[仏] Rafale
ラファールは、フランスのダッソー (Dassault Aviation)社で製造された戦闘攻撃機。
フランス空軍・海軍でマルチロール機として運用されている。当初、フランスはイギリス、ドイツとの共同開発で欧州戦闘機開発を行っていたが、政治的理由で脱退。その後、単独で開発に着手し、完成させたのが同機である。
機体名称は、フランス語で「疾風、突風」の意味である。
2012年1月31日、ダッソー社はインド空軍に126機を売却することが決まったと発表。総額は約120億ドル。ラファールの輸出はこれが初めてである。126機のうち18機は2012年までに仏から輸出され、残りの108機は一部を除きインド国内で生産されるという。インドは国産戦闘機の開発を進めており、ラファールの生産を通じ軍事技術の獲得も狙っているとみられる。