムスキエティ) 大いなる自由(セバスティアン・マイゼ) Pearl パール(タイ・ウェスト) カード・カウンター(ポール・シュレイダー) エブリシング・エブリウェア・オール…
2023年はかなり忙しかったので、何年ぶりにかで鑑賞本数は新作/旧作/洋画/邦画併せて300本を切った(そのうち新作洋画は50本ほど)、それでもいつものように幾つかの素晴らしい映画に出逢えた、、、真の一位は<ファーストカウ>なんだけど、なんせ<GOG>贔屓なんよ~ ちなみに、鑑賞予定で見逃した作品は<ショーイングアップ><西湖畔に生きる><バーナデッドママは行方不明><栗の森のものがたり><ヒッチコックの映画術><ザクリエイター/創造者><サントメール_ある被告> 1 ガーディアンズオブギャラクシーvol.3/ジェームズガン 2 ファーストカウ/ケリーライガート 3 枯れ葉/アキカウリスマキ …
たぶん見た順。コンパートメント No.6(ユホ・クオスマネン) フェイブルマンズ(スティーブン・スピルバーグ) ※イスラエルによるガザでの虐殺と、それを監督が支持した点をふまえても、今年見た中で忘れがたい一本ではある アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(ジェームズ・グレイ) 小説家の映画(ホン・サンス) アステロイド・シティ(ウェス・アンダーソン) インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(ジェームズ・マンゴールド) クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(デヴィッド・クローネンバーグ) 遺灰は語る(パオロ・タヴィアーニ) 枯れ葉(アキ・カウリスマキ) ショーイング・アップ(ケリー・ライカート) サ…
1.スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』 2.マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 3.宮崎駿『君たちはどう生きるか』 4.ウェス・アンダーソン『アステロイド・シティ』 5.マット・ジョンソン『ブラックベリー』 6.グレタ・ガーウィグ/ノア・バームバック『バービー』 7.ルカ・グァダニーノ『ボーンズ アンド オール』 8.アキ・カウリスマキ『枯れ葉』 9.ベン・アフレック『AIR/エア』 10.ミカエル・アース『午前4時にパリの夜は明ける』 11.松本優作『Winny』 12.ダリオ・アルジェント『ダークグラス』 13.立川譲『BLUE GIANT』 14.ト…